ふしぎの国の有栖川さん 35話　9巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2019年7月15日別冊マーガレット, ふしぎの国の有栖川さん

別冊マーガレット8月号の ふしぎの国の有栖川さん、感想です

最新コミックス8巻 発売中！

ネタバレ配慮してなくて すみません

■すずの彼氏として 自分ができることは何か、考えていた 野宮くん。見つけた答えは、有栖川さんを「後悔させないこと」。

そんな野宮くんの手を、絶対に離しちゃいけない と決意する、有栖川さん。

そして、そんな２人に立ち塞がる 有栖川さんのお祖父さま・・・！！！　と慧先生。

お祖父さまと慧先生のこと、何となく 親分子分っぽい関係を 想像してたんだが、そんなこと 全然なかったね。慧先生、お祖父さまにも けっこう容赦なく 毒 吐くのね (*ﾟ∀ﾟ*)

どちらかというと、ケンカするほど何とやら・・・的な 仲の良さで、面白い～！

■有栖川さんは お祖父さまに、転校してもいいけど 条件がある、と話を切り出した。

「離れ離れになるのは 辛いけれど　それで おじいさまが納得するなら従います

ですが それで終わりです

素直に おじいさまの言うことをきく良い子のすずは　　そこまでです

卒業したら　私を自由にしてください」

「・・・１年と少し　それだけあれば 私の気持ちも落ち着くと お思いでしょうね

でも　会えなければ 会えないほど　　野宮くんへの想いは きっと募るばかりですから

晴れてまた お会いできた時には　　野宮くんが受け止めきれないほどになってるかもしれませんね」

たしかに、それは 有栖川さんの 想像の話。たしかに 有栖川さんは、いわゆる 世間知らずのお嬢様。だから お祖父さまは、外の世界も 現実も、知らなすぎる孫が 心配でたまらない・・・。

いや、だとしても！　外の世界や現実から遠ざけるだけでは 何の意味もないのでは？ (´･ω･`;)

■しかし、お祖父さまが 孫に対して 異常に過保護になってしまうことには、事情があった。

世間知らずだった若い頃 お祖父さまは、愛する人に コテンパンにフラれて １０年を灰にした経験がある。ということを 慧先生が暴露ー！！！

お祖父さまも 昔、外の世界を知らずに 恋に落ちて、かなり痛い目に遭ったせいで いまだにトラウマを抱えている様子 (＠_＠;)

「自分と孫は 違う・・・　分かってはいるが あまりに真っすぐ育つお前を見てると つい重ねてしまう・・・

お前もだれかに 騙されると思ってしまう・・・・・・・・・

だから 必要以上にお前に かまってしまった　　・・・・・・結果 自分のような 世間知らずを育ててしまった

だからこそ おじいちゃんには　　すずに 正しい相手を探してやる義務が――・・・」

いやいや お祖父さま、やっぱり それ、余計なお世話ですよ。有栖川さんは たぶん、お祖父さまほど 繊細ではないので。お祖父さまの話を無視して 慧先生の暴露話に夢中になれる程度には、図太いところがあるので ( ﾟ▽ﾟ )

■どんなにツラい思いをしたとしても、おじいさまは おばあさまと出会い、真実の愛に 辿り着いた、ステキ！！！　って、そういう感想を持つ有栖川さんと、いまだに傷が癒えていない お祖父さまって、あんまり 似てないのでは。

むしろ 似ているのは、野宮くんと お祖父さまのほう！？？

「あの・・・・・・　そんな気持ちも知らずに　ただ認めてくれとか 勝手なことばかりで・・・・・・　すみませんでした」

お祖父さまに「今すぐ すずと別れなさい」と言われても、真っ直ぐで 純粋な青年・野宮くんは 愛を貫く・・・！ (*ﾟωﾟ*)

