センチメンタル キス 6話~12話 微ネタバレ 画バレに気をつけてください
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もくじ
第6話 | 2巻
(出会って間もない かわした会話も きっと少ない)(のに)
(こんな風に思うのは おかしい? おかしいかどうかも わからないんだ)
(全部はじめてだから)(けれど)
(胸が鳴るのは 本物で)
「・・・守りますよ 俺が」
「・・・か」 「雷から・・・?」
「・・・・・・」 「じゃあ 雷からも」
「あはっ それはすごい」
「ふふっ 頼もしいな」
「本当に思ってますか それ」
「思ってるって」
「あっ また光りましたよ」
(17歳と 20歳)(どうしたって近づかない 3歳の差)(だけど)
(この距離は縮められる)
(いつでも 守れる距離に)
マーガレット2020年17号
第7話 | 2巻
(花火大会・・・ そういえば俺も あんまり行った事がないな)
(剣道場で稽古をしていると聞こえてくる どこかで鳴ってる打ち上げ花火の音)
(それが夏の思い出)
(子供の頃みた打ち上げ花火は 最初の方だけ はしゃいで すぐに飽きてたんだけど)
(今だと違って みえるのかな)
(それが もし)
(佑菜さんと だったら)
(色も光も 全然違ってみえるのかな ・・・一緒に行けたら)
(・・・花火大会は 8月10日だったな)(部活も休みの頃だ)
(・・・なんて言おうか)
(「花火好きですか?」)(「8月10日 空いてますか?」)
(こんな風に誘うの はじめてだ) (難しいし 緊張する)
(・・・でも言うんだ)
マーガレット2020年18号
第8話 | 2巻
「・・・なあ おかしいのかな」
「え?」
「正直俺は・・・ まだ佑菜さんの事 あんまりよく知らないと思う」
「出会ったばかりなのに」
「会話した数も 会った数 全然・・・ 数える程度で」
「・・・それなのに」
“守ります”
「・・・そんな風に 思うなんて」「おかしいかな」
「・・・その少ない数の中で 日和くんが行動して 自分から近づいていって そんな事今まで なかったでしょ」
「中身はぎゅっと いっぱい詰まってるじゃん」
「じゃあ 充分だよ!」
「僕 応援するよ! 日和くんはカッコイイよ 大丈夫!」
「一馬・・・」
「一馬本当 いい奴だよな」
「えへへ!」
「なんで彼女 いないんだろな」
「あっ よけいな事 言ったっ!」
マーガレット2020年19号
第9話 | 2巻
「でも今日忙しかったから 本当助かった ありがとう」
「わからない事あったら なんでも聞いてね!」
(ごめんなさい 佑菜さん)
(そんな真面目な理由じゃなくて)
(少しでも 一緒にいる時間が欲しいから)
(しかし仕事は ちゃんとやります)
(迷惑は かけられない 役に立ちます!)
マーガレット2020年20号
第10話 | 2巻
「おっと・・・」
バチャッ
「佑菜さんっ」
パシャ ン
「あ ごめんね・・・」
パシャ・・・
「・・・好きです」
「え・・・?」 「日和くん 今」
「なんて言・・・」
「・・・え?」
(想いが あふれて こぼれた)
マーガレット2020年21号
第11話 | 2巻
「えっ!」 「告っちゃったの!?」「マジで!?」
「えっ えっ」
「いや・・・それだけいい雰囲気になったからってのはわかるけど・・・」
「てかすごいね それ!」
「・・・うん すごいよな」「一緒にバイトして」「プールに落ちて」「あの1日で」
「さすがの俺だって わかってる」「今じゃない事くらい」
(ゆっくり すこしずつ そう思ってた)
「いけるとか・・・」「そういう事を思った訳じゃない」
(あの日 佑菜さんと 一緒にいて)
“好きです”
「・・・気がついたら」「口に出してた」
「自分が一番 間違えたって 思ってる」
(全部 めちゃくちゃだ)(こんなハズじゃなかったのに)
マーガレット2020年22号
第12話 | 2巻
「これが好きじゃないなら なんなんですか?」
「大人なら 教えてください」
(・・・ヤケになりすぎだろ)
(大声 出して 子供丸出しだ)
(どんどん カッコ悪く ダサくなる)
(佑菜さんを 好きになってから)
(動けば動くほど からまわる なんでこんなに 上手くできない?)
(一番見せたいのは こんなんじゃないのに)
(・・・また かわされるんだろ)
(大人の顔して)
「え・・・っと・・・」「それは・・・」
(え・・・? まさか)
「・・・佑菜さん」
「照れてるんですか?」
マーガレット2020年23号