素敵な彼氏 49話 13巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

別冊マーガレット, 素敵な彼氏

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別冊マーガレット4月号の 素敵な彼氏、感想です

最新コミックス12巻は 3月25日 発売!

ネタバレ配慮してなくてすみません

■いよいよ ついに、ののかと奏音が 向き合い、決着の時――――!??

くいっ(来な) こくっ(望む所だ) って、その やりとり、思ってた以上に 決闘だー!!! 分かりやすく 決闘が始まる合図ー!!! ( ゚◇゚;)

ののか やれやれ! ぶちかませ! という気持ちで 今回を待っていたが、あ・・・でも なるべく穏便にね・・・と 急に怯みだす私って かわいい(笑)

■ののかの敵は とにかく強い。いきなり単刀直入で「直也と別れて」と いきなり自分勝手を発動。

ダメだ ののか! いちいち動揺してたら 相手の思うツボだぞ! 奏音とは 基本 話が通じないと思ったほうが いいと思うんだよ・・・。

いや でも それだと、この決闘には なんの意味もない、ということになってしまうか。本当 厄介な敵だ (@_@;)

「あのね・・・ 直也と私の間の事は 知らないだろうけど・・・ 直也言わないでしょ きっと?」

聞いてないし 知らないし わざわざ言うことない。のに、一方的に 話す。話したいのね。自分が話したいから 話すのね。

 (聞きたいような 聞きたくないような・・・・・・!!  でも・・・聞かなきゃ!? 彼女として・・・!?)

いやいやいや 聞く必要ないよ!?? 彼女として 彼氏と元カノの過去を 元カノの口から聞くって どんな状況!?? ( ゚ _ ゚ )

謎ポーズという 小さな抵抗は見せているが、完全に 奏音のペースだよー・・・。大丈夫か ののか!!!

■奏音は 昔、意識しすぎて 男子と話すことができない、大人しい?子だったらしい。意外すぎる (・д・ノ)ノ

そんな奏音に 声をかけてくれたのは、中学に入って 最初に隣の席になった 桐山くんだった。運命・・・ぽいのかな? “運命” の基準が分からない・・・。

最初は全然 話せなかったけど、桐山くんは ずっと普通に話しかけてくれた。それが嬉しかったのは 分かるよ。すごく 分かる。やっぱ 桐山くん、優しいね (*゚´ω`゚)

■桐山くんのおかげで いつの間にか 他の男子とも話せるようになった 奏音は、急に モテ始めたっぽい。

そして、“直也のこと いいな” と思っていたけど、他の男子に 人生で初めて告白されて その相手と付き合ったらしい。奏音さん的には そういう流れ込みで ぜんぶ “運命っぽい” のだろうか・・・?

ののか、よく こんな話 黙って聞いてあげられるなあ。心が広い。

「でも やっぱりずっと 直也が気になってたの  そしたら 直也 幼なじみの人と つきあいはじめて」

「私 それ知った時 思ったより すごいショックで 直也の事を すごく好きだったって気がついたの」

「でももう カレシいるし 別れるわけにいかないから・・・ 一緒にいたけど」

 (え? ひどくない?)

ひどいです。

「その後 直也 彼女と別れたって きいて・・・ そっこー 彼氏と別れて つきあったの」

 (めっちゃ ひどい)

めっちゃ ひどい。

「直也って・・・ 『好き?』って聞いたら『好き』って言ってくれるし  浮気とかも しないんだけど・・・ なんかいっつも 余裕で・・・」

「私ばっかり 好きなような気になってた時に 他の男子に告白されて」

「直也の反応がみたくて その事言ったら 『そいつと付き合えば』みたいな事 言われて」

「やっぱり私のこと たいして好きじゃないのかなと思って 直也と別れて 他の男子と つきあっちゃったの」

 (思ったより 大丈夫だった!!  セクシーな話とか 変な話とか 聞かされなくて よかった・・・!! ・・・・・・思ったより せつなめっぽい話だった!!)

 (なんかエリハが前言ってた事に似てる・・・?  桐山くんて わりと同じよーな事を くりかえしてたのかな・・・?)

