素敵な彼氏 48話 12巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
別冊マーガレット3月号の 素敵な彼氏、感想です
最新コミックス12巻は 3月25日 発売!
ネタバレ配慮してなくてすみません
■桐山くんが 奏音と また会ってしまって、桐山くんのスマホが バッキバキのベッキベキに壊れてしまったことを 知る由もない ののかは、待ち合わせ場所で 雪が降る中 じっと待ってる。
既読つかなくて ちょっと心配し始めてるけど、塾が長引いてるのかも と考え じっと待ってる。健気・・・! ( ;ω;)
■しかし 待ち合わせ時間を10分すぎても なんの連絡もなくて、電話も繋がらなくて、不安になる ののか。
桐山くん 公衆電話を探してたけど、今 ほとんど 見かけないもんね・・・。
(待てるけど・・・ 中に入ろうかな 寒いから・・・ でも中入って 会えなかったらやだしなー・・・ 待てるけど・・・・・・)
ああ・・・、本当 せめて どこか店の中で待ち合わせしてたら よかったよなあ。
でも 仕方ない、こんなことになるなんて 予想できるわけないもの (ノ_-。)
■バッキバキのベッキベキに壊れたスマホを拾って、新しい靴を買って、待ち合わせ場所へ向かう 桐山くんのあとを、ずーっと ついてくる 奏音に、悪びれた様子は なし。もう いい加減 さすがに本気で腹立つわ ( ゚ω゚ )
そりゃ スマホ壊れたのは 桐山くんの不注意だけどさ・・・、桐山くんが逃げようとしたのは 奏音の行いのせいじゃん・・・。
桐山くんが いちばんショックなのは、スマホが壊れたことではなく ののかから貰ったスマホカバーが ダメになってしまったこと。
奏音が話しかけてきても 無視。とにかく 無視。そりゃそうだ。
ところが、それでも めげない 奏音は 桐山くんの腕に しがみつき、「行かないでほしい・・・」と。いや どんだけだよ・・・ (@_@;)
「中学の時・・・楽しかったよね 一緒に映画行ったり・・・ フードコートとか公園で話したりしたよね? 私たち 一回もけんか しなかったよね?」
「直也の中に 私と付き合ってたころの欠片はないの?」
「また会ったりできない? 昔の失敗 とりもどしたい 彼女いても・・・・・・いいよ?」
「いや 無理だろ」
「・・・・・・彼女いたら 直也他の女子と遊ばないもんね ひとりきりで 律儀だよね」
「律儀だったわけじゃねーよ」
「直也の今の彼女さー・・・ 1回会ったけど・・・・・・ なんか今までの彼女と違わない?」
「彼女は今までと違うのかもしれないけど 直也は何も変わってないよね?」
「・・・・・・そんなことねーよ」
「彼女より私のほうが 直也に合ってるよ!! だから今 会ったんだと思う・・・」
「おまえが決めることじゃない」
ここまで言われても まだ諦めようとしてない奏音に さらなる恐怖を感じるが、とりあえず 桐山くんが ちゃんと言い返せたことに ホッとした。
メンタル ぽっきり折れて、もう 言い返す気力 なくなっちゃったんじゃないかと めっちゃ心配してたから・・・ (´・ω・`;)
桐山くんが 奏音に言われっぱなしじゃなくて よかったし、さすがの奏音も 桐山くんが 本気で拒絶してることは 伝わってるみたいで よかった。
そして、奏音が ののかとの待ち合わせ場所にまで ついてくることはなくて よかったー! さすがに そこまでヤバイ子じゃなくて よかった・・・ ( ゚∀゚;)
■なんとか 無事に、待ち合わせ場所に到着できた 桐山くん。
走ってくる桐山くんを見つけたときの ののかの笑顔が かわいくて、いじらしくて、桐山くんの気持ちを考えると 複雑・・・。申し訳なさで いっぱいだろうな、って・・・ (´;ω;`)
文句ひとつ言わない 優しい ののか。スマホが壊れたことを知ったら すぐに「お店行こう!?」と言ってくれた。
スマホケースが ダメになったことよりも、桐山くんに元気がないことが ツラそうだし、ののかは 本当に良い子 。゚(゚ノД`゚*)゚。
■とにかく 壊れたスマホを 修理には出したけど、戻ってくるまで しばらく かかるし、恐らく メモリ復帰は不可能。
そして 桐山くんの心には、奏音の「直也は何も変わってないよね?」という言葉が 突き刺さってる・・・。
「ののか 31日のカウントダウンまで会わないで お互い自分のこと がんばらない?」
「今日また 例の彼女に会って」「まあ 偶然だけど」
「ちょっといろいろ考えて 今 こうなってるのは 俺の今までしてきた事の結果というか・・・ ちょっと自分 みつめなおしたいと思って」
納得できたわけじゃないだろうし すごく不安そうだけど、桐山くんが「必ず行くから 31日のカウントダウンで会おう」と まっすぐ笑顔で言ってくれたから、ののかは「わかった がんばる」と応えた。
えらいよ ののか。本当に えらいと思う! 悩んでる桐山くんを さらに悩ませないため、一言も “嫌だ” とか 言わないでくれたんだよね?
