コレットは死ぬことにした 86話 14巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
花とゆめ16号の コレットは死ぬことにした、感想です
最新コミックス13巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくてすみません
■ゼウス様にも協力してもらって、キュクロプス達が懸命に 水鏡を作ってくれてる。・・・いや? キュクロプス達は 何にもしてないのか? これ 応援してるだけか? ( ゚ω゚ )
実際 大変なのは、雷を落とし続けなくちゃいけない ゼウス様だけっぽい。なんか 見ている こっちが すごく申し訳ない気持ちになるんですけど(笑)
でも キュクロプスさん達、我々も 力を失った、って言ってたから 仕方ない。ハデス様 頑張ってー!!!
■しかし、ハデス様が頑張って 雷を落とせば 落とすほど、地上のみなさまは 大変なわけで・・・ (@_@;)
立ち寄った街の 建物の軒先をお借りして、雨と雷から避難するしかなかった コレットさん・ディオ・ヘルメス様。
「ちょっとぼく ゼウス様の所に行ってくるよ 情報を集めないと」
こんな緊急事態の中でも 軽くケンカしないと気が済まないらしい ヘルメス様とディオって、本当に仲良しだなあ (*゚∀゚*)
■ヘルメス様が 単独で ゼウス様のところへ向かった後、コレットさんとディオは 困ってる人をお助けして 少しお休みさせてもらったら、人んちでゼウス様の話をするわけにはいかないので 早めにお暇して、井戸を探し 冥府へ。
そして、ハリーから 事情を聞けたため、今 何が起こっているのか すべて把握できた コレットさん。
「ハデス様のお務めが これからどうなってしまうのか まだ誰にも わからないん」
「そんな・・・」(冥府に部下をって 前向きに 思えたところだったのに)
■ミノスが倒れてしまったらしく、薬師のコレットさんの出番・・・!
しかし 倒れた原因は、熱が出た というような体の不調の問題ではなく、心の問題みたいですね・・・ (´;ω;`)
ミノスは お風呂に入れないくらい、水が怖い。その理由を、ラダマンテュスさんが 話してくれた。
「人間だった頃の話です ミノス王は ある諍い事の末に 死にました 熱湯を浴びせられたそうです」
「そのせいかこの姿になったあとも 水ものがだめなようです 雨の日は機嫌が悪くなったり
ただこの体は お風呂も食事も必要がないので エリュシオンでも生活できてはいたんですけどね」
だからミノスは 冥府の川を苦々しく見ていたし、水鏡を見たとき ラダマンテュスさんは ミノスのことを気にかけていたのか・・・。
「ということは 今この状態は 心理的なもの」
「おそらく ・・・だから水鏡に向かって行ったミノスに驚きました あの死者のこと 余程許せなかったのかな」
それに、意外と冥府には “水” が多くて、精神的に不安定になって 気持ちをコントロールできなかったのかもしれないですよね (ノ_-。)
■ミノスは 昔から、対話を重視しないで 武力行使に走ってしまうタイプだったみたいだけど、でも 王の手腕は もちろん あった、と話す ラダマンテュスさん。
「ミノスの功績は それまで誰も持っていなかった 海軍を作ったことです この発想は後世にまで受け継がれるはず
海の安全を確保できれば貿易が盛んになりますよね それは各都市に 文化の発展を生み 国の豊かさはぐんと上がりました
そしてそれを守るために 法律を作った
今 人間がごく当り前に暮らしている基盤 それを作った古えの者達の中にミノスもいます 故郷を愛し 力を尽くした王です」
その 海を守った偉大な王が、今では 水が怖い、というのは 切ない話だなあ・・・と思った (´;ω;`)
ミノス王が死んでしまった ある諍い事って、何なんだろう。
ラダマンテュスさんは、裁判でのことは ミノスの愚行でしかない、って残念がって 謝っていたけど、ヒドイ殺され方をした ミノスの、罪を犯した人間を どうしても許せなかった気持ち、理解できないわけじゃないよね・・・。
■とにかく 今は、鏡が無事にできあがることを祈るしかない。もし できなかったら・・・と考えてしまって ガイコツたち すごく不安そうだけど、ハデス様が 冥府の王として しっかり みんなを奮起してる。
「冥府は何も変わらん そのときは 私の目で裁くだけだ」「私は冥府の裁判官 お前達は その家来 変わらず務めを果たせ」
本当は、いちばん不安なのは ハデス様だと思う・・・。でも みんなの前で、不安がっている自分を見せることは 絶対にしたくないんだろうな。
■ハデス様が 客間から出ていって すぐ、ミノスが目を覚ました。コレットさんとミノス、はじめまして。
冥府の人たちのご厚意で 客間に寝かせてもらっていること、ミノスが “居心地悪い” と感じてるのは、自分が しでかしてしまった事の大きさを ちゃんと分かっていて、申し訳ないと思ってるからなんだよね?
