暁のヨナ 206話 36巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進…!!!
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第206話「捨てられるものをひとつずつ」 | 36巻
「待って 雷獣・・・!!」
雷獣!? こいつが!?
「ユン 危ないぞ どけ」
「ごっ ごめん」
「でも・・・」 「この人・・・ 怪我人なんだ」
「その女は兵士を殺している」 「同情は無用だ」
「そうだね・・・ そうだけど」
何か危なそうな人だとは思ってた・・・
「そうだけど・・・」
でも
「俺の・・・」 「患者なんだ」
「人を殺した人を 庇ったりするのは 良くないのかもしれない・・・」
「その人だって 死にたくなかっただろうし・・・ 暴力は大嫌いだ」
「俺が勝手に こんな事をしては たくさんの人を困らせるのかもしれない・・・」
「正しいのが何かも わからない」
「ごめん・・・ でも俺」
「城(ここ)で医術を学んでるの」
「人を治したくて 城(ここ)に来たんだよ」
「それが全てだ」
花とゆめ2021年09号
■あらすじメモ
■メイニャンの旧友? ヴァル将軍だけは、出発前のメイニャンの様子から 彼女には “南戒へ戻ってくるつもりがない” ことを 感じ取っていた。
チャゴル殿下の寵姫が 行方知れずとなり、南戒側も ざわつき始めている その頃――――
■緋龍城では 脱走したメイニャンを始末するため、ケイシュク参謀が ハクに 一時的な協力を要請していた。
釈放するから、高華国の重大な秘密を握っている 南戒の人間・メイニャンを探し出し、捕まえてほしい。
兵士を複数 殺した、早く捕えなければ 新たな犠牲者が出てしまう。
ケイシュク参謀 直々に頼まれる ハク。
「重大な秘密というのは スウォンの事か?」
「・・・・・・・・・」
「黙るなよ その秘密を守る為に 俺も牢(ここ)に入れられてんだ」
「俺を出してでも 捕えたいんだから 余程だろ」
何も答えないまま、ケイシュク参謀は ハクに背を向け 去っていった・・・
■一方、メイニャンは ユンに看病されて ケガの治療中。
――――だけど 追われている身なので、安静にしている気はない。ユンがいない間に こっそり外へ。
しかし 城内は、兵士たちが “脱獄した 髪の長い美女” を捕えようと ピリピリしていた。
私を探してる・・・ 早くホーちゃん 見つけないと
あのユンってガキも 私の事を怪しんでるはず
誰か連れて来るかも
兵士の目をくらますため メイニャンは 髪をバッサリ切って、お腹を空かせているだろう ホーちゃんを探す。
戻ってきたユンにバレて 止められ、ホーちゃんを見つけ出すことは できなかったが・・・
「ホーちゃんは明日 明るくなってから探すから まずは戻って 麦飯食べよ」
「お風呂はないけど お湯沸かせるから 身体洗えるし」
徐々に 警戒心が消え、メイニャンは ユンの優しさを まっすぐに受け取れるようになっていく――――
■ところが、ユンの無事を確認するため やって来た、ハクとジュド将軍に メイニャンが見つかってしまう。
ふたりを呼んだのは ユンだと、誤解する メイニャン・・・
「・・・やっぱ お前も 敵だったか・・・」
「そりゃ そうだよな・・・」
死んでたまるか
「スウォンなんかに・・・」
「殺されて たまるかあっ」
心と体の痛みに こらえ、メイニャンは ハクへ 捨て身の攻撃を仕掛けた。
すると 争いを止めるため、身を挺して ふたりの間に割って入り、メイニャンを庇う ユン。
メイニャンが実は 南戒の人間で 複数の兵を殺している、と いましがた知ったうえで、ユンは 患者を守る。
力強く 堂々と、“治す者” としての 矜持を示す――――――――!!!