コレットは死ぬことにした 95話 16巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

花とゆめ, コレットは死ぬことにした

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花とゆめ6号の コレットは死ぬことにした、感想です

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ネタバレ配慮してなくてすみません

■遍歴医の村の診療所のルールは、次の遍歴医が来るまで 滞在すること。

ということは コレットさんも、今いる薬師さんと 交代して、しばらく ここに滞在することが 決められている。

・・・と思ったのだが、4か月 この村に滞在する トーヤン先生は、まだ ここを出たくないらしい。

若いイケメン先生で 楽しそうな人だけど、やっぱり薬師さんって みんな責任感が強いよなあ。

もともと遍歴医のトーヤン先生だから 長期滞在できるだけで、他の薬師の方々 みんな、病人を置いて去るのって けっこうツラいことなのでは・・・? イタン兄さんは どうだったのかな。

村の人としても、主治医がいないっていうのは 不安だったりしないんだろうか。やっぱり 定住の薬師さんが居てくれたほうが いいんじゃないの? って思ってしまう。

まあ、そういうルールの村だから 仕方ないんだけどさ・・・ (´・ω・`;)

この村の住人としては 長い期間、ひとりの薬師さんに診てもらえる リニさんのお母さんは、すごく恵まれてる・・・のか。

「さっき会ってきただろ リニの母上の スズリさん  あの人を見送るまではここに いるつもりなんだ」

「俺は定住せずに ずっと遍歴医でね この村にも何度も寄ってて元気だった頃のスズリさんも よく知ってるから  最後は俺がと思って」

スズリさんの病は 今の医学では はっきりと分からないもの。トーヤン先生は “見送る” 覚悟ができている。

「気分を和らげるものしかもう出せない この日誌にも―――― あー これは 滞在した薬師が書き残していくもので  村の誰がどういう状態でどう診療したのかの記録だよ 知ってるっけ?」

「スズリさんについても書いてある  村に滞在するなら目を通しておいてくれ」

 (・・・最初は たくさん書いてあるのに)

 (試したもの 食事  それがだんだん なくなっていくのが なんとも言えない)

トーヤン先生は「旅を急ぐなら いつ出てもいいよ」と言ってくれてるけど、コレットさん このまま この村を去りたくはないだろうなあ。

そこまで 急ぐ旅でもないし、リニさんがなあ・・・心配だよなあ・・・。

■その リニさん、まさに リニさん、ゴゴゴゴ ずもももも と暗い暗~い空気をまとい、診療所に逃げ込んできた。それでも ちゃんと、コレットさん達に「おじゃましてます」を言う リニさんは ふつうに良い人 (*゚▽゚*)

実家で 家のことを手伝おうとしたが 何もできず、いたたまれなくなってしまったらしい。良い人なんだよなあ。良い人で ちゃんとしてる人だからこそ、「絶妙に俺が邪魔」って 落ち込んじゃうんだよなあ・・・。

「あと 俺  頑張らないとって 思って  母ちゃんにも ちゃんと触ったんだ・・・!」

支えるため お母さんの背中に触った リニさんは、折れそうなほど 体が薄いことに ビックリして、怖くなってしまった。

分かるなあ・・・、怖くなっちゃう気持ち。もちろん 気持ち悪いとかじゃなくて、自分のせいで何かあったら どうしよう・・・って パニクるんだよね・・・。逃げたくなる気持ち、分かる。

毎日 世話してる人と 同じようになんて、それこそ いきなりは無理だ・・・

「ついまた 飛び出してしまった  すまん」

「頑張りましたよっ 進歩してます」

「リニさんは怖いかもしれないけどっ スズリさんは リニさんがいてくれて 嬉しいと思います」

「そうかなあ」

 (リニさんは 繊細な人なのかもしれない でも現実を受け入れようとしている)

 (十年振りに会った お母さん  病にやつれた姿  もうそれを受け入れている 周りの家族  そういう生活)

 (うまくいかない自分)

「トーヤン先生 私も滞在します」

 (薬師として 私も見届けたい  リニさんを 応援したい)

コレットさんが いてくれたら、リニさん 本当に 心強いと思う!

