テリトリーMの住人 41話 11巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

別冊マーガレット, テリトリーMの住人

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別冊マーガレット6月号の テリトリーMの住人、感想です

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ネタバレ配慮してなくて すみません

■宏紀からの連絡が来ない・・・わけじゃないけど いつもと違い、回数が 極端に減っていること、話しかけて 数分 反応なかったこと、さっきも 反応が薄かったこと、穂積に相談している 瑛茉

修学旅行 初日は 体調が悪かったみたいで 納得したが、熱が出ても次の日には治る宏紀が 2日目も今日もなんて 絶対おかしい、と。

瑛茉、めっちゃ 不安になってる・・・ (´・ω・`;)

「・・・・・・・・・・・・  もしかして この前 話聞かれたせいじゃ――――――――」

「それは無いと思う  宏紀 そんなの事故だし気にしないよって 笑ってて  その後も機嫌 良かったし 全然 いつも通りだったし」

「まあ 出発の朝も 普通だったよな・・・」

「・・・・・・・・・・・・  全然気にならないのも それはそれで 不思議っていうか  微妙な感じしたけど・・・・・・・・・・・・」

「気にして怒ってほしかったわけ」

「そういう わけじゃ・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 (宏紀は 考え方が私より大人で 人間できてるから)

 (――そう納得したはずなのに  自分が 気にしない=興味ない な感覚のせいか  違和感が残ってしまうのかな)

「・・・さっきも  お土産 どっちがいいか きいたら  『瑛茉の好きな方でいいよ』って・・・・・・」

「意見 尊重してくれてんじゃん」

「・・・どうでもいいって言われてるみたいだった」

■真剣に 瑛茉の悩みを聞いてくれる 穂積。・・・だったけど、あんまりにも瑛茉の愚痴が 延々 続くものだから、さすがに無理で 受け流しモードへ移行 ( ゚∀゚;)

そりゃ そうだよね・・・。瑛茉さん、気づいて・・・!!!

一方 その頃、の こまちゃんと櫛谷くんのラブラブっぷりと、穂積の不憫な状況の対比が すさまじい・・・ (-_-;)

 (こいつの背後が 暗くなってた時点で ヤな予感はしたけど)

 (くっしーと駒井ちゃんが消えて  ふたりきりだって 少し身構えたのに  思ってたのと違う・・・)

瑛茉と 甘酸っぱい空気になる展開を 穂積は期待してた・・・のね・・・。穂積が かわいそすぎて 本気で泣けてきたんですけど ( ;∀;)

――――しかし、そんなふうに 穂積のこと “かわいそう” なんて思うこと なかったみたい。

穂積が 瑛茉への想いに 区切りをつけるための、良いキッカケになったっぽい?

 (事故とはいえキスしたんだから(←そういうことにしとく)  少しは 何か揺らぎがあるかと思ったのに)

 (笑えるくらい 全っっ然無いな)

 (でも)

 (無くてホッとしてる自分もいる)

 (つか普通 自分を好きだった男に 彼氏の相談するか?)

 (ってこいつ 普通じゃなかったか・・・)

 (しかもさっきから ぐるぐる同じ愚痴 繰り返してるし)

 (フォロー入れてやっても でも・・・ってネガるし)

 (いい加減めんどくせ)

冗談を言って 瑛茉を怒らせる 穂積。でも それは 穂積なりの気遣いというか、瑛茉に “悩んでも仕方ない” って思わせることで 瑛茉の不安を 少しでも取り除こうとしてくれたんじゃないのかな。

そして 実際、穂積瑛茉の心を 前向きにしてくれた。

「可能性の話だよ  今日 戻るんだから 帰ったらすぐ会いにいきゃいーじゃん」

「うん・・・・・・」

 (そうだ 夜になるけど 今日 銀鼠町に帰る 宏紀に会える  はやく 宏紀に会いたい)

「うん」

■合流した こまちゃんと櫛谷くんの前で、いつもどおりの笑顔を見せる 瑛茉。

そんな瑛茉を、じっと見つめる 穂積

 (今まで 誰も好きになったことがなくて  初めて人を好きになって 戸惑った)

 (想いは叶わず  この先も こいつを好きなまま 引きずって生きていくのかと思ったけど――――――――)

 (いや 実際今も 好きなはずだけど・・・)

 (ふたりが思い合ってるのを間近で見てたせいか  いつの間にか)

 (「自分の好きな女」って認識より 「ひろくんの彼女」としての認識のほうが  強くなってた)

穂積は もう既に、瑛茉への想いに 区切りをつけられていたんですね。今回のことで それを 自覚できたんですね。

初恋が実らなかったことは いつか きっと “いい思い出” になる。穂積の心も 前向きになっていってくれる予感 (*゚´ω`゚)

■修学旅行が終わって 帰りの新幹線が 間もなく駅に到着。落ち着かない 瑛茉の心臓・・・!

