素敵な彼氏 47話　12巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2020年1月11日別冊マーガレット, 素敵な彼氏

別冊マーガレット2月号の 素敵な彼氏、感想です

最新コミックス11巻 発売中！

ネタバレ配慮してなくてすみません

■例の彼女に 桐山くんがキス！ されたこと、しかも 口に！ されたこと、そんな嫌すぎる 報告を受けた ののかは、すごく動揺して 感情的になっちゃうかもな・・・と思ってた。

いくら “なんでも言って” と ののかが言ったとしても、“これから何でも ののかに言う” を守ってくれた 桐山くんの気持ちを 考える余裕は、ないんじゃないかと思ってましたよ。

でも 違ったなあ。そりゃ ビックリしてたし （すごい嫌だ～・・・！！）って 悲しんでたけど、ヒドイのは奏音であって 桐山くんは なにも悪くない、ってこと、一瞬たりとも忘れなかった ののかは、すごく冷静だった。

油断してたからといって 桐山くんが 謝ることじゃない、仕方ないことだと すぐに分かってくれた ののか。嫌だけど それを言葉にはしないで、桐山くんの心配をしてくれる ののか。さすが 中級彼女！！！　そして 本当に、ののかは優しい子だなあ と感じました (*ﾟ´ω`ﾟ)

でも、ののかが 優しくて良い子で素敵な彼女だと 実感すればするほど、今の桐山くんは しんどくなっちゃうんだろうな・・・

「だ・・・　大丈夫だよ！？　　私 そんなんで だめにならないよ！？　受験も がんばるよ！！　大丈夫だよ桐山くん 事故だよ！！」

「そっか・・・　　それなら よかった」

いや ぜったい “よかった” とか思えてないでしょ 桐山くんさん・・・！ (－_－；)

表情 いつもより めっちゃ暗い・・・気がするし、明らかに オーラ暗いし！！！

そして ののかは、変な汗かきまくりで 困惑のオーラ・・・

（平気ではない）

（桐山くんに 他の人がさわったと思うともう 彼女今からたたきに行きたいくらい 平気じゃないけど　　でも）

（目の前にいる カレシのほうがヤバそう）

明らかに “大丈夫” じゃない 桐山くんに、ののかは 何をしてあげられるだろう？

邪魔してくる昔の彼女が ぜんぶ悪い！　って分かっていても、実際 叩きに行くわけには いかないもんなあ・・・。

そんなことしたら余計に タチの悪い相手を煽るだけだし、なにより そんなこと 桐山くんが望んでないし。

■ののかは 桐山くんとバイバイした後、そのまま 生駒さんの家に行って、元カノ問題について すべて話して 相談した。

その相談相手も 桐山くんの元カノ、っていう 微妙な複雑さは あるが、ののかにとって 生駒さんは、何でも話せて 信頼できる 頼もしい友達。

だから 素直に、生駒さんの前では “嫌だ” “どうしよう” って感情を出せてるんですよね！　キスを迫るのは さすがに混乱しすぎですけど！ ( ﾟ▽ﾟ )

でも ののかに頼られて 相談されること自体は、生駒さん めっっちゃ嬉しそうにしてくれてるから、ののかと生駒さんって 本当に良い友情を築けてるなあ、と思った！！！

「・・・・・・なんか 心配なんだよね・・・　　絶対桐山くんのほうが 上級者ぽいのに　なんか私より たいへんそうっていうか・・・　違うのかもだけど・・・」

「私 自分はずっと うまくやってるつもりだったけど　　でも誰かを 本気で好きになったら　自分のやりかたで通用しない時がくるっていうか・・・」

「向き合わなきゃいけないことが　人それぞれ あるんだと思う」

「直也は私とは 違うけど　直也にも あるんじゃない？」

「向き合わなきゃいけないこと？　・・・桐山くんに？　何？」

「それは本人にしか わかんないよ」

「本人にしかー！？　　私できることは ないのー！？」

「知らないけど 元気にしてるしか ないんじゃない？　あと勉強しな」

「うっ」

（そーなんだよね 受験だし　前の彼女どころじゃないんだよ～ 私も桐山くんも　　ふせんも 渡し忘れたし・・・　ふせん・・・　　クリスマスがあるじゃん）

（そーだ！！ クリスマスを ちょっとでも楽しくして！！　元気になってもらいたい！！）

（桐山くんが向き合うものって　なんだろ）

ののかは、生駒さんに話を聞いてもらうことで 落ちつくことができたし、はっきりズバッと言ってくれる 生駒さんのおかげで、気持ちの切り替えが うまくできた気がする。

この調子で 次は、クリスマスを楽しく過ごそうと頑張る ののかのおかげで 桐山くんも うまく気持ちの切り替えができた！　って流れになってくれたら 嬉しいんだけど・・・、そんな順調には いかない予感しか してこないんだよな・・・ (´;ω;｀)