そうなんだよね。それを自覚してるからこそ 自分を見つめ直したんだよね。

桐山くんは ののかの彼氏になって 変わった。ののかと桐山くんの関係は 運命に頼ったものじゃない。

そのことを、奏音は どうしたら理解できるんだろうか・・・

奏音は 桐山くんのことを、ずっと 忘れられずにいた。誰と付き合って 別れても、思い出すのは 桐山くんのことだけだった。

「だから コンビニで会った時 運命だと思ったの  そしたらまた 直也には彼女がいて どうして運命は 私に意地悪なのって思って・・・」

「1回は あきらめようと思った・・・ でももう後悔したくないって思ったら」

「今度は 運命だって神様が教えてくれてるみたいに また会えた 何回も会えた」

「でも直也 彼女と別れないから 自分からは・・・  別れて」

「ここであなたに会ったのも 運命だと思う」

 (・・・そっか  彼女には 彼女の物語があったんだ  そんなの あたりまえだよね・・・ でも あんまり考えてなかったな)

 (彼女の物語で 彼女がヒロインだったら 私めっちゃ悪役じゃん)

奏音は あり得ないくらい 自分勝手なことを言ってる。でも たしかに、奏音が 桐山くんを好きだって気持ちは、誰かに非難されるものじゃない。

なら 逆に、奏音だって ののかの物語を非難することは 許されないんだよー!!!

ののかと桐山くんの 出会い方とか 付き合うまでの流れとかに、「運命を感じない」なんて とんだ いちゃもんだよ!??

そして 本当、だんだん “運命とは なんぞや?” って気持ちになるよ。奏音のせいで。

言われっぱなしで 奏音のペースだったけど、奏音の言葉に 納得する必要は 欠片もない、と分かったうえで、ののかさん 反撃開始だ。

「たまたま紹介されたのが 直也で たまたま直也に 彼女がいなくて  たまたま そのまま つきあってるあなたより 私のほうが 直也には合ってる!!」

「・・・・・・桐山くんに 最初に会った時  なんかすごい ひどい人だと思って・・・  バイト行ったら いて・・・ 私の話を 聞いてくれた・・・」

「誘ってくれた  楽しかった  ・・・・・・すぐ好きとか わからなくて」

 (ありがちで たまたまだったかもしれない)

 (出会いにも そのあとにも 運命なんか どこにもなかったかもしれないけど  そんなに すべてが きれいではなかったし)

 (ムダに上手くいかない事もあるし 今だって そうだけど)

「だけど 好きだなって思って」

「偶然も 間違いも 運命にしたんだよ  これからだって  運命にするんだよ」

ののか――――!!!!!! よく言った!!! そのとおりだね、そのとおりだよ!!! 。゚(゚ノ▽`゚*)゚。

運命運命と やたら言って 神に頼っていた 奏音よ、運命とは 自ら作るもの、なのだよ。

何も言い返さないということは、ののかの言葉が 奏音にも響いたのか? 響いてくれたか?

カウントダウンイルミのチケットが見当たらなくて 焦りまくってる ののかに対して、「やっぱり 運命が邪魔してるんじゃない?」なんて 嫌味に笑ったけど、ののかが めっちゃ力強く「会うし!! 絶対!!」と言い返すと、奏音は 衝撃を受けた顔。

運命が邪魔してるから諦める、なんて考えないで 抗う。運命に流れを任せるのではなく、自分の意志を貫く。

そんな ののかの生き方、運命との 向き合い方に、奏音は 衝撃を受けて、奏音の心に いい変化を生み出してくれそうな予感・・・!

■チケットを探すため、ののかは急いで 家へ戻った。しかし、部屋を探しても 見当たらない。

本当に 運命に見放されている気がして 涙ぐんでしまうけど、“桐山くんが好き” という いちばん強くて 大事な気持ちがあるから、ののかは 負けない!!!

