高嶺と花 100話 18巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
花とゆめ14・15号の 高嶺と花、感想です
最新コミックス17巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくて すみません
■いよいよ 入籍発表会の日取りが決まった。会場には 鷹羽の親族以外にも グループに関わる大物が 各方面からやって来る。
中には 冷や水を浴びせに来る輩も いるだろう・・・から、当日 何を言われても 痛くも痒くもならない 心の強さを得るべく、花を 滝行へ連れてきた 高嶺さん。
けっこう本格的な 滝行を、いっけん テンション高めで楽しそうに行う 高嶺さんだが、実際は 緊張して 落ち着かないだけらしい・・・
(これ以上深まる絆もないので 滝行くらいしか する事がないのも事実)
(平たく言ってしまえば 披露宴である 緊張するのも ムリはない)
■そして ついに、入籍発表会 当日。会場に集まっている 来場者の多くは、ひそひそ ヒソヒソ と、高校生と結婚した 高嶺さんのことを「ロリコン」だと 非難している。
(知ってる 知ってる こうなるのは わかってた 今更 どうということもない)
花も 高嶺さんも、これくらいで 動じることはない。が、純粋にお祝いに来てくれた ルチアーノさんと ルチアーノさん一家の 底抜けの明るさとポジティブさと自由さには、少々 動揺・・・しつつ、彼らのおかげで 緊張していた気持ちが 一気に和らぐ。
「私たちの問題が とても小さな事のように思えてきました」
「・・・そうだな」
「世界は広いですね」
会場へ行くことはできないけど 光子ちゃん・水希ちゃん・おかモンも、花にラインを送り 応援してくれている。
そして 会場には、花たちの味方でいてくれる 大海くんがいる。ただ 大海くんの表情は ちょっと切なげで・・・?
「あ また背が伸びたね! すっかり抜かれちゃったな」
「・・・・・・ まだ 高嶺兄さんより 低い」
「父さんと母さんと 約束したんだ 将来 高嶺兄さんに負けない男になるから 変なことしないでって 約束やぶったら また家出してやるって言ってきた だから大丈夫だよ」
「ありがとう 大海くんがいれば 鷹羽でも安心だ 頼りにしてるね」
高嶺さんのマネをやめて 高嶺さんを超えようとしている 大海くん、大きくなったなあ。体も 心も。
本当は 他に・・・ 花に伝えたい想いが あるはず。
なのに その想いを隠して、高嶺さんの妻となって 鷹羽の親族たちの前に 堂々と立とうとしてる花のため サポートに回ってくれた大海くんが、かっこよすぎて 感動しちゃう 。゚(゚ノД`゚*)゚。
すっかり大人っぽくなってて ちょっと寂しく感じる気持ちもあるんだけど、今後ますます かっこよくなっていくんだろうなあ、と思うと 大海くんの成長を ずっと見守りたくなる!
きっと あっという間に、高嶺さんに追いつくくらいの 立派な男になるのでしょうね~。そのまま あっという間に 抜かされないよう、高嶺さん 頑張らないとね~ (*^▽^*)
あと ルチアーノさん一家の賑やかっぷり 最高ー!!! さすが ルチアーノさんのご家族☆
■発表が始まる前から、バズらせるため 高嶺さんのことを悪く書こうとする 記者に対し、八雲さんが 釘を刺す。
「鷹羽の者としちゃ あまりマイナスな印象を与える伝え方されると 困るんでね」
「あんたたちのような輩をどうにかしてこい とのご命令だ」
妙な記事を書いたら もみ消す、と忠告。八雲さんに命令したのは 母・氷冴世社長・・・?