家を出てから 今まで、けっこう逞しく生きてきたのだろうから 余計に、今のメソメソした自分に対して 嫌気が差してしまってるっぽい リニさんには、コレットさんの 気合い注入が効果的。

・・・しかし コレットさんよ、ちょっとだけ 手加減したほうがいいかも(笑)

■コレットさんに 再び送ってもらって、気合いを入れてもらって、リベンジに挑む リニさん

しかし、お母さんを目の前にすると 怖じ気づいてしまう・・・。止めろ! 気合いを留めろ! ( ゚∀゚;)

お母さんは ちょうど、車(リヤカー)に乗って お出掛けするところだった。

今月は 村祭の期間らしく、明後日が本祭、今日は宵々祭。本祭までは 昼は普段通りの生活だが、村の見廻りに向かう。

「タキ 車はリニに引いてもらうことにするわ」

「えっ」

「それくらいなら リニにもできるでしょ コレットさんも来てくれると安心だけど どうかしら」

すかさず「リニさん リベンジ!! 何事も やってみるべし」と 小声でアドバイスする コレットさん。う~ん 頼もしい! リニさん ファイト!

タキさんから 手荷物を預かって、コレットさんも一緒に いざ出発!!!

■のどか~な村の中を のどか~に進む、コレットさんリニさんスズリさん。ほのぼの (*^▽^*)

この村って、遍歴医のルールとか 激しいお祭りとか ホントいろいろ風変わりだけど、でも いい村なんだな。スズリさんは この村が 大好きなんだろうなあ。

他所からの往来を制限しているから かなり閉鎖的なのかなあ、と思ってたけど、そんなこともなさそう?

コレットさんのお連れ様も うちに遊びに来てちょうだいな、って誘ってくれる スズリさんの口調は すごく明るい。え、いいんですか? 世界を股にかける料理人は ともかく、経済界の影の黒幕ですよ?(笑)

■スズリさんは 昔、血湧き肉躍る戦い(お祭り)にて 爆走していたらしい。さすが、猛禽類の 強い母ちゃん・・・!!!

そして 話を聞いたコレットさん、ワクワクが止まらない! おお? 今年の本祭 参加する? しちゃう?? (*゚◇゚*)

楽しく 賑やかに会話しながら 進んでいた コレットさん達だが、少し無理をしてしまったのか スズリさんの体調が・・・

「家か診療所へ行きます?」

「いいえ もう治まった」

「・・・・・・ なあに その顔  変わらないわねえ」

「え」

「リニは昔から 私が少し熱を出すだけで尻込みする子だったわね  だから私は 強い母ちゃんになったの」

「・・・・・・ もしかして 俺のせい?」

「俺が無理させてた? だから今になって病になったのか?  俺が出てったから」

「やめてちょうだい」

「私の母の姉も 同じような病を患ったそうよ 子は いなかった  病とあんたは 関係ない」

「勝手に私の人生を 背負わないで」

「・・・ごめん」

謝った リニさんも、謝られた スズリさんも、ふたりとも うつむいてしまって、かなり気まずい雰囲気・・・。

すごいなあ コレットさんは。こんな時 普通、どうしていいか 分かんなくなっちゃうものなのに、機転を利かせて リニさんに「お湯をもらってきて下さい」と頼んだ。

「あなた 策士ね お湯も持ってきてることタキから聞いてるでしょう」

「・・・余計でしたか」

「いいえ私も 気まずかったから 間を空けてくれて ありがとう」

「・・・ねえ コレットさん  どうすればリニは 昔のように笑ったり 怒ったりしてくれるかしら」

「笑った顔をまだ見てないの  十年振りだから?  この体のせい?  私のそばは 笑えないのかしら」

「・・・あの子すっかり大人になって 昔のニワトリみたいなリニじゃないの」

「ニワトリ・・・?」

「似てたのよ コケコケうるさい感じがね  当時はむしろ ニワトリの方が卵を産むだけ生産性があると思ってたわ」

ひええ~ スズリさん めっちゃ辛辣なこと 言うじゃん~~ (・ω・ノ)ノ

でも そうか、そんだけ 昔のリニさんは 手がかかる子だったのか。繊細な性格+反抗期で、シングルマザーのスズリさん 本当に大変だったんだろうな・・・。

でもさ、だからこそ かわいくて、いっぱい手をかけたから 似た者親子になったんだろうな。猛禽類とニワトリ、強さは ぜんぜん違うけど ( ゚▽゚ )

