ショートケーキケーキ 56話 10巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
マーガレット19号の ショートケーキケーキ、感想です
最新コミックス9巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくてすみません
■鈴坊ちゃんの回想からスタート。幼い鈴坊ちゃんにとって おじいちゃんの雪次さんは 憧れの存在だったのか。
野菜じゃないかぶを たくさん持ってるらしい、って めっちゃ かわいいな! 笑った ( ´艸`)
おじいちゃんにペコペコする 周りの大人達から、期待の目で見られてることを すでに自覚している鈴坊ちゃん。そのことについては、“仕方のないこと”だと理解して さほど苦ではなかったんだろうなあ・・・って気がする。
ペコペコ軍団の目から 理久を守るために頑張ろう、って気持ちで いてくれたみたいだし。
だからこそ、理久が 自分より何でも上手くやってしまうことに 焦りを感じちゃったのかな・・・。
本当は 理久も必死なんだ、ってことは分かっても、理久が思う “血の繋がりがあることの羨ましさ”っていうのは、このときの鈴坊ちゃんが理解できないのは 当然だもんなあ (´;ω;`)
(理久 おれは お前がうらやましい おれだって いつも必死でやっとる お前が たった一か月じゃなくて もっと年の離れた弟だったらなぁ
だって なんだかおれって すごくかっこ悪い 縮まらない どんどん距離がとられて 理久は先の 先へ)
■鈴坊ちゃんのコンプレックスを 悪い方向に刺激を与えてきたのは 雪次さんの態度だよ。おじいちゃんは 鈴坊ちゃんのお父さんが嫌いだから、鈴坊ちゃんよりも 理久のほうがお気に入りだったわけだ??
そのへんの雪次さんの感覚 よく分からないし、それを小さな子供たちへの態度で 露骨に表すのは 絶対ダメでしょ。大人げなさすぎ!
■かっこいい お兄ちゃんになる! って鈴坊ちゃん気持ちは、おじいちゃんに認められたい って気持ちと ほぼ一緒だったんだと思う。
なのに、おじいちゃんが ペコペコ軍団に自慢するのは 理久のことで、あまつさえ「理久が 本当の孫の方じゃ」なんて嘘をついた。
まさか鈴坊ちゃんが聞いてるとは 思ってなかったとしても、雪次さん 人として最低すぎないか・・・? (ノ_・。)
鈴坊ちゃんが聞いてしまった言葉が、こんなヒドイ言葉だったとはなあ・・・。そりゃ傷つくよ、理久への態度も変わってしまうよ・・・。
■傷ついた鈴坊ちゃんが なぐさめてほしい相手は、やっぱり お母さん。でも そのお母さんさえ、自分を“一番”にしてくれないって思ったとき、誰も信じられなくなっちゃったのね。本当の気持ちを隠すようになっちゃったのね (´;ω;`)
(お母さん おれのこと 何年も祈って 待っていたんじゃろう? なんで理久とおれが 平等なんじゃ)
(一番に抱いてくれなかった その腕なんか とっとと離してくれ 優しい言葉をくれても 信じてやるもんか 誰でもいい 誰か 誰か 誰が?)
鈴坊ちゃんが助けを求める相手は 絶対に両親だったはずなのに、それができないまま お父さんとお母さんは亡くなってしまったんだよな・・・。悲しいな・・・。
本当は、両親が亡くなった後 理久と仲直りしたかった、しようとした。でも、理久の本当の母親が現れて それも叶わなかった。そのせいで 理久の本当の母親を 恨む気持ちが、一層 強くなってしまったのかも。
理久だけは そばにいてほしかったのに、それを最終的に壊したのは あやめさん・・・って鈴坊ちゃんの中で位置づけられてしまったわけで・・・。
ここで鈴坊ちゃんが “血の繋がりがあることの羨ましさ”を知ることになるの、本当 切ないよね・・・
「自分を捨てて ほっておいた奴の元へ あいつは走って行った
――――・・・敵わんのじゃ 本当の血の繋がりには ・・・出来がよくて悔しかった気持ちはあった 劣っていた俺は 兄失格で・・・ だけど・・・ 俺は一度も 本心で
あいつが いなくなればいいなんて 思った事はない
今も 夜中に何度も目が覚める その時 あいつのが顔が浮かぶ あいつは今も 眠れてるじゃろうか・・・
あいつが 真夜中でも この家の門を くぐって来るかも知れない・・・」
■鈴坊ちゃんにとっては 大きな家も 広大な土地も、理久以外は なんの価値もない、と知った天。
千秋と付き合ってるのは 嘘で、本当は 理久が好きだと打ち明けた。ようやく・・・というか、今さら知る 鈴坊ちゃん ( ´艸`)
天と白岡さんに 弟愛を指摘されて 照れまくる坊ちゃんは、めっちゃ かわいい!!! いや 乱暴はよくない、よくないけど かわいいのだ・・・!!!
そして 鈴坊ちゃんの本当の気持ちを聞いて、天が “理久のためなら” ではなく “水原兄弟のためなら”何でもする、って言ってくれたことが、嬉しくて 泣ける 。゚(゚ノ▽`゚*)゚。
■理久が 本当のお母さんと会う意志を固めたこと、蛍さんと琉くんは すごく嬉しそう。会う段取りをつけて 当日、白岡さんと向かった理久。なぜか 来ている千秋。
うん、そりゃ いるでしょー! 千秋だもの、そりゃ いるよ。だって 千秋だもの(笑)
しかし まさか、スーツ着て いちばん気合い入れて来るとはね。大丈夫、かっこいいよ 千秋ー!
千秋と蛍さんが やっぱり、良い感じになっていきそう?な感じだなあ。琉くんの 千秋を見る目・・・ ( ゚∀゚;)
あと 白岡さん、元ヤン感 出まくってるじゃないですか(笑)
■到着して 真っ先に、土下座して 謝る、理久の 本当のお母さん。
あやめさん・・・、泣いても許されないことを してきたわけだけど、大人になるまでも 大人になってからも、色々あったんだろうな・・・
■理久と あやめさんの 再会の場に、乗り込む 鈴坊ちゃん。天が「・・・何してほしいか言って 何でもするから」と言ってくれたから、自分も立ち会わせるよう 頼んだってことだよね。
「・・・初めましてじゃないが 俺の名前は 水原鈴 水原真幌の実子で長男じゃ 分かったんなら 全部吐いてもらうぞ クソババァ」
ジャケットは着たし ネクタイも締めた・・・が、言葉遣い 荒いな もう! でも まあ、鈴坊ちゃんらしい。
鈴坊ちゃんが ダァン!! 入って来たときの、白岡さんの めっっっっっちゃ嬉しそうな顔に、思わず笑っちゃったよ! 嬉しいんですね、鈴坊ちゃんが来てくれたことが 泣くほど嬉しいんですね (*´▽`*)
さて 57話は21号。天も 鈴坊ちゃんと一緒に立ち会ってる この場で、次回 あやめさんの過去が明かされるんでしょうね
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
鈴坊ちゃん パシャリ・・・ こっちも泣いたよ、泣くしかないでしょ こんな切なすぎるシーン・・・。鈴坊ちゃん、頼むから しあわせになってくれ (´;ω;`)