■蒼天会長や 花の家族も 無事に会場に到着し、いよいよ ついに、花と高嶺さんの 入籍発表会が始まる。
(私達の関係は お見合いから はじまった 最初は単に ムカつくヤツだった)
(あたしをホレさせようと やっきになる高嶺さんと それを返り打ちにして 喜ぶあたし)
(そんな毎日が まるでゲームみたいで 楽しかったんだ)
(貧乏になった時 楽しくなくても そばにいたいと思った)
(好きだと自覚したら それまで何でもなかったことが 愛しくなった)
(愛しくなったら 失うのが恐くなった)
“「信じてついて来い」”
(逃げずにいられたのは 「それでも一緒にいよう」と 高嶺さんが言ってくれたから)
(高嶺さんが あたし達のことについて 説明している間 これまであった 色んなことが思い出された)
(その全てが 今のあたしを支えてる)
まっすぐに前を向き 物怖じしない態度の 花を見て、花と高嶺さんの入籍を 好意的に受け止めてくれる人が増えた。
しかし やはり、否定的な人たちも まだ大勢いる。
「彼女とのなれそめや あなたの彼女に対する想いはわかったけれど 彼女はどうなんだい?」
「自分が その席に座るのに ふさわしいと思っているのか?」
厳しい言葉を投げかけられても、花は 前を向く。立ち上がり マイクを手に取り、花も 高嶺さんへの想いを、今の自分の気持ちを 堂々と話す。
「これまで高嶺さんから 色々なプレゼントをいただきました」
「大量の花束とか ダルマとか 謎の彫像とか 「プレゼントはオレだ」なんて事もありました」
「おい やめろ」
「まあ ともかく・・・ はたから見れば ふざけたものばかりだったんですが」
「高嶺さんにしてみれば 選び抜いた最高の一品ばかりだったそうです 「自分が納得しないものを 人にやるわけないだろう」と」
「だから 私も高嶺さんに ならいます」
( 「あたしなんて」 「あたしなんか」 )
(前のあたしなら 10歳の年の差を前に きっと ひるんでいただろう)
(けど今は)
「少しも ひけ目はありません」
「私が納得したから ここに座ったんです そうでなきゃ 彼に失礼ですから」
堂々とした 花の演説を、露骨に不満そうに “生意気” と思う人もいれば、笑って “肝が据わってる” と言ってくれる人もいる。
花の家族や ルチアーノさん一家は、 花と高嶺さんが幸せになることを願い 喜んでくれる。
そして 高嶺さんの祖父・蒼天会長と、会長の娘・氷冴世社長と 会長の息子・狭谷副社長は・・・
「何やら 陸人と十和子さんの式を 思い出すな」
「そうかしら? 温和で誰より人格者だったわ 陸人は 似ても似つかない」
「・・・そうじゃな 誰も代わりにはなれんさ だからこそ あの子にも頑張ってほしいと願うのだ」
「花さんと出会って 随分と優しくなった」
「もどかしさを あの子や十和子さんに ぶつけるのは もうやめにしないか・・・?」
■喜ぶ人、応援してくれる人、悲嘆する人、反対する人、反応は様々だったが 無事、入籍発表会を終えた 花と高嶺さん。
10歳差の夫婦ふたりの生活は、高嶺さんから 花へ 毎日バラを贈る、ラブラブな日々が続く――――
何もかも全部 すっきり解決! ・・・なんてことは そもそも無理に決まってたけど、それでも 逃げずに立ち向かい、今の自分の強さを 見せつけてくれた花、めっちゃ かっこよかったよー!!! (*゚´▽`゚)
きっと、花を応援したいと思うようになった人は たくさん いると思うし、それに なにより、黙って 花の言葉を聞いていた 高嶺さん、頼もしい奥さんに 惚れ直しちゃったでしょうね~♡
花と高嶺さんの 深い絆が、発表会で また さらに深まったことが伝わって、本気でグッときたし キュンキュンした (*゚ω゚*)
でも ふたりがいないところで こっそり泣く大海くんの姿は 切なかったなあ。
八雲さんは すっかり更生してるし、氷冴世社長と狭谷副社長も 高嶺さんたちへの接し方を 直してくれるんじゃないかな。
次号 巻頭カラーで最終回! 何度も笑わせてくれたり 胸キュンさせてくれた「高嶺と花」の ラブラブなラスト、ただただ 楽しみです! (*^▽^*)
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
深い愛の絆で結ばれた ラブラブ夫婦、パシャリ☆ 10年も遅れて生まれてきた罰は 生涯ずーっと続くわけですね? なんてロマンチック!!! (*´艸`)