コレットは死ぬことにした 115話　19巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2021年6月8日花とゆめ, コレットは死ぬことにした

詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進・・・！！！

幸村アルトさんの連載作品「コレットは死ぬことにした」最新１１５話は、花とゆめ１３号 で読めますよー！　ぜひ買いましょう！ (*^▽^*)

そして、最新コミックス１９巻が ７月２０日に発売！！！　みんなで買って 少女まんがを盛り上げましょー！！！

第１１５話 | 19巻

「わ」

　　　ぎゅうー

「ハデスさまっ」

「誰もいない」

「妻にいじらしいことを言われて　　抱きしめたくならない夫がいるか？」

「ここが閨だったら こんなものでは済まぬぞ」

「・・・家来達は お前のことを好いている」

「口には出さぬがな」

「だから何を贈っても　　贈らなくても」

「彼らはお前を 妻と認めてくれる」

「もうちょっと探して　　いいのが無かったら」

「身ひとつで挑みます」

「ふ　　戦のようだな」

「二人で言おう」

「はい」

「ああ それから」

「妻 というのなら　これからは悩み事を 二人で解決したい」

「私もお前も 隠しがちだ」

「性分ゆえすぐには変えられぬやもしれんが」

「私は 努力する」

「きちんと お前に話す」

「だからコレットも 私に話してくれ」

花とゆめ2021年13号

■あらすじメモ

■久しぶりの 街デート中に、結婚の約束を交わした コレットさんとハデス様。

実は ハデス様は この日、プロポーズに備え 髪飾りを用意してくれていた。

ハリーお手製の、とてもキレイな 髪飾りを。

「結婚を申し込むのに 手ぶらでは格好がつかん」

「・・・つかぬのに 出しそびれてしまった」

　　　きゅ

「・・・ど　　　どうですか？」

「きれいだ」

　　　ありがと ハリー　

■落としたら大変なので 髪飾りを一旦しまう コレットさんだが、“つけてる気持ちでいたい” から いつもの三角巾も 今だけ外したまま。

幸せを感じながら ハデス様と一緒に、ハリーへの お礼のお土産を買うための お買い物スタート！　・・・するつもりだったが――――？

「行きましょ」

「飾りは 結婚式につけてくれ」

　　　け　

「っこ」　「けっこん　　しき」　「うひ」

「結婚式は・・・　　いつ・・・？」

「私はいつでも構わないが」

「お前の地上の都合と　　家来達にも聞くか」

「そうですね」

　（結婚式・・・）

　　　すごい具体的な感じになってきた　

　（皆にも聞くとか）

　　　って　　　ガイコツ達 どんな反応するんだろ　

恋人になったことが 知られたときには、距離感が おかしくなってしまった。

この上 結婚なんて・・・と ものすごい不安に駆られる コレットさんは、冥府の全員に 土産を買わねば、と 焦り始める。

　　　いや土産なんて お気楽言ってる場合じゃない　

　　　ごあいさつの贈答品を お渡しせねば！？　

失敗は許されない 超難関ミッションを 自らに課し、超超超 真剣な顔で ガイコツへの贈り物を吟味する コレットさん。

しかし、正解が分からなくて まったく決められず・・・

「・・・何を贈っても 悪い気はしないと思うが」

　　　か～～～～っ わかっちゃいないなァ　

「ハデス様がうちのタン兄に挨拶するってなっても そう思います？」　そんなイベントは 起こりえないけど　

「・・・・・・・・・」

「ね？」

「うむ」

「・・・ガイコツに 小言言われたり　　言い合いしたりって全然嫌いじゃないから」

「これからも そういう関係でいたいけど」

「つ　　妻　　　に　　なるんだから？」

「誠意というか　　つ　　　妻にふさわしいって」

「思ってもらいたいじゃないですか・・・っ」

まっ赤になって 照れながら、そんな いじらしいことを言う コレットさんを、抱きしめずにはいられない ハデス様。

そして 優しく頼もしい言葉で、コレットさんの不安を 取り除いてくれた。

これからは 悩みを隠さず 共に解決していけるよう 努力する、と ふたりは誓い合う――――

■気持ちを新たに 笑顔でお買い物を楽しんでいた コレットさんとハデス様だったが、急患に遭遇し デートは一時中断。

コレットさんが 患者さんを診療所へ連れて行く間、ハデス様は その場で待つことに。

すると そのとき、この街の顔役である ノムさんの店で、騒ぎに乗じた 窃盗が起きる。

犯人は、シイラという名の 貧しい身なりをした １０代の少女。

親に問題を抱えており、シイラが盗みを働いたのは これで３回目らしい・・・

「そんな親の元に生まれちまって　　　本当に 運がない」

「・・・　　　運？」

「あたしは　　運が悪かったから　　　こんな人生なの？」

「なら早く死にたい」

「死んで神さまに言うんだ　　　もっといいところに生まれさせてくださいって」

「早く 死にたい」

一部始終を見ていた ハデス様は、役所に突き出されそうになった シイラを――――――――！？？