悩んでる桐山くんに いいこと ひとつも 言えなかった、って後悔して 丸亀先生の前で泣いてしまう ののかだけど、ののかの存在が すでに桐山くんの力になってるんだから、大丈夫だよー!!!
慰めたのに怒られちゃう 丸亀先生が不憫で 笑ったし、ののかが “うかれて ふわっふわ” してたことについては 否定してくれない 丸亀先生の素直さにも 笑った ( ゚▽゚ )
(なんか私 高校入ってから カウントダウンの前って・・・ 必ず泣いてる気がする どうしてなのかな)
(どうして 同じことになっちゃうのかな 恋愛運と恋愛スキルを 全くもってない気がするよ ほんと私 ダメすぎだよ)
今回のことについては 奏音が原因なんだから、ののかが そんなに落ち込むことないんだけどな・・・。ののかは なにも悪くないのにな・・・ (´;ω;`)
■桐山くんは 生駒さんと細谷くんに会って、「相談がある」と切り出した。
たしかになあ、桐山くんって 人に相談するタイプじゃないもんなあ。失礼なくらいビックリする エリハ&真太郎 (・∀・)
「相談!? 直也が!?」
「何考えてるか わからない 腹の底が読めない 適当なかんじがする どうでもよさそうな 言葉に心がこもってるかんじがしない」
「・・・・・・そんな直也が うちらに相談って 何?」
「・・・ははは もういいかな」
「・・・いや 俺のだめなところ 聞きたかったんだけど・・・ もう全部 出たっぽいから」
そうかー・・・ 桐山くん、奏音の言葉から逃げないで 立ち向かおうとしてるんだね。「直也は何も変わってないよね?」って言葉を そのまま受け入れてしまうわけでも 無視するわけでもなく、ちゃんと自分で 確かめようとしてるんだね。
高校最後のクリスマスを 楽しむことはできなかったけど、桐山くんのメンタルは 決して折れてなんかいなかった、と分かって 嬉しい (*゚´▽`゚)
「あのさー ののかには 言わないと わかんないよ? 3歳の子でも 小学生でも わかるように」
「直也の気持ち察するとか ムリだからね オレらでも わかんないしねー」
「不安になるから 言いなよ? ののかひとりで がんばらせないでさ」
「――・・・うん」
ののかのおかげで 変わることができた 桐谷くんと、細谷くんのおかげで変わることができた 生駒さん。ふたりは 本当に 似た者同士なんだな。
“わかる” って思ってくれた 生駒さんのアドバイス、桐谷くんは 心から “有り難い” って感じたでしょうね。
■桐山くんが、木名瀬さんにも 相談したのは かなり意外だったなあ。自分のことを よく知っている人で、ハッキリ言ってくれる人は 誰だろうか・・・って考えたのかな。
ていうか 木名瀬さん!!! 神田くんと めっちゃ良い感じじゃないの!!! めっっちゃ良い感じじゃないの~!!! (*゚ω゚*)
「で どうしたの?」
「いやー ちょっと ののかとの事で悩んでて」
「えええっ!? 桐山 恋愛のプロじゃないの!? プロでも まだ迷うの!? 高みが すごい!!」
「ははは・・・」
「桐山って 何があっても余裕で あわてたり 迷うとかもう 前世か幼年期で終わってるか もともと そういうの持ってないんじゃないの?」
「ははは・・・ そんなんじゃないけど全然」
「なんか・・・女子に なれてるっていうか・・・普通に さわってくるっていうか 変な意味じゃなくて!! 女子の目を見て話してくるっていうか・・・彼女以外にも やさしいから・・・ 長所なんだけど!!」
「桐山はさー 押せば なんとかなるような雰囲気があるよね ききわけ よさそーっていうか わがまま きいてくれそうっていうか」
おっと! たまたま参加していた 木名瀬さんの彼氏(仮)が 鋭いご指摘! 桐山くん自身 まったく気がついていなかったことを 示してくれるとは、さすが木名瀬さんの彼氏(仮)!