チケットは見つからないけど、とにかく 会場に向かうことにしたんだね。

入り口の中には入れないし、番号が分からないから カップルシートの場所も分からないし、桐山くん スマホ壊してるから 連絡も取れないが、会場 めっちゃ人いて 見つけ出すのは 困難だとしても、ののかは 諦めない。

すると その時、ののかのスマホが鳴った。カップルアプリに メッセージが届いている。

“スマホなおった” “他のアプリはダメだったけど カップルアプリは ログインできた”

桐山くんと連絡できるようになったことを めっちゃ喜ぶ ののかだが、桐山くんの “遅くね?” というメッセージに 愕然・・・。

しかも、ののかが返信する間もなく ネガティブなメッセージを 立て続けに送ってくる、桐山くん。

珍しいなあ・・・、ののかが心配で じっとしてられないのかな。

だけど べつに、桐山くんだって 諦めたわけじゃない。

“もうイルミネーションは 俺らあきらめたほうが よくね?”

“あきらめたくないけど 俺は”

“ヒマだったから ののかのこと考えてた”

桐山くんは ののかに初めて会った時から ののかを “かわいい” と思っていたこと、だけど こんなに好きになるとは思わなかったこと、これまでの想いを 打ち明ける。

 (彼女には 彼女の物語があったように 私には 私の物語があったように)

 (桐山くんにも 桐山くんの物語が)

ののかを好きになった時のこと、最初にキスした時のこと、ののかを好きになってると自覚した時のこと、だけど自信がなくて 間違えてしまったこと――――

桐山くんの物語を、桐山くんから ののかに 明かしてくれている。

“奨平 ののかと似てるよね” “何考えてるかわからないとか 一生言われなさそう”

“ののかには俺みたいのより 奨平みたいな奴のほうが 合ってんのかなとか”

“そういうの 今でも思うけど” “合ってるとか合ってないとかじゃなくて あきらめられないんだ”

“好きだったんだな すごく”

“どうしたらののかが俺のこと好きになるのか ぜんぜんわからねーなって思って”

“ののかが俺を 好きだって言ってくれた時”

“俺がどれだけ うれしかったか”

“わからないだろう”

“ははは”

“今でも正直 俺がののかに合ってんのかは わからない”

“ののかはいい子だなって思うけど 俺はののかが言うほど やさしいかっていうと”

“そうでもないんじゃねーかなと思ったりもするしね”

“俺のふつうをののかがいい人だとかやさしいとか好きだとか 言ってくれるのはうれしいよ  なんか自分がほんとにそんな奴みたいな気がしてくるわ”

“俺はそんなにいいカレシじゃないと思うけど”

“ののかがいないとだめだって言ってた”

“大好きって気持ちは 今ちゃんと俺が 持ってるよ”

“ののかに早く会いたい”

■桐山くんからのメッセージを見つつ、桐山くんの姿を探した ののか。奇跡的に見つけ出せたことも また、ののかが自力で掴んだ 幸運だ! ののかが頑張ったから 運命にできたんだ! (*゚´ω`゚)

約束の時間 大幅に過ぎてただろうし、チケットないから 中に入れないけど、桐山くんは ののかと カウントダウン始まる前に会えただけで、すごく満足そうな顔してる・・・気がする。

ののかのところへ来て ののかを抱きしめて、幸せオーラ 出しまくってくれちゃってる気がするー!!! (〃▽〃)

とにかく 会えて よかった。無事に会えた その喜びに比べれば、チケットなくしちゃったことなんか “細かいこと” ですもんね!

とはいえ、やっぱり カップルシートで見れないのは 残念・・・と嘆くことなかれ。ちゃんと探せば しっかり財布の中に入っていた。はい あるある。みんな やったこと あるある。

いやー・・・ もう 本っっ当、バタバタと いろいろ あるなー・・・!

でも、それを乗り越えて ついに、念願の “彼氏と一緒に カウントダウンイルミネーションへ行く” を叶えることができた ののか、おめでとう。いろいろ あったからこそ 感無量だね 。゚(゚ノД`゚*)゚。

そして 桐山くん、いろいろ あったけど、ののかの夢を叶えてくれて ありがとう!!!

今回、桐山くんが 自分の想いを ののかに まっすぐな言葉で伝えてくれたから、桐山くんの心を 深くまで知ることができて、嬉しかった、ぐわっときた、感動した、ありがとう!!!!!!

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

ののかと桐山くん、パシャリ☆  桐山くんのメッセの感想を言いたい、っていう ののかの希望も 叶えさせてあげてよ~ (*^▽^*)

素敵な彼氏49話

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