やっぱり、悪い人じゃないんだよなあ。ミノスは 水を飲まないから 代わりに、ポプリを 横に置いてあげた コレットさん。
「外は雷雨です エリュシオンに帰っても 具合が悪化するかも まだここで休みましょう」
やっぱり、心の問題で しんどそうな ミノスだけど、ポプリの匂いで 少しは癒やされてくれてるかな。コレットさん さすが (*゚´▽`゚)
■コレットさんと アイアコスも、はじめまして。ミノスが眠ったため、コレットさんの診察は ひとまず終了。
■お風呂に入らせてもらって ようやく雨で濡れた体を温めることができた コレットさん。
ミノス様は 悪いひとじゃないってことが分かったけど、鏡が壊れてしまったことの 損害の大きさも コレットさんは理解しているから、もどかしい気持ちなんだろうなあ・・・。
(アンノ先生のときだって揉めた 鏡があっても 人の心はきっと ややこしいのに なくなったら
私が裁判官だったら 嘘を見抜ける気がしない)
(ハデス様はもう 腹を括ってるみたいだった すごいな・・・)
でも、入浴を終えて ハデス様と話して、コレットさんは 勘違いに気づく。
コレットさんが 鋭かったおかげもあるし、ハデス様が コレットさんだけには 抱えている不安を、無意識かもしれないけど 少し見せてくれたから、コレットさんは 気づけた。
それにしても 食い意地を張らせたコレットさんの嘘、かわいすぎる (*^▽^*)
(あれ? 私 勘違い してたかも ううん してた 冥王様だもんね 腹括ってみせるよね
でも 不安じゃないわけない)
「・・・っ ハデス様 あのっ その も もし 大変な日々が始まったとしても どんな顔して帰ってきても いいですからね
それで皆が心配してもちょっと疲れただけだって通して 閨では全部 吐き出して下さい
私はあなたの 薬師ですから ハデス様の嘘だけは 見破ってみせますから」
「だから 頑張って・・・っ」
(たった一人の王座に 私の心も 連れてって みんなの心も 連れてって 不安と戦う あなたの盾にして)
こんなにハデス様を 信じていて、支えて 守ろうとしてくれる存在が そばにいてくれるのだから、ハデス様は 本当に心強いだろうな 。゚(゚ノω`゚*)゚。
愛しいコレットさんが いてくれれば、頑張れって言ってくれたら、それだけで ハデス様は 不安に押し潰されずにいられるんだと思う!
コレットさんのおかげで、ハデス様 めっちゃ穏やかな表情になったもん!!! (*゚ω゚*)
「・・・最近の私は 何かふがいないな なのに家来には 虚勢を張る ・・・ 目ざといお前がいて よかった 不安を受け入れられる」
「私は冥府の裁判官 変わらず務めを果たす」
「――・・・ ・・・ そうだ ひとつ決めた」
ハデス様が決めたことって 一体なんですか!?? 87話は 19号、気になるー!!!
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
コレットさんとハデス様 パシャリ! ミノスにも、ハデス様にとっての コレットさんみたいな存在が、いてくれたら いいんだけどな。