そこまで桐山くんのことを 知ってるわけじゃないからこそ、客観的に見た 桐山くんの印象を言ってくれてる。押せば なんとかなるような雰囲気・・・、たしかに そうかもしれない。
木名瀬さんと神田くんのおかげで、桐山くんは 自分を見つめ直すことができた。ふたりとも ありがとう!
しかし、エリハ&真太郎といい 木名瀬さんといい、悪気なく 桐山くんを傷つけるの やめてあげてくれないかな(笑)
■続いて、桐山くんは 奨平くんにも相談。深紅ちゃんと デート中だったみたい? みんな、急に相談されてるのに すっごく真剣に 桐山くんの相談 乗ってくれるところ、本当 有り難いよね (*゚´▽`゚)
「スマホ ひかれた!? マジか ひさんだな!!」
「まあ・・・ なるべく早く なおればいいなーと・・・」
「不便だろー!」
「まあでも 仕方ないし」
「おまえ そーゆーやつだよなー! すぐわかったふりする!!」
「・・・・・・ふり?」
「だっておまえ あきらめよさそうだけど けっこう そうでもないだろ? 宿研の時とか思ったけど 自分はふみこませないところがあるのに なんだ こいつって思ったよ」
「メンタルは 人それぞれで 弱点も それぞれなので どんな短所も 適切に対処すれば 長所ですよ」
深紅ちゃん 本当に いいこと言う!!! すごいな、大人っぽい子ですよね。心めっちゃ広そう。奨平くんの何倍も広そう (*゚▽゚*)
でも 奨平くん、桐山くんに 深紅ちゃんの名前 教えたくないくらい、深紅ちゃんに ベタ惚れなんだね~♡
奨平くんと深紅ちゃんの ラブラブっぷり 最高なのに、桐山くん よくも邪魔してくれたわね(笑)
■いよいよ カウントダウン当日。クリスマスから一度も 連絡とってないんだろうし、ののかの心は “楽しみ” って感情よりも 不安のほうが 遥かに大きいだろうな・・・。
(桐山くんと 長く会わないとか 連絡しないとか 初めてだよね)
(桐山くんは 連絡もまめで 記念日とかも忘れなくて 最初 話しかけてkるえたのも 桐山くんからだったよね)
(だから私 甘えていたかもしれないよね そういうのに)
(なんか私 カウントダウン 呪われてるのかもしれないけど そうかんたんに幸せになれると思うなよ的な みえない力が働いてるのかなとすら思うけど)
(でも 桐山くんと見たいな イルミネーション)
見てほしい、ののかと桐山くん 一緒にイルミネーションを。元気に 笑顔で、見てほしい。なんの不安もない状態で 見てほしい。
そのためには、奏音と 決着をつける必要があるんだよね。ののかと奏音が会ってしまった 今度の偶然は、むしろ 丁度よかったのかもしれない。
「ねえ 話あるんだけど」
「いいよ 話しようよ!!」
カウントダウンの前に、ののかと奏音が ついに向き合い、決着なるか――――!??
ののかは ぜったいに負けないはずだけど、奏音が どうしたら諦めてくれるのか いまだに想像つかないから ハラハラ・・・!!!
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
ののかと桐山くん パシャリ! 奨平くんのおかげで、桐山くんは 自分のダメだところ はっきり分かったと思う。自分を見つめ直したことで、また桐山くんは 変わっただろうな