「すごい 同じだ」

「?」

「さっきリニさんは スズリさんのこと 猛禽類みたいって言ってたんですよ」

「猛禽類・・・? あの子ったら 何てこと」

「17歳のリニさんより 強かったって」

「そうね わかってるじゃない」

「ニワトリの息子と 猛禽類の母か ふぅん  ふふ」

お湯をもらって 戻ってきた リニさんだが、コレットさんとスズリさんの会話が気になって 盗み聞き。

リニさん、自分が ニワトリだと思われてたこと 知らなかったか! ニワトリの方が生産性ある、と思われてたことまでは 知らないままで よかった(笑)

「でもね 正直に言うと あの子が出て行ったとき 悲しかった」

「焚きつけるようなことを言ったのは 私なのに いざ本当に 去ってしまったら」

 (もっと他になかったのかって それが何かも わからないけど)

「だけど何年かして 村に来た隊商から聞いたの リニと一緒に仕事をしたことがあるって  無事に生きてて 楽しそうにしてると知った  安心した」

「私は息子と過ごせる 貴重な日々を無駄にしてしまったけれど  あの子が外に出て良かったと思っているならそれでいい」

「もう一生会えないと思っていたから 最後に会えて嬉しい  嬉しいのよ」

リニさんとスズリさん親子は 今、ちょっと絡まった糸が ほどけるキッカケを探しているところだと、そう感じた コレットさん。

そして リニさんが 逃げずに現実を受け入れようとしていることも知っているから、「リニさんを少しだけ待ってあげて下さい」と伝えた。

「スズリさんを支えてあげられるようになりますから  リニさん 頑張ってますから」

「そうねえ ・・・あの子あんな大きな図体して ニワトリどころか 雀の心臓だもの  青ざめた顔で介助されるくらいなら いっそ号泣してくれた方がいいわ」

「っていうのを それとなく伝えて下さらない? 薬師さんの言葉なら 聞くかもしれないし」

ちょうど その時、リニさんが 隠れて聞いていたことに気づいた コレットさんは、大声で「ですって リニさんっ  泣いても いいって!」と。

リニさん 泣いてるのかと思った・・・けど 違った。笑っていた。穏やかな、優しい笑顔。

「もらってきたよ」

「あんた いつから聞いてたの」

「ニワトリだの雀だの 何なんだよ 息子に当てる単語かよ」

リニさんも お母さんのこと 猛禽類って言ったんだから、どっちもどっち! 本当 そっくり! だから 仕方ない! (*´∀`*)

猛禽類とニワトリの くだらない争いは、くだらない 親子ゲンカは、ふたりにとって いちばんのコミュニケーションなのかな。だから、絡まってた糸が ほどけた。

 (ほどけて 空に溶けていって)

 (リニさんの手は  お母さんを守る手になった)

スズリさんは “最後” が近づいていることを しっかり受け入れてる。

そのうえで、昔のように 笑ったり 怒ったりする リニさんが そばにいてくれることに 幸せを感じてる。

それは どんな凄腕の薬師さんでも 与えることはできなくて、リニさんだけが できること。

そして、リニさんにしかできないことがあるって リニさんに気づかせてくれたのは、やっぱり コレットさんなんですよね。

それって “薬師として” 以前に、コレットさん自身の人柄があってこそなんだよなあ、と思いました! 結論、コレットさん すごい!!! 。゚(゚ノω`゚*)゚。

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□

リニさんとスズリさん親子 パシャリ  号泣されても デリカシーなくても 雀の心臓でも コケコケしてても、スズリさんにとって リニさんは 最高の息子なんだから、リニさん 自信を持とう!!!

コレットは死ぬことにした95話

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