 (なんか緊張してる・・・・・・・・・・・・)

 (会いたい 宏紀の顔がみたい)

 (太陽みたいに あったかい あの笑顔が)

■新幹線の窓から、駅のホームに立つ 宏紀の姿を見つけた 瑛茉。急いで降りて 駆け寄る。

元気そうな宏紀は「会いたくて 待ってらんなくて  迎えにきちゃった」と言ってくれた。

思わず泣きそうになっちゃうらい 嬉しそうな瑛茉が めっちゃかわいいし、宏紀が いつもの笑顔を見せてくれて すごくホッとした・・・!!! 落ち込んでるかと思ってたよ~。

おかえり・ただいまの ハグと、瑛茉が 体調を心配してくれてたことを知った 宏紀の反応、キュンとした (〃▽〃)

 (3日離れてたぶん 次のお休みは ずっと一緒にいたい そう言うと  宏紀は嬉しそうに笑って頷いた)

■約束どおり 次の休日、一緒に過ごす 瑛茉と宏紀。ふたりきりの奥西宅。しかも 瑛茉の部屋! (*゚ _ ゚*)

瑛茉の部屋も かわいいけど、部屋着の瑛茉も かわいい~♡ 髪型 かわいい~♡

■結局 修学旅行中 なんで反応が薄かったのか、宏紀に尋ねる 瑛茉。

宏紀は 言いたくなさそうだけど、瑛茉に じっと見つめられ 口を開いた。

「・・・・・・・・・せっかく修学旅行なのに  余計なこと言って 邪魔したくなかったから・・・・・・」

「邪魔って・・・・・・ 余計なことって・・・・・・?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「修学旅行って あれじゃん・・・  特有のノリ あるじゃん  夜 部屋に みんなで集まって 騒いだり  距離近くなったり・・・」

「流れで カップルになったり・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・  ふーん・・・ ・・・・・・宏紀 なったんだ」

「・・・・・・やっ 一般論! 一般論としてっ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・ ほ――お・・・」

「とにかくっ  そーゆーノリのイベントだし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  りっくんと同じ班だし 一日中 一緒だし・・・・・・」

「――穂積?」

「・・・瑛茉達に そんな気なくても 一緒にいる時に また事故的なこと 起こったりするかもって――――――――・・・」

 (事故って・・・・・・  穂積と転んだときの――――)

「・・・・・・・・・「今一緒?」とか 「何してるの?」とか  いちいち聞いちゃいそうで 嫌だったから・・・・・・・・・」

「だからずっと考えないように 無になってた」

 (それってつまり――――)

「・・・・・・・・・  ・・・ヤキモチやいてたってこと?」

気にしてないフリして 本当は気にしてたこと、むしろ嬉しい瑛茉さんは ご満悦な表情で 宏紀を抱きしめる (*´ェ`*)

しかし 宏紀は 笑っていられる心境じゃなくて、瑛茉を 押し倒した。

「・・・・・・・・・・・・気にするよ  思いっきり 気にした」

「でも そんなの言ったら 修学旅行前の楽しい雰囲気が 台無しになっちゃうじゃん  ・・・言えなかっただけだよ」

 (瑛茉に似合うように  大人で 優しくて 頼れる存在でありたい  そう思ってきたのに――――)

「・・・・・・瑛茉は 俺のこと 凄い良い人フィルターかけて見てくれるけど  俺は 瑛茉が思う程 人間出来てないから」

「例え事故でも ほかの男が 瑛茉の唇に触れたなんて すっごい気になるし  悔しいし 嫌だ」

「宏紀・・・・・・」

「時間が戻せたら 絶対阻止しに行くのに」

「瑛茉に触っていいのは 俺だけじゃないと やだ」

「・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・  幻滅した・・・・・・・・・?」

もちろん、瑛茉は 幻滅なんか するはずない。

お互い ドキンドキンと胸を高鳴らせて、見つめ合う 瑛茉と宏紀。

「私も 宏紀にしか 触られたくない・・・・・・・・・・・・」

「瑛茉・・・・・・」

キスをした後、宏紀は 瑛茉から離れようとするけど、瑛茉は 宏紀を離さない。

「瑛茉・・・ これ以上は ほんとやばい・・・・・・・・・・・・  お父さん 帰って来ちゃうかもしれないし――――」

「・・・大丈夫  パパ今日 打ち合わせで遅くなるって言ってたから・・・」

「――――」

 (その日  私達は これまで以上に仲良くなった  ずっと一緒にいよう)

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

瑛茉と宏紀 パシャリ!!!  つきあって はじめての 離れ離れ、を乗り越えて ドキドキ急展開・・・!!! (*゚◇゚*)

テリトリーMの住人41話

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