素敵な彼氏 54話 14巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

別冊マーガレット, 素敵な彼氏

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別冊マーガレット9月号の 素敵な彼氏、感想です

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ネタバレ配慮してなくてすみません

■いざ覚悟を決めて 桐山くんの家へ来たものの、玄関へ入った途端 桐山くん 急接近!!! に思わず 固まってしまう ののか。

靴は 脱がないのか、想像とは違って 靴を脱ぐ間もないのか、ののかには わけが分からなくて 走馬燈がよぎってしまうくらいだったが・・・?

「ははは ごめん 靴ぬごうとしたら よろけた」

「よろけた!?」

壁ドンでも なんでもなく、ただ よろけただけだったし、やっぱり 靴は脱ぐし、家には 誰もいない! 親いてダメでしたパターン 回避!


切羽詰まって いきなりの・・・ なんて 桐山くんらしくなくなくない!?? と思っていたから そうではなくて ホッとしつつ・・・

よろけただけか――――い!!!!!! って、つい ツッコんじゃったじゃないのよ 桐山くんやい (*゚▽゚*)

だって 本当に、うっかり よろけただけ・・・なんだよね?

ののかの覚悟を確かめてる感じとか 様子を伺ってる感じがするから、もしかして わざとでは? とか一瞬 勘ぐっちゃったけど、違いますよね。

もしかして 桐山くんも、実は けっこう緊張してる!?? (*´艸`)

ののかを リビングに通した 桐山くん。お茶を出して ソファーに座って、いつもと変わらない様子。

 (あれ?  なんか普通に遊びに来たみたくなってるけど 会話から入るかんじ!?  なの!?)

 (私も普通にしてたほうが いいんだろうか・・・)

 (確かに 別にいつも  そーゆー会話してるわけじゃないし・・・)

 (いや!! でも時々あったよね 桐山くんからは!!  『ぜんぶ見せる』とか 見せてもらえるじゃん 今日!!)

 (でも私も いろいろみせることになる!!)

ののかが ものすごく緊張していて 困惑していること、もちろん 桐山くんも気づいているはず。

だけど 時間は限られている、タイムリミットは 7時。前置きの時間は終わり、桐山くんから いよいよ 本題に入る一言が・・・!

「部屋 行く?」

■心の中で 謎の占いを始めてしまいそうになるくらい テンパりつつ、桐山くんの部屋へ ついに突入した ののか。

落ちつかなくて、桐山くんの一挙一動を 見る。見る。見る。

そして 自分でも何を喋ってるのか分からないほどの、どうでもいい言葉しか 出てこない。

桐山くんが近づくと やっぱり固まってしまうし、動揺のせいで 心の声は超うるさい。

すると、そんな ののかに、桐山くんは にっこり笑って「大丈夫だから」と。

「ああいうふうに言ったけど  ののかがオッケーじゃなかったら 何もしないよ」

「別にあせってもいねーし」

 (やさしい 声  私の気持ちとか ちゃんと考えて 大切にしてくれるんだ・・・・・・)

 (私のこと すごく・・・  大事にしてくれてるんだ・・・)

 (はッ・・・!!)

 (でもそれって 私が主張するってこと!?  それもハードル高くない!?)

 (今 試される本気!?  拒否しないだけでは OKではない!!)

