コレットは死ぬことにした 113話　19巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2021年4月6日花とゆめ, コレットは死ぬことにした

詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進・・・！！！

幸村アルトさんの連載作品「コレットは死ぬことにした」最新１１３話は、花とゆめ９号 で読めますよー！　ぜひ買いましょう！ (*^▽^*)

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第１１３話 | 19巻

「休み　　ハデス様が・・・？」

「ああ」

「一緒に街・・・行きます？」

「行く」

「お　　おでかけ・・・！」

「おでかけ！？」　「わ――っ おでかけ～～～！」

「えっ いつぶり？」　「ほんとですかっ」

「何日も会えてなかったのに　　いきなり おでかけ！」

「どうしよう もう楽しくなってきた」

「いやもう 楽しい！」

「今から はしゃぐのか」

「だって だって」

　　　――――そうか　

「だって　　そうです」　「手紙をもらったときも嬉しくて」

「皆と全然 会えてないけど　　私冥府と ちゃんと」

「繋がりがあるんだって」

「私 皆と　　ハデス様と」

「繋がっていたいんですよね」

「だからもう 楽しいです」

「へへ」

花とゆめ2021年09号

■あらすじメモ

■手紙のやり取りは あるものの、しばらく冥府に来ることができていない コレットさん・・・

実は とある夜に一度 “向こうが来れないなら こっちから” と、ハデス様から 地上へ行ってみたことがある。

しかし、夜遅くまで忙しそうなコレットさんに 声をかけることは できなかった。

だから ハデス様は、代わりに 手紙を送ったそうなのだが――――

「会えるまで 会いに行くのさ」という ゼウス様の意見と、ラダやミノスの「この際一日お休みを取られてはいかが？」という提案を受け・・・・・・？

■コレットさんの診療所に 今日も、トルカちゃんとモネちゃんが 見学に来ている。

モネちゃんは おばあちゃんっ子の優しい子。一方 トルカちゃんは、不思議を解明したい気持ちが強い 研究家タイプの子。

ふたりとも、薬草の乾燥をやってみたり 道具を見せてもらったり、モネちゃん宅の往診の見学をしてみて ついに気持ちが固まった。

少し緊張した様子のモネちゃんが「あの　私　　薬師さん なりたいです」と言うと、トルカちゃんも さらっと「あ 私も」と告げる。

それを聞いたコレットさんとポーラは 大喜び！　コレットさんの野望が ひとつ前進した瞬間となった。

■トルカちゃんとモネちゃんが気負わないように 見守る、と 村長さんも約束してくれたし、ふたりの家も 応援してくれる。

ポーラとセラは 後輩ができることが 嬉しくてたまらない様子。

そして まだ、正式に薬師を目指す トルカちゃんとモネちゃんを迎え入れるため、コレットさんには やるべきことがある。

「そうだ 明日ここを二人に任せてもいい？　　街に青服を作りに行きたくて」

「青服！　　合点」

「トルカちゃんとモネちゃんの青服姿 可愛いだろうなあ」

「青服って自作できないんだなー」

「薬師の身分証明だからね　　認められた仕立屋でしか 作れないの」

「ねぇ明日に備えた方がいいんじゃない？　　今日は居残りせずに終わる？」

「そうだな」

時間ができたコレットさんは 急いで冥府へ！！！　・・・行こうとするのだが、そのとき なんと、井戸から ハデス様が現れ――――

「ハデス様 なんで・・・！？　　しかもそれ 隠れ兜では」

「そうだ」

「会えたら幸運　　と思って 出てきた」

「出てきた・・・」

「幸運のようだ　　少し話をしても？」

もちろん、コレットさんも ハデス様と話をしたい。

新しい薬師見習いが ふたりもできたことについて、興奮気味に喋る コレットさん。

うるさい、なんて思うはずもなく 優しい笑顔で「コレットの野望が 前進したのだろう？　それは よかった」と言ってくれる ハデス様。

「へへ　　そうなんです」

「どうなるかは わからないけど　　やってみようって思ってくれたことが 嬉しいです」

「明日私 青服を作りに街へ行くんです」

「子供用は 私はお下がりだったから　　作るのは初めてなんですよ」

「二人共すぐ身長伸びて 足りなくなるかしら　　ちょっと大きいのも 作っておくのがいいですかねー」

「・・・街へは 一人で？」

「はい」

「私が隣にいても いいだろうか」

「休みを取る」

明日 ハデス様と おでかけできることになり、コレットさんは とっても大はしゃぎで――――――――！？？