それでも世界は美しい 128話 23巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
花とゆめ12号の それでも世界は美しい、感想です
最新コミックス21巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくて すみません
■アルの中にあるのは「虚無だけ」だと気づいた アインは、セーラ達を アルの手が届かない場所に住まわせた。
そして、都合上 アルの警護を断れないアイン自身は、「世界を滅ぼす方法を知っている」と気になる発言をしたアルを、立場を利用し 観察を続けようと思った。
「これは自分達では どうにもならないと思った頃 ニールに再会した
まさか太陽王に 直接助力を得られると思わなかったから カラオスに合流してもらってニールの力を借りようと思ったんだが」
みんな、世界に滅んでほしいなんて 思っていない。もちろん リビもニケも。
リビは アルが、「気まぐれ」で滅ぼそうとしている って思っているみたいだけど、ニケは そうではないと思っている。
「うまく言えないけど アルはアルで 何か必死なような気もして あんな風に 誰にも心を触れさせないようにしてるから わからないけど・・・」
■黄昏の国から迎えが来たため、ビルカさん達と別れ 黄昏の国へ向かう リビ一行。
「黄昏の国より北には 昔 もうひとつ大きな半島があったと言わせている
今は大氷河に覆われて 立ち入れないが その半島こそ 千年以上前 この大陸全土を治めていた 闇の帝国の王都 シドニアム
そして 黄昏の国の代王は 闇の帝国と 縁が深いらしい
しかし この国の王が “代王”を名乗るのは 本物の王の帰還を待っているから との話だ
いつか 大氷河の向こうから 一つの大陸 三つの大河 天を貫く 大山脈まで あまねく全てを支配した 帝王が
帰ってくるのを」
■カラ一行は、大嵐に遭ったため 街の宿?に滞在中。カラが バルドのプロポーズを「それどころじゃない」という理由で断ったことに 悪霊ちゃんはプンプン!
「短い生の人の子が 恋路以外の何が “それどころ”じゃ
それに お前は 心の内を見せなさすぎて つまらんっ」
(私は ずっと ニケが羨ましかった 私はいつも 余裕だね とか 強いんだね と言われて ニケはいつも 泣き虫 とか いじっぱり って言われて
生まれつき少し 周りが見える質だったから どうしたら 事がスムーズに運ぶか どう言えば伝わるか だいたい わかった
観察して 観察して ここというタイミングは逃さず そういうのは 得意だった)
つかず離れず うまく立ち回ってきた カラ。そんなカラは “それは観察じゃなくて 傍観だ” と注意されたことがあって、自分でも その通りだと思っている。
何かと深く関わり合うことを ためらってきたから、バルドに いきなりプロポーズされるという、自分が “当事者” になる状況に 耐えられなかった。
(そう あれは 踏み込むことも 踏み荒らされることもある人の瞳
私みたいな うすい理屈で 世界をわかった気になってるわけじゃない 深い実感を ともなった瞳
妹(ニケ)と同じ)
(ニケは いちいち つまづいて その都度 立ちあがって 曲げない自分に見合う強さを身につけていった
体全部で とびこんで あらゆる感情を味わっていく 本当に余裕なのも 本当に強いのも ニケだ
踏みこまれるのが怖い私は 事ここにおよんでも 信頼できる人達にすら 本当のことが しゃべれない)
■実は カラは、状況が変わったからという理由で「ニケに感情操作して 公国に連れて帰ってこい」と命令されていた。
秘密を抱え、ひとり悩んでいるカラに「悩んでるなら その 話してみない・・・?」と声をかけてくれたのは、バルド。
「もしかしてだけど ニケちゃんに話しかけてるの 聞いちゃったことあって 「私がニケを裏切ったら 私を殺していいから」って
頼りにならないかもだけど ひとりで抱えるより 俺とか メンフィスとか 皆で考えた方が
よりよい道が開けるかもしれないし――・・・」
(婆からの 国の秘密を 話すことになる そうすれば 否応なく巻き込んでしまう この判断に
自信が 持てない
でも もう 世界中が こんな風になってしまった ひとりじゃ限界だ 私は ニケに
幸せになってほしい」
「こ 困ってる めちゃくちゃ どうしていいか わからなくて 悩んでます・・・
相談に 乗って下さい・・・」
バルド達に ニケと少雨化について 婆から聞いた事を話す、この世界の当事者になる、と腹を決めたカラ。
129話は 14号、カラは みんなに 一体どんなことを語る!??
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
バルド パシャリ! 相談に乗るのは 自分だけじゃなかったし、好きな子に「ぶっ 殺してぇ・・・」とか言われちゃう バルド、頑張れー! (*´艸`)