「ははは 今何考えてんの?」

「俺はキスで最初に やらかしてるからな」

「カウントダウンの時の話?」

「ははは キスでも何でも わりと俺がしたいよーに しちゃってるからなー」

「あれはののか あんまり いい思い出じゃねーだろ?」

「だから これはののかの いい思い出にしたいんだよね  これくらいは」

もっと いい感じの場所が いい、とか ののかは思っていない。そういう夢は 見ていない。

そうではなくて、ののかは――――――――

「私は・・・」

「私はこのように 何をやっているのか どういうつもりなのか自分でも よくわからなく・・・・・・」

「桐山くんが 今まで つきあってきた人たちと比べて 空気も読めなくて 雰囲気も ぶちこわしがちで」

「でも 桐山くんは ・・・私の彼氏じゃん?」

「そーですけど」

「桐山くんは・・・ 私のこと好きじゃん?」

「・・・・・・うん」

「私だって・・・ すっごい桐山くんのこと好きだし」

「だから 他の人が私のしらない桐山くんのことを 知ってるっていうのは・・・」

「じつは すごくおもしろくないということに 気がつき・・・ 私がいちばん 桐山くんのこと 知ってたいと思い・・・」

「そういうこと 考えなくなるくらい  桐山くんのことを 全部知りたい」

がんばって 想いを伝えたが、我に返ると 後悔に襲われ 立っていられなくなる ののか。

自分は 一体 何を言っているのか・・・? うなだれ、死すら 予感してしまう。

だけど、ののかの気持ちは ちゃんと桐山くんに伝わった。はず。

「・・・・・・なるほど オッケーってこと?」

「えー!!  まだ!? もう!! これ以上言わすの!?」

「ははは」

「私・・・ いつも こんなかんじで・・・ 大さわぎして・・・  ごめんね・・・」

「“私”っていうか “オレら”がね」

・・・・・・・・・ようやく いい雰囲気になった ふたり。

あまりの緊張のせいで また心の声が うるさくなっちゃう ののかだけど、全部の瞬間を ちゃんと覚えていたくて 自分を落ちつかせる。

 (カウントダウンで  桐山くんに キスされた時)

 (何がなんだか わからなかったけど  桐山くんじゃなかったら 私 立ち直れないくらい ショックだったかも)

 (私  心に頭が後から 追いついてくるみたいだから)

 (ちょっと いいなって 思っていたのかなあ  そうだったのかもしれないね)

 (私が思うより ずっと前から  始まってたのかもしれない)


桐山くん 緊張してないんか――――い!!!!!! って またツッコんじゃったけど、一旦ガッカリしたから なおさら、ののかの指輪に気づいて 珍しく照れちゃう 桐山くんに、め~っちゃ キュンキュンしたわ~ (〃▽〃)

嬉しかったんだね! プレゼントした指輪を ネックレスにして、ののかは さも当然のように ずっと つけてくれてたこと、嬉しくって しょうがないんだね?

照れると かわいい 桐山くん、ギャップ 最高すぎですわ (*´ェ`*)

■一線を越えたら 見る目が変わったり 私が変わったりするのかなー、なんて 心配していた ののかは、そんな劇的に変わるわけではないことを知って ホッとしている。

「桐山くんのこと めっちゃ好きだし  こうなるのが すごい自然ていうか ふつーだったみたいっていうか・・・」

嬉しそうに話す ののかの言葉に、どうしてか照れてしまう 桐山くん。ののかを しっかり抱きしめた。

「もう少し こうさせて」

「なんだろう もう!!  幸せで心臓 とまりそう!! なにこれ!!」

「・・・・・・ははは 俺もだ」

 (「私」って言ったら 「“オレら”」って 言い直してくれたよね)

 (そういうので私が うれしくなってること 伝えるべき?)

 (「私」 いつのまにか 「私たち」に なってたんだね)

 (今日のこと すごく小さいことでも 覚えていたい)

 (手が つめたいけど はなしたくなくて ずっと つないで帰ったことも)

 (夜の空に オリオン座が きれいだったことも)


本当はオリオン座じゃなかったしても オリオン座!!! ふたりにとっては オリオン座!!! (*^∀^*)

前回の終わり方が ちょっと不安になる感じで おあずけオチかなあ・・・ と思ってたから、良い意味で 予想を裏切られて なおさら “よかったねー!!!!!!” って気持ちになるー!!!!!!

ののかと桐山くんが 本当に幸せそうで・・・ なんか もう、よかったね以外の言葉が 出てこない (*゚´ω`゚)

高校生活は あと少しだし、物語も クライマックス間近。いろいろと 感慨深い回だったなあ

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

ののかと桐山くん パシャリ!!! ああ ちなみに ののかさん、桐山くんの腹筋 どうでした?? (*゚ _ ゚*)

素敵な彼氏54話

。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。

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