愛が死ぬのは君のせい 27話 5巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
マーガレット19号の 愛が死ぬのは君のせい、感想です
最新コミックス4巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくて すみません
■一墨が消えてしまって 愛生は悲しみに暮れているはず・・・と思っていたので、学校で 普通に過ごしてる様子から始まって、ちょっとビックリした。
もちろん 悲しくないわけじゃないだろうけど、愛生の感情が だんだん欠如していってる? 悲しすぎて 何も考えられない、のだろうか・・・。
愛生に悪影響があると分かったから 一墨は消えることを選んだ。その事実を “私のせいで 一墨は消えた” と 愛生は解釈してしまい、無意識に 感情を殺してしまっているのだろうか (ノ_・。)
(だから 一墨は 消える事を選んだ 選んじゃうくらい 一墨は優しいって 私は知ってた
私が怖がったり 怯えたりしないように 一人で口をつぐんで 抱えこんだり 私に悪影響があるからって 自分から 自分を諦めたり
そういう風に 一墨は 優しい 優しい 優しかった それなら 私は
あの時 一墨に ありがとうって言わなきゃ いけなかったのかな? だったら あの時
一墨は ガッカリしたかな? ここまでしたのに あんまりだろって思ったかな? 私、不満ばっか 投げつけちゃったから)
(前に 一墨が消えたと思った時は 悲しくて 恋しくて もっと しおらしく泣いたりしてたんだよ? どうして 今度はそうできないのか 自分でも わかんないんだ
多分 私 どっかおかしくなっちゃったんじゃないのかな
あれから私 泣く事もしないで ずっと一つの事ばっか 考えてるの)
(あの時の 私の叫びが 消える事を選んだ一墨に 届いてたのかどうか ――――もし 届いてたなら
どう思ったんだろうか、って)
■然は、愛生のことを 心配してる・・・というか、笑って過ごしてる 愛生のことが、理解できなくて 混乱してる。
そうだよね、分かる・・・分かるよ 然の気持ち (´;ω;`)
でも、そんな然の 唯一の相談できる相手が、さっそく “白い奴” で定着してるのは、なんか 嬉しいかも!
「・・・今の愛生って ちゃんと愛生なのか? ってか ワルツと出会っちまってからの愛生って ちゃんと愛生だったんかな?」
「何を言ってるんだ?」
「――俺さ 前にワルツとのいきさつを 愛生から聞いた事があったんだ 病院で」
聞く事の方が大事だと思ったから 口なんか挟まなかったんだけどさ 実はずっと 引っかかってたんだよ
“ワルツが 一墨の体から 出てくれるなら 自分の体に移ってくれって 頼んだ”って 自分が消えるのを 承知の上で
同じなんだよ 愛生も。
愛生も 一墨も お互いを思って 自分を犠牲にしてもいいって
すごい事なのかもしんねぇ すごい愛なんかもしんねぇって思うけど あんまり単純で 稚拙で 純粋すぎて なんか
ちょっと ゾッとすんだ」
「ゾッとする?」
「・・・一墨が 消える前にさ 俺、愛生をつけて行ったんだ 裏山の あいつらの秘密基地で 手を取り合ってる二人を見た 一瞬 ほんとに一瞬だけど
現在(いま)の時間じゃないみたいに感じたんだ お互い 想い合ったまま 焼き付いた影みたいに 過去が 閉じて止まってるようで――――」
「なぁ ワルツと接触した時の とばっちりってのはさ そん時ちょこっと入られた愛生の体の変化だけなんかな 遭遇したっていう 一墨の記憶だけのものなんかな
二人にとって 6年前 接触した瞬間に 致命的な 地球外生命体の影響って あったと思うか?」
「肉体以外にか」「それは無いとは言えないが・・・
現にワルツにも 彼らとの接触で 精神的な影響が あったわけだしな
逆に ワルツ側には 致命的だったと言えなくもない」
「そういや学校 欠席続いてんのは知ってるけど ワルツ あれからどうなってんの?」
「そうだな 端的に言うと ワルツは壊れた。」
■愛生の部屋に 勝手に入り込んで、愛生の動きを封じる ワルツ。
“ワルツは壊れた” ・・・から、ワルツの中の「好き」の感情が暴走して 何をしでかすか分からない状態になってしまった?
愛生にキスをした ワルツ。その様子を目撃してしまった 心音ちゃん。どんどん 悪い方向へ 向かっていってしまってるよね・・・ (ノ_-。)
「――ああ やっぱり これじゃダメだ お前が 俺の手を自分で握ってくれないと
お前が「私も好きだよ」って言わないと ちゃんと うけいれてくれたと 俺が感じられないと
幸せになれない」
「もう 一瞬でいい 一墨が好きでも 今、一瞬だけ俺を好きになれよ ずっとじゃない それならいいだろう?
そしたら俺は 止まって 永遠にそこにだけ居ることにする」
「・・・そんな事できないよ 一瞬だけなんて
“好き”って そういう こま切れにできるもんじゃない・・・」
(あの先が 好きって確認して 触れ合って 溶けそうな幸せの一瞬より その先が)
(一墨の こういうところが 嫌いとか 私の こういうところが 嫌とか
ケンカしたり 話し合って仲直りする努力してみたり
綺麗なだけじゃない もっと生々しくて もっと時間がかかって 伝え合って 衝突して出来ていく何かが)
(一墨がまた 同じ答えを選んでしまうのは その先の時間が 私たちに なかったから)
「・・・愛生?」
「・・・どうして ここに来たの あんたさえ ここに来なければ」
愛生は、自分を責めてしまっていたわけでは なかった。愛生が、ワルツを恨むのは 当然のこと。
・・・だけど、何とも言えない もどかしさを感じるなあ・・・。
ワルツを責めることで、ただただ 真っ暗な闇の中へと 突き進んでしまってる気がする。どうすれば光が見えるのかも さっぱり分からない。本当、この先の展開 どうなっちゃうんだろう・・・
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
愛生を パシャリ・・・! ワルツを恨んで 涙を流す 愛生の心も、壊れてきてしまってるのでは・・・ (´;ω;`)