それでも世界は美しい 115話 21巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

花とゆめ, それでも世界は美しい

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花とゆめ17号の それでも世界は美しい、感想です

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ネタバレ配慮してなくてすみません

■ウルスラを守る アーウラ、捕われてしまったアーウラを守る ウルスラ、必死に生きようとする その光景を見ても、この時のリビは 何一つ感じないんだな・・・

ウルスラ姫を丁重に扱うリビ。氷の王家 一族とその家臣についても “殺すな” と命令はしてたみたいだけど、抵抗が激しく混戦状態になったため全滅、「まあでも仕方無いか 戦争だしな」

その言葉をウルスラの前で言えてしまう、リビの非情さ・・・。ウルスラが 悪魔だと思うのも 無理ないですね (ノ_・。)

(この世に悪魔など いないと思っていた)(いたのだ ここに そして私の中にも)

■王城から逃げてきた使用人たちと会った ネロ。大国軍に城が攻められたことを聞きつけて 駆けつけてる途中だった・・・ってことなんだろうな きっと。

ウルスラだけは 生きていること、しかし 大国に連れて行かれてしまったことを知って、再び走り出すネロだけど 王城どころか市街地にも近寄れない。

■初めてウルスラと出会った所で ボロボロのアーウラを見つけたネロ。置いて行かれてしまったのか・・・手当てもしてもらえないまま。

アーウラが ウルスラを守ろうとしたことを、ネロだけでも労ってくれて よかった・・・けど 悲しすぎて泣いた・・・。

ネロは アーウラを故郷に連れて行ってあげたけど、聖域は荒れ果てていた。大国軍は ここから攻め込んできたってこと? アーウラの目が切なくて 本当に泣いてしまう (´;ω;`)

■大国に連れて行かれる前に、ウルスラも 荒らされた聖域の光景を見ていた。涙さえで出ず、ウルスラの心が 決定的に凍りついたのが その時。

(捕らえられている城に 太陽王が訪れることはなく 宰相と文臣が時折訪ねてきた

誰に何を言われても 水の中で音を聞いてるみたいだった 一日中 暗い部屋の中で 心が死んでく音を聞くだけの日々)

リビは ウルスラに会おうとはしない。それを咎めるバルドだけど、逆に “王様命令” を下されてしまう。

「ああ そうか お前 ウルスラを抱いてこいよ」「出来た子供は 俺のだってことにしとくし 大ざっぱに王家の種ならいいだろ」

氷が滅んでから 増々おかしくなってしまったリビに、バルドですら 何も言えなくなってしまっていく・・・ (´A`。)

■泣きながら ウルスラを襲うバルトだけど、いくらリビの命令でも そんなこと出来るわけない。

バルト、ウルスラの「泣かないで」に 救われたというよりも、逆に 精神的に追い詰められてしまった感じかな・・・。もちろん、バルトが 命令に背いてくれて よかったけど、ウルスラに優しくされるのは ツラかったと思う・・・

(引き延ばされた弦が切れるように 宰相は そのまま泣き崩れて 長いこと起き上がらなかった

やがて“忠誠の甲斐無し”と呟いて 静かに部屋を出て行った その足で その人は どこか遠くへ行方をくらませたらしい)

■ウルスラは 自分の全てが憎しみに染まらないように、心を凍らせて耐えていた。でも ネロという愛する存在が 目の前に現れたら、心を凍らせたままなんかじゃいられなかったんだよね。

ネロが助けに来てくれた っていうのは本来、ウルスラにとっての“希望”であってほしいのに、皮肉にも 心を溶かしたことによって“憎しみに染まる”瞬間を生み出してしまった・・・ということなの? (´;ω;`)

(彼をひと目 見たとたん 決意の全ては吹き飛んだ 私の心は再び 血が通い 感情は蘇った

そしてそれは皮肉にも 私を黒い濁流の中に引きずりこむのだった)

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

ネロ パシャリ! この後のこと考えると 複雑な気持ちになるけど、ウルスラとネロの絆は スゴイな、と純粋に思った

それでも世界は美しい115話

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