なまいきざかり。 133話 23巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進・・・!!!
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第133話 | 23巻
「・・・私は 置いて行かれないよ」
「私には私の やるべきことがあって 成長しないといけない」
「離れてても」
「会いたい時に すぐ会えなくても」
「それぞれの場所で いっしょに頑張ればいいんだよ」
「だから」
「行きたい場所へ 行って」
「成瀬」
「・・・俺も」
「すげービビってて」
「センパイに会う前の俺だったらきっと」
「何も考えねーで飛び出してたのにな って・・・」
「・・・でも」
「俺 由希センパイがいなきゃ 迷って ここまで来れなかったわ」
こわくない
今日までの日々があるから
私は
私たちは
もう 大丈夫
花とゆめ2021年19号
■あらすじメモ
■昨年度 2部昇格を決めた 央崎バスケ部、今年は 15人の新入生が入部した。
そして 新しいマネージャーも入部、1年男子の藤平くんが イケメン枠に加わった!
■由希が懸念していたとおり、新年度特有 成瀬翔の「1年ばかり かまわないで病」が発症・・・ 由希への甘えた が始まる。
とはいえ、藤平くんに噛みつくわけではなく 平穏、平和。
ただただ 由希に甘えまくって いつも以上にベッタリ。
成瀬の様子が おかしい―――― 心配になる 由希。
「・・・ 昨日 コーチに」
「1年間 留学しないか って言われた。」
「コーチの知り合いが 向こうの大学でバスケ教えてて」
「俺みたいなのには 多分いい刺激になるだろうって」
「央崎(こっち)は1年休学して 勉強しに行ってみてもいいんじゃねぇかって」
「・・・・・・」
1年・・・
「どう・・・ するの・・・?」
「めっちゃ行きたい」
「けど 行きたくない」
「センパイ置いて行きたくない」
“「――――俺が」”
“「センパイ置いて どっか行くとか ありえんから」”
“「冗談でも やめて」”
――――私が 引きとめてる・・・・・・?
■アメリカへ行くとしたら 7月頃に出国、9月に 向こうの大学へ入って、帰ってくるのは 来年の5月頃。
由希は、離れてる間に 他の人と何かあるんじゃ・・・ みたいな不安は もう抱いていない。
でも、1年という長い期間 成瀬と会えないことが どのくらいの痛みなのか、想像できないことが 怖い。
話を聞いた宇佐見さんが「由希ちゃんは 彼女として 自分の気持ち伝えるくらいは していいと思う」と言ってくれた。
私の気持ち そんなのずっと変わらない
いつだって 成瀬を一番に応援したい
だから――――
■行きたいのなら 行くべきだと、成瀬に告げる 由希。
すると 成瀬は、由希が 全然さみしがっていないことに 不満を感じてしまい・・・
言葉選びを失敗した成瀬に対し 由希キレる、という いつもの喧嘩パターン。
だけど、間違えたことを 成瀬は自覚できていて すぐに反省しているし、そして 怒っていても由希は 自分の気持ちを見失っていない。
何よ じゃあ 何よ
「ここにいて」って 「さみしいから行かないで」って
私が泣いたら 解決するの? それで諦めるの?
・・・私は
あんたを止めるなんて 絶対にいやだ
大丈夫だって 伝えないと――――
■喧嘩をした その日の夜、成瀬を呼び出した 由希の耳に、ピアスがついている。
就活が始る今のタイミングで 耳に穴をあける必要性を感じない、と発言していた 由希。
こわいから あけないわけじゃない、と言っていた 由希だけど・・・・・・
誰よりも
私を臆病者にして 強くもする 男のコ 今まで
何度背中を蹴とばされたか わからない
だから――――
「ホントは 痛いの無理だし」
「めちゃくちゃ こわかった」
だからね
今度は私が 蹴とばす番
「これに比べたら」
「たった1年離れる こわさなんて 大したことないし」
由希からの、由希らしい 精一杯のエールを受け取った 成瀬は、アメリカへ留学することを 決意して――――――――!!?