暁のヨナ 192話 33巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

花とゆめ, 暁のヨナ

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花とゆめ12・13号の 暁のヨナ、感想です

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ネタバレ配慮してなくてすみません

今回から ちょっと書き方 変えます~!

■一人では重すぎる選択を強いられた ヨンヒは、母を ユホン王子と引き合わせた。

すると、ユホン王子を見た ヨンヒの母は 逃れられぬと覚悟し、一族の秘密を 打ち明ける。緋龍王の末裔であることを。

太子の前で 身の程を弁えぬことだとは分かっているけれど、ユホン王子が 何があっても娘を妻にと仰るのであれば、一族の命運を賭けて 伝えなければいけない、と判断した。

 (そうして母は 我々一族がその昔 正統なる緋龍王の血筋を名乗り 当時の王家に対し 反乱を企てようとした事

 民衆から嘘つきと刃を向けられ 半数が処罰された過去から 今はその血を隠し 静かに暮らしている事)

 (そして 一族の人間が緋の病にかかり 短命である可能性が高いことを語った)


ヨンヒのお母さんは ヨンヒとユホン王子の結婚に ぜったい反対すると思ってたから、今回 いきなり予想外の展開だったなあ。

もしかしたら、お母さんも本当は ヨンヒと同じような気持ちを抱いてるのかもですね。この血を守って 私達が世の為に出来る事など あるのだろうか、って。

そして、一族が血筋を隠している理由や そうしなければいけなくなった原因が明かされ、また切なくなったわ・・・ (´;ω;`)

ものすごく閉鎖的で ちょっと不気味な一族、という印象が 正直あった。ごめんなさい。

本当は 一族の人みんな 堂々と生きたかったんだろうな。過去の悲しみや怯えから 今も抜け出せない、とても かわいそうな一族だったんだ・・・

■ヨンヒとヨンヒの産む子は 緋の病にかかってしまうかもしれない、と知っても ユホン王子は 落ち着いている。

黙って話を聞いていた ユホン王子の第一声は「・・・・・・要するに バレなければ良いのだな?」

緋龍王の末裔というのは 真実なのかどうか、ということについて ユホン王子は “どうでもいい” と感じている。

短命かもしれない、という事情も 意に介さない。

「確証はないのだろう  俺もいつ死ぬか わからん」

「何一つとして 俺がヨンヒを諦める理由にならない」

「ただ平穏に暮らしたいのならば お前達一族の身分には 誰も介入せぬよう取り計らおう  約束する」

「ヨンヒとお前達は 必ず守ると」


ユホン王子が男前すぎて 混乱してしまうよ・・・!!! なんなの もう、ヨンヒのこと 好きすぎじゃん!!! (*/∀\*)

自分も 長く生きられる保証なんて どこにもないからこそ、めっちゃ貪欲だし 自分の心に素直なんだな、ユホン王子って。

そして そんなユホン王子の言葉で 頬を赤くするヨンヒが かわいすぎるんだ~♡

彼に すごく惹かれてる気持ち ダダ漏れで、非常にキュンとしますた・・・ (*´ω`*)

