ふつうの恋子ちゃん 最終回 14巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

マーガレット, ふつうの恋子ちゃん

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マーガレット2号の ふつうの恋子ちゃん、感想です

完結 最終コミックス14巻は 2月25日 発売!

ネタバレ配慮してなくて すみません

■お母さんのお店「なつめ」で 若女将の修行 初日を迎えた 恋子ちゃん、気合い入ってるー!!!

威勢良すぎて 居酒屋みたいになってしまい、さっそく 女将に怒られてる ( ゚▽゚ )

■若女将として この店で料理の勉強して、ゆくゆくは 女将になりたい。と ご挨拶した 恋子を、常連さんは 温かく応援してくれる。

しかし お母さんは、「――――ま  まだ わかんないけどね」と 意味深な一言・・・。

どういう意味なのか聞いても はぐらかされて、恋子も 母の真意が掴めない。

■お客さん みんな、恋子が作った料理を「美味しい」って言って 笑顔で食べてくれる。

だけど 恋子は、それでは 心が満たされない・・・??

記憶の中の 剣の「美味しい」の顔が 頭に浮かんで、(・・・あれれ・・・・・・・・・?)と 戸惑い始めた。

お客さんの「美味しい」が 嬉しくないわけじゃないよね。でも それ以上に、虚無感というか・・・ “なんか違う” って気持ちが、恋子の中に 芽生えてしまってるんだなあ・・・。

目の前にいる お客さんの「美味しい」じゃなくて、恋子が求めてるのは 剣の「美味しい」だけだった。

恋子は 料理人になりたいんじゃなくて、“剣くんに 喜んでもらいたい”、ただただ それだけだったんですね。

■そして 恋子のお母さんは、そんな恋子の気持ちを 見抜いていたから、「まだ わかんないけどね」と言ったのか。さすが、母は すごい!!!

「ふふふ 若女将修行 お疲れ様 どうだった?」

「や~~~~ 料理しながら 酔っ払いさんのお相手って 大変だね」

「それも あるけど  恋子の気持ちの方よ」

「・・・気持ちって・・・」

「だから~  このまま ここに居て いいのかってこと」

「い  いいも何も 私はなつめの 若女将としてっ  今日だって 大変だったけど 「美味しい」って言ってもらえて 嬉しかっ ・・・たし・・・」

恋子・・・、どんどん 自分の言葉に 自信をなくしていってるし、というか 自分の本心じゃないって ハッと自覚しただろうし、長瀬さんとの結婚式に向けて 大変そうだけど めっちゃ幸せそうな 姉を見て “いいなあ” って感じたと思う。

でも 本心に蓋をして、私は ここに居なくちゃいけないんだ、ここに居ることが 正解なんだ、と思い込もうとしてる・・・ (´;ω;`)

そうかー・・・、ぜんぜん予想と違う展開になっていて ビックリした。

(近くとはいえ お姉ちゃんは お嫁に行くし だから 残りの娘としても お母さんひとりに しとけないし)

(私は  ここに居て  ここで 夢を探して  ここで 夢を叶えて  ここで  夢  を)

東京の大学への進学が決まって 引っ越し準備中の剣も、“恋子を連れていきたい” なんて、絶対に言ってはいけない言葉だと 思ってるんだろうな・・・

■ついに 剣を見送る日。剣への 最後のお弁当を いつもより豪華に作った 恋子に、愛子さんは「あんた ほんとにいいの?」と聞いてくれた。

「剣くん 喜ぶかなぁ  喜ぶよねぇ もう顔が浮かぶしね  まーた最高の天使な顔するんだ まいっちゃうよ また作ったげようって なるじゃんね

ほんと・・・  まいっちゃうよ・・・

・・・ねぇ・・・  ・・・どうしよう・・・・・・

誰の美味しい顔より  私が見たいのは  私が見たいのは」

「~~~~もう! だったら!」

「いや でも しかし」

「お母さ――――――――ん!!」

泣いて悩んでる 妹に対して 本気でイラッとしてる 愛子さんも、恋子が無理してること 勘づいてたみたいだし、お母さんと “恋子を 自分の気持ちに素直にさせるには どうしたらいいと思う?” って打ち合わせ済みだったのかな、って想像したら なんか ほっこりしたー!!!

「え!?  (再)再婚!?」

「彼 板前でさ 結婚して 一緒にうちの店 やってくれるって だから 恋子邪魔♡」

邪魔って! 母想いの優しい娘に ずいぶんヒドイこと言うなあ お母さま! ( ゚∀゚ )

いや、もちろん 分かってますよ。それくらい 言わないと、恋子は 私に気を遣うのを やめない、っていう考えがあったうえでの 母の優しさですよね。良い親子!

「恋子  あなたは 「恋子」でしょ?」

ふつう は、娘が 彼氏といたいからって理由で、一度やると決めた 若女将修行を 投げ出そうものなら、とりあえず 止めると思う。背中を押したりは できないと思う。

でも、“ふつう” を ぐしゃぐしゃに丸めて ぽいっ と捨てた、恋子のお母さんは 違いました。さすがです。

彼が板前、っていうのは 嘘だったし、最後まで “母には敵わない” と思わずにはいられない展開だったなあ (*゚´ω`゚)

恋子は急いで 剣の家へ向かい、ちょうど マンションを出たところだったに、駆け寄った。

「え!? 恋子ちゃん 来てくれたの!? 迎えに行くとこだったのに」

「剣くん! これお弁当! てか!  私と 同棲してください!!」

「え」

「引っ越す準備できたら すぐ追いかける 私やっぱり 剣くんと居る

私が見たいのは 誰の美味しい顔よりも  剣くんの美味しい顔なの

私の夢は  私の夢は 剣くんなの」

「オレだって この先 他にどんな夢 見つけたとしても  オレの いちばんの夢は 恋子ちゃんだよ」

その後 桜が咲く頃、同棲を始める 恋子と剣が、東京駅で再会して 熱いハグ!!!

私としては かなり予想外の結末で、なんというか 逆にリアルだなあ、って感じました。

離れていても ふたりは大丈夫だろうし、それぞれ 夢を追って 頑張り続けるだろうし、数年後 遠距離を乗り越えて 無事に結ばれるんだろうな、だって 少女まんがって “ふつう” そういうものでしょ? と 思い込んでいた 私は。

でも 現実では、遠距離恋愛を 続けていくことって すごく難しい。やりたいことが 途中で変わったり 「やっぱ違うかも」ってなっても、全然おかしくない。

誰しも 生き方に “ふつう” なんてものは 存在しないんじゃないかと、良くも悪くも 生きていくって そういうものだと、そのうえで 人それぞれ 最高で最強で最熱だと感じる 幸せがあるんだと、訴えてくれている作品だなあ って、私は 感じました!

そして シンプルに、実は似た者同士の 恋子と剣の、真っすぐすぎるほど真っすぐ お互いを想い合う ピュアな恋心、めちゃくちゃ胸キュンだったし ジーンとした!!! 。゚(゚ノ▽`゚*)゚。

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

恋子ちゃん パシャリ☆  その後の 恋子と剣の生活を のぞき見さえてもらえる 番外編、楽しみすぎる (*^ω^*)

ふつうの恋子ちゃん最終回

。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。

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