■桐山くんは 奏音を避けるために、塾の曜日を 変更した。

奏音と会わなくても済むようになったし、ののかが クリスマスに向けて 明るく元気でいてくれるおかげで、桐山くんの心 ちょっと復活してる！！！

奏音の迷惑キスを ののかのキスで上書きしてもらえて、桐山くんも 元気になってる！！！

・・・って喜んでも 結局、奏音のせいで 一瞬で ぜんぶ ひっくり返されてしまうんだもんなあ・・・。とにかく 桐山くんが かわいそうすぎる (ノ_・。)

美容院に行ったら たまたま その日、先に来店していた 奏音と遭遇。そして 待ち伏せ。

そんな状況で 逃げないわけがない。うんざりしない わけがない。

「また逃げる！！　　・・・・・・キスしたのに」

「・・・あれは　キスしたって 言わなくね？　　忘れたいんだけど」

「忘れるとか 無理でしょ　　あったことなのに」

そうだよ そのとおりだよ。だから これ以上 なにも起きてほしくないんだよ！

コンビニで会ったのも 塾が一緒だったのも カフェも今日も、本当に 偶然だから、こんなに偶然が続いてしまったから、奏音に 妙な自信を持たせてしまってる。神様 恨むぞ・・・

「私なんにも がんばってないのに　直也にぜんぶ むかうみたいなんだよね」

「やっぱり運命じゃないのかな」

目が本気――――！！！！！！　本気の目だよ――――！！！！！！ ( ﾟ◇ﾟ；)

桐山くん キレたほうがいい！　って言いたいところだけど、話が通じない相手にキレたところで 解決するとは思えないし、逆上してきそうで 怖いからな・・・。

「もうすぐクリスマスだよね　それで思い出したんだけど　　つきあってた時 クリスマスに 直也がくれたの・・・これ　　覚えてない？」

「・・・覚えてない」

「うそー！！」

え・・・、元カレからのプレゼント ずっと持ち歩いてんの・・・？　は？　え？　気持ち悪い・・・。

桐山くんは 奏音の手からプレゼントを奪って 捨てようとする。だって 気持ち悪いもんね (＠_＠;)

それでも 桐山くんのこと 諦めようとはしないし、自分の異常性に気づかない 奏音。ヤバババババ・・・

「それを捨てたって 私とのことは　なかったことには ならないよ」

「なんで俺のとこへ来るの？　――・・・他にいいやつ いるだろ？」

「うん でも 直也には 運命感じる　運命には 逆らわないほうが いいと思う」

「思い込みだろ　　絶対ないから　悪いけど あきらめて」

「思いこみじゃないし！！」

何度も 偶然 会ってしまうせいで、奏音は 運命だと信じてしまうし、元カノと会ったことを 桐山くんは ののかに報告しなきゃいけなくなるし、報告を受けた ののかも さすがに 不安を隠せなくなってる・・・。

それでも、すぐに また気持ちを切り替えて、桐山くんに 不安を見せない ののか、本当に 強くなったよね。すごいぞ 中級彼女！ (*ﾟ´▽`ﾟ)

■いよいよ クリスマス当日。塾が終わった後、ののかとの待ち合わせ場所に向かう 桐山くん。

ところが、その途中 またしても奏音と会ってしまった。奏音は 普通に驚いてる顔だから、やっぱり 偶然なんだな・・・。

奏音から逃げるために 走り出した 桐山くんは、車と ぶつかりそうになって 倒れ、スマホを壊してしまった。

怪我はなさそうだけど、精神的に もうギリギリの状態だと思う・・・。

そもそも いつもだったら、赤信号なのに 歩道を渡る、なんてこと しなかったはず。

奏音のせいで そういう行動に出てしまうほど すでに追い詰められてたわけなのに、見下ろして「そうそう タイミングよく 現れないよね　彼女も」とか言い放つ 奏音が怖すぎて、桐山くんの心は もうポッキリ折れそうなんじゃないだろうか・・・。

だけど 桐山くん、お願い 負けないで！！！　ののかが 待ってる！！！　ののかが 心配してる！！！ ( ；ω；)

（桐山くん　遅いな　　既読も つかないし　なんか あったのかな？）

（今年は　　はじめて カウントダウンに 彼氏といけて・・・・・・　夢がかなうのかなって 思ってるけど・・・）

（もしかして 私って　　そういう 運命なのかな）

今年も ののかと桐山くんのクリスマスは 一筋縄ではいかない・・・けど、なんとか乗り越えて 高校最後のクリスマスを 笑顔で締めくくってくれー・・・！！！

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした！■□

桐山くん パシャリ　　かわいくて 頑張り屋の 素敵な女の子に 好きになってもらえたことが、桐山くんの心を 支えてくれると思う。ただ、奏音は どうしたら諦めてくれるのか・・・