こんなに娘を愛してくれる人が 目の前に現れて、しかも 一族の平穏を守ろうとしてくれて、お母さんも すごく嬉しかっただろうなあ

■そうしてヨンヒは、血筋を隠して 城へと入った。陛下の許しも得て、無事に婚約関係となった ヨンヒとユホン王子

「目障りなのは神官共だ 婚礼の儀に神殿を使えと言ってきている  だが 絶対に 俺はあの神殿だけは使わん」

「ただでさえ神官共は お告げと言って政まで 口出ししてくるのだ 親父とイルは それを真に受けていやがる」

「俺が王になったら 神殿の在り方を変える」

■ユホン王子が仕事に行ってしまうと 城で独りになってしまい、心細い ヨンヒ。

護衛(ヒューリ)はいるけど いつも一定の距離 離れているし、むしろ ヒューリが怖い。顔が怖い。

■お庭の散歩中?だった ヨンヒは、神殿に仕える見習い巫女の カシと、見習い神官の イクスと出会う。

ふたりは ヨンヒのことを知っていた。

「有名ですよ ユホン様が貴族の方々との縁談を全て断って 一般の方からご正室をお選びになったと」

「・・・未だに信じられないのよ  私が・・・正室なんて」

「私は・・・少し 驚きました  ユホン様が 貴方のような方を お選びになったこと」

「わかっています とても不釣り合いで・・・・・・」

「そうではありません  ユホン様は神殿が お嫌いですから  緋龍王信仰を 否定されているのかと思いました」

「否定されてないのなら 歩み寄れるかもしれない・・・」

「・・・ええ 確かに・・・」

「緋龍王を否定されては いなかったわ・・・」

 (あれ・・・  なぜユホン様が私をお選びになったという話から 緋龍王信仰の話に・・・?)


え? え?? ヨンヒが 緋龍王の末裔ってこと バレてるじゃないですかい ( ゚ω゚;)

少なくとも カシは知ってる、としか思えない。ユホン王子が 喋ったの? いや そんなはずないよなあ。

カシは “神官側とユホン様に 歩み寄ってほしい” って考えてるみたいだけど、ユホン王子は そんなつもり 全然ないのに、カシにだけ こっそり教えた・・・とか あり得ない。

・・・それにしても、まさか イクスが登場するとは ビックリしたー!!! 幼いー!!! ドジっ子ー!!! かわいいー!!! (*^▽^*)

でもさあ・・・ この後 イクスはさ、まだ幼い見習い神官だったのにさ・・・ 地獄を見ることになるんだよね・・・

■ヨンヒ・カシ・イクスが 庭園で話しているところ、イル様が 通りかかった。

いずれ姉となる ヨンヒに対し、とても優しく 穏やかに、親しみやすく接してくれる イル様

婚礼の儀を 楽しみしてくれているが、ユホン王子は “婚礼の儀に 神殿を使うつもりはない” と知った途端、緋龍王信仰について 熱く語り始めた。

「緋龍王は 高華国の象徴だ 緋龍王を大切にしてこそ 龍神様は我々を守って下さる  それを疎かにする事は 破滅を意味するんだ」

「わかるかい? 兄上と貴女が 神殿で祝福を受ける事で 高華国の安寧を約束されるんだよ」

 (イル様  私は  その緋龍王の血筋とされる人間です  そして)

 (その緋龍王が 私達に残したものは短い命です)

 (本当に信仰(それ)が 高華国の安寧に繋がるものなのか 私にはわかりません)

■朝の祈祷に行くところだった イル様は、ヨンヒに「これから神殿に行ってみないかい?」と提案した。大神官様は 本当に良き道を示して下さる、会えば分かる、と。

ヨンヒは イル様と一緒に、カシとイクスも一緒に 初めて神殿へ向かうことに。

 (イル様はとても優しい方・・・)

 (ユホン様もイル様の素晴らしい面を わかっておいでだわ  神殿を理解する事で お二人が歩み寄る事が出来たなら・・・)


イル王は ぜったいに悪い人じゃないし、悪気がないことも 分かってるんだけど、ヨンヒに緋龍王信仰を強要してる時ばかりは「うるせえ!」って言いたくなるな・・・ (-_-;)

いや 本当、イル様は ヨンヒが緋龍王の末裔ってこと まったく知らないことは明らかだから、悪気とか悪意とか 一切ない、って 分かってるんだけどね・・・。

物語の世界観を考えると 緋龍王への信仰心が厚いのは まあ普通のことだろうしなあ。神殿を理解しようとしてるのは ヨンヒの意志だし。

それでも 無自覚にヨンヒの心を暗くさせた イル様に、「うるせえ! 勝手に信仰してろ!」と言いたくなってしまって ごめんなさい・・・

■緋龍城の本殿より立派に見える 神殿を見て、驚きを隠せない ヨンヒ

そして 中に入り、ユホン王子が 神殿を嫌悪する その理由を、理解することになった。

 (ここは  頭を垂れる王家を 大神官が見下すように出来ているんだわ)