「別れられません　　彼女みたいな人に 出会ったことなんて ないし　　これからも絶対に 出会えませんから

――遠くに行かせるのは ぼくだって辛いです　　だけど　今のぼくたちでは不安だと言われるなら しょうがないことなのかもしれません

お互いが 成長するための時間だと思って　　何だって頑張るしか ないと思います」

「――君は　　君もあの・・・アレ？　わりと世間知らずとか言われるタイプ？」

昔のお祖父さまも、野宮くんと 似たようなこと 言ってたのね。ほんと お似合いじゃねえか ＼(＾O＾)／

大事な孫が 連れて来た彼氏は、世間知らずで 純粋で 自分の若い頃とソックリ。そんな青年を、認めないわけいかないですよね お祖父さま？

意外と 雰囲気にのまれやすいみたいだし(笑)

世間知らずのお嬢様と、世間知らずの彼氏と、世間知らずのお祖父さま、みんな まとめて「お似合い」だー！！！ (*ﾟ´▽`ﾟ)

■有栖川さんと 野宮くんは、転校で 離れ離れになることを 覚悟していたけど、お祖父さまが 転校をとりやめてくれた。

「聞きましたか？　しなくて いいんです！ 転校！　　おじいさまが　　許してくださるって！

野宮くんと お付き合いしても いいって！　　本当にありがとうございます！　おじいさま！」

「もう少し すずを信じてみようと思っただけだ　　こんな年寄りでも　つい夢見たくなる時があるんだ」

「この子なら きっと　　運命の相手を 自分でみつけられるんじゃないか とかな」

■孫を信じ、孫と彼氏の交際を認める、と決めてからの お祖父さま、めっちゃチョロイ～～(笑)

素直で 礼儀正しい野宮くんのこと、めっちゃ気に入っちゃったじゃん～～ (*´艸`)

まさかの「宗クン」呼び。お孫さんより 距離の詰め方 ハイスピードですね(笑)

そして 野宮くん、嬉しいんだ！？？　良い子すぎる野宮くんに、お祖父さまは もうメロメロじゃない？？ (*ﾟ∀ﾟ*)

ふたりだけで話している お祖父さまと野宮くんを見つけて 焦っていた有栖川さんだけど、お祖父さまを信じて大丈夫だと分かり ホッと一安心。そのまま ２人の会話を盗み聞き。

「――色々 すまなかったな　　すずの事も きみの事も　　誤解してしまっていたようだ」

「ぼく達の方こそ　　そちらからすれば まだ子供もいいとこですから　　厳しくされるのは しょうがないと思います

きっと これからも　心配をかけてしまうような事も たくさんあるんだと思います

そんな時は ふたりで立ち止まって　　たまにケンカになることもあるかもしれないけど

ちゃんと自分達の答えをみつけられる　そんなふたりになれたらいいなって

これからも　どうぞよろしくお願いいたします」

（好き　　野宮くんと出会えて　本当によかった）

「こちらこそ　よろしく頼む　　これからも ずっと　あの子と 同じ歩幅で　ゆっくりと大人になってやってください」

■空港のロビーにて、慧先生から 大事なお知らせ。本日の帰りチケットは、ふたり分しか 取れなかった。

鬼嫁さまに 盆栽を燃やされそうになっている お祖父さまに、孫と１泊する余裕は なし！！！

「俺も色々 後始末で田変だし 帰るしかねえんだわ」

「じゃあ お前らは 学校に迷惑かけたってことで １日ここで謹慎な　　充分反省できたら 帰ってこい」

なにソレー！？？　ただの ご褒美じゃないですか 慧先生！！！　堂々とお付き合いできることになった 有栖川さんと野宮くんのために、粋なこと してくれますねー！！！ ｡ﾟ(ﾟﾉД｀ﾟ*)ﾟ｡

宿は探してもらえたし なんとかなる！　置き去りにされた ふたりは、一晩 ふたりきりで どうなる？　ドキドキ♥

次号 最終回、終わっちゃうのは寂しいけど 楽しみだなあ。早く 読みたい (*^▽^*)

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした！■□

有栖川さんと野宮くん、パシャリ・・・！！！　たしかに、これは良い「完。」でした ( ；∀；)