暁のヨナ 209話　36巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2021年6月20日花とゆめ, 暁のヨナ

詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進・・・！！！

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第２０９話「密命」 | 36巻

　（なんだ あの怪我・・・）

　　　そりゃ 将軍やってた時も あいつボッコボコになったりしてたけど　

　　　宮中で何が起こっていても　　もう俺には 知りようがなかった　

　（今 あいつを連れ戻す・・・）

　（戻ったら・・・　　あいつは どうなる？）

花とゆめ2021年14号

■あらすじメモ

■南戒 酉京、メイニャンと旧知の仲である ヴァル将軍が、チャゴル殿下に呼ばれ 鳳凰宮を訪れていた。

チャゴル殿下は ヴァル将軍へ 命を下す。“高華国の緋龍城へ行き メイニャンを連れ戻し、奪い返して来い” と。

メイニャンが緋龍城で 今どのような状況にいるか 分からないが、どうなっていようと 逃げてしまった “猫” は迎えに行かねばなるまい、と――――

「しかし・・・ 直に戦も始まります」

「私は将軍として 数千の兵を指揮しなくては・・・」

「問題ない 他の将で補う」

「間違えるな 貴様は南戒 八代将軍の中でも 一・二を争う武人」

「だからこそ 猫の方を任せるのだ」

「貴様に ドロモスを与える」

「上手く使え」

　　　ドロモス・・・！ チャゴル殿下配下の暗殺集団　

　　　こいつらを使うって事は・・・　

「お待ち下さい 私に何をせよと・・・」

「潜入は開戦後 緋龍城の守りが手薄になった時だ・・・」

「折角 緋龍城まで行くのだからな 我が戒帝国の印を」

「空都に刻んでこい」

■将軍だったときのメイニャンと ヴァル将軍は、軽口を叩き合えるような 親しい仲だった。

しかし ２年前、メイニャンが チャゴル殿下の寵姫となってから、ヴァル将軍にとって メイニャンは遠い存在に。

　　　殿下に憧れてたのか 地位を欲していたのか　

　　　まあ それがあいつの幸せなら良かったと思った　

ところが、幸せになったはずなのに 安全で裕福に暮らせているはずなのに、なぜか 顔に怪我を負っていた メイニャン・・・

そんな環境から現在 抜け出せている彼女を チャゴル殿下のもとへ連れ戻したら、メイニャンは 一体どうなってしまうのか？

ヴァル将軍の心に 迷いが生じている――――――――

■高華国 地の部族領 金州では、南戒の人間に 鉄鋼石を盗まれ 荒らされる、という事態が頻繁に起きており 困っていた。

そこで 部族長のグンテは 警備兵を派遣し、自ら 国境を警備、先陣を切って 敵を撃破。民から一層 信頼させる存在となる。

しかし、民想いであるが故に 危機的状況へ・・・・・・・・・

戦場で暴れる グンテの勇姿を見て、ハクみたいだったと興奮する カルガン。

「ねえ 刀 触らせて」

「まあ待て 後で・・・」

「ボウズ さがれ！！」

身を挺して庇い カルガンを守った グンテは、敵の伏兵が放った矢に撃たれ 倒れてしまう。

狼狽える グンテの部下たち、崩れる 戦闘態勢。

絶体絶命の状況の中、そこに ハクが現れ――――――――！？？