■歴代の神官の中でも 今の大神官は本物だと思う、と イル様は言っていた。その大神官の様子が、ヨンヒを見た途端 おかしくなる。

「何故でしょう 貴女から・・・  とても・・・尊いような・・・ 何かを感じるのは・・・」

「こんな感覚は 初めてです  貴女・・・ もしや・・・」

実は カシも、大神官と 同じ感覚を味わっていた。ヨンヒから 緋龍王の血の流れを感じていた。

「おおおお  そなたも感じるか カシ!!  何という・・・ 何という僥倖・・・!  何という運命」

青ざめるヨンヒ「待って」と言ったところで 大神官の興奮は収まるはずがない。

訳が分からず 戸惑うイル様に、「この御方は 緋龍王の血を引く末裔なのです!!」と暴露してしまった。

「ずっとずっと 信じておりました この世のどこかで その“血”は生きているはずだと」

「待って下さい 私は・・・ただの人間です」

「分かっております 緋龍王も人の姿をしておりました・・・!」

ヨンヒが 緋龍王の血筋だと分かると、イル様の目の色も変わる。

その血について、一族について、家族について、四龍について、聞き出そうとしてくる。

■困惑するヨンヒを 助けたのは、ヒューリの報告を受けて 駆けつけてくれた? ユホン王子。

自分の許可なく ヨンヒを神殿に連れて来たことへの、不快感を露わにしている。

「兄上・・・っ 兄上は知っていたのかい? ヨンヒさんが緋龍王の血族だと・・・!」

ユホン王子は 誤魔化そうとするが、弟のイル様を欺くことは できなかった。

「どうして隠すんだい?  緋龍王の・・・神の血が 城に還って来たんだよ 素晴らしいじゃないか  これは天の意志だよ」

「意味がわからん! ヨンヒは神ではない」

「どうして隠すの!?  まさか 緋龍王の血筋だとバレたら 私が彼女に興味を持つとでも思ったのかい?  それとも」

「緋龍王を崇める私を 馬鹿にしながら 本当は兄上も緋龍王を 欲していたんじゃないのかい!?  そして緋龍王(かのじょ)の血を独り占めしようとしたんだ・・・!!」

ユホン王子は イル様を 殴り飛ばしてしまう。どうすることもできず、声も出ない ヨンヒ・・・

 (そして私の血族は 神官様達の知る所となり  あの恐ろしい 弾圧が始まったのです)


結婚生活が始まる前から ヨンヒの幸せは ガラガラと崩れていってしまった・・・。

しかも、ヨンヒの秘密がバレたことで 弾圧が始まったって、切なすぎません? ユホン王子は、自分の力を脅かす存在が邪魔だったから 無慈悲に神官を追い出した、のではなく どうしてもヨンヒを守りたかっただけなんじゃない?

ユホン王子は 神殿の在り方を変えようとしていた。緋龍王信仰を否定してたわけじゃない。

ヨンヒが 緋龍王の末裔であることも、大神官が “本物” ってことも 証明されたようなものなんだから、イル様と神殿側が ヨンヒのことを “人間扱い” してくれてたら、ユホン王子を歩み寄らせること できたかもしれないのにね・・・。

まあ なんにしても、ユホン王子が イル様を殴り飛ばしたことは やりすぎだし、この後 始まる 弾圧のことだって、イクスの気持ちを考えると 正直 あんまりだと思う。

神官だけが悪いわけでも、イル様だけが悪いわけでも、ユホン王子だけが悪いわけでも ないからこそ、平和的な解決は 不可能だったんだろうなあ・・・。

しかし ところで、緋龍王の血の流れを感じて 大神官よりも先にヨンヒの正体に気づいていた カシって、実は めっちゃスゴイ子!?? 彼女も “本物” ですよね!??

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

衝撃シーン パシャリ・・・  イル様の言葉が許せなかったにしても さすがに・・・ (ノ_-。)

暁のヨナ192話

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