僕に花のメランコリー 83話　13巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2019年9月5日マーガレット, 僕に花のメランコリー

マーガレット19号の 僕に花のメランコリー、感想です

最新コミックス12巻は9月25日 発売！

ネタバレ配慮してなくて すみません

■最初のモノローグ、花と離れ離れだった１０年間 花のことを忘れたことなんて なかった、と明かされた 弓弦のモノローグ。これ 昴に殴られてる時 弓弦は ずっと花のことを考えてる・・・ってことなのかな・・・ ( ；ω；)

正直、弓弦が殴られてる姿を また見るのはツラすぎるので、そういうシーンから始まらなくて ちょっとホッとしたんだけど、これは これで めっちゃ切ないよー・・・！

ただ 同時に、１０年の時を経て 弓弦が 花と再会できたこと、改めて、本当に素晴らしい 奇跡だったんだな、と感じた (*ﾟ´▽`ﾟ)

弓弦が 夢に見ていたとおり、大事にしていた母親ゆずりの くるくるの髪と、笑った顔は 子どもの頃のままの、大きくなった花と 再会できて、本当に よかったね！！！

■花は 弓弦を待っている間に、いつの間にか 寝てしまっていた。花が見た “不思議な夢” は、今回のカラー扉みたいな、子どもの頃の弓弦に会った夢、かな？

目覚めた花は 物音を聞いて、弓弦が帰ってきたのかと思って 急いで玄関を見に行ったけど、残念ながら 気のせいだった・・・。

まだ そこまで遅い時間では ないと思う。お願い 花、弓弦が帰ってくるまで 待ってて！

■昴の息が切れるまで 殴られて、倒れている 弓弦・・・。意識は あるみたいだけど、顔中 傷だらけ・・・。

なんで そんな殴れるの！？？　なんてところを 弟に見せるの！？？　って感じだが、昴が 過去や自分と向き合うには そうするしかなかったのかな・・・、うーん・・・ (ノ_－。)

“全部ぶつけろ” と言った 弓弦には、殴られて すべて終わりにしたい、スッキリさせたい、という望みがあったんだろうしなあ・・・。

「おまえは俺と・・・ 俺の親の嘘に つきあって　　ひとりで全部の責任を被った　　・・・広樹は俺の代わりに 水泳を押しつけられて　　したくもない不正をした

――ごめんな広樹　　兄ちゃんが全部 悪かった　　何もかも 間違ってた　　・・・なんでこんな風に　　なんの為に 俺は水泳を・・・」

「・・・俺も　　ずっと間違ってた

その時は 最善だと思った選択は　　いつも悪手で 上手くいかないことばかり　　なのにそれを選ぶ事しかできなかった

・・・だけど　　花を見て 花のそばにいて　　あいつの選択・・・ 生き方に気付いた

自分にとって何が一番 大切か

たったそれだけ　あいつは自然に それを選ぶ力があった　　そんなあたり前の事が 俺には一番難しい

俺は「自分」が 大事じゃないから　　「俺」にとって一番なんて わからなかった

・・・花を　　あんな風にするまで気付かねぇなんて　　情けない

昴　　おまえにとっての 一番大事な事は何だ？」

「一番・・・大事な・・・」

「どこに生まれるかなんて 誰も誰にも選べない　　けどどうやって生きていくかは 全部自分のものだ

・・・こんなよくある言葉に　　心が軽くなるなんて 思わなかったよ」

花のおかげで 救われた弓弦のように、昴にも きっと そういう存在がいるはず。弟の広樹くんが そうなんじゃないのかな。

弓弦と昴は 悲しい部分ばっかり 似ている、って思ってたけど、だったら 救われ方も 似ていてほしいよ。

広樹くんは ずっと兄を心配して、兄の代わりになることで 兄を守ろうとして、不正までした。そんな広樹くんのためなら、昴も変われると思う。

■ボロボロの体で マンションに帰ってきた 弓弦。やっぱり 弓弦は、花のことばかり 考えてるんだね ( ；ω；)

（花・・・　もう家に帰ったか　　こんな姿 見せらんねぇな）

（今・・・何してんのかな）

「・・・・・・・・・　　・・・花・・・・・・」

玄関を開けたら 花がいて、弓弦は 真っ先に 何を思ったんだろうなあ。

見せられない姿を見せてしまった、という感情なんか どっかへ飛んでいて、ただただ 会えて嬉しい、だったら いいな。花を抱きしめたということは、そういうことなんだろうな ｡ﾟ(ﾟﾉД｀ﾟ*)ﾟ｡

「・・・生きてた・・・」

「！　　あたり前じゃないですか　　私 死んだりしませんよっ

・・・しぶといんですよ 私っ　　知ってるでしょ」

「・・・こんな風に また再会する事がなくても　　おまえならどこに行っても 元気に生きて・・・ 幸せになってるって　　それならいい　　そう思ってたんだ」

「・・・本当はずっと　　ずっと　　おまえに会いたかった

もう離れたくない　　あの頃も　今も」

母が亡くなってからの 環境のせいで、昔と 大きく変わってしまった 今の弓弦だけど、そんな弓弦が 子どもの頃から変わってない 唯一の想いが、“花と会いたい” だったんだと思う。泣ける・・・！！！

花の前で 涙を見せた 弓弦。いろんな感情が溢れて 複雑に絡まって・・・の涙でしょうけど、一番に感じていることは やっぱり、“花と会えて 嬉しい” なんだろうな。と 思いました (*ﾟ´ω`ﾟ)

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした！■□

弓弦くん パシャリ！！！　花の前では、泣きたい時に 泣けるように なってほしい。母の前で泣いていた 昔のように。