暁のヨナ 204話 35巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進…!!!
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第204話「一方的な親愛」 | 35巻
「・・・お前・・・」
「――悪いね」
「事情が何であれ 無防備な女性に暴力を振るうのは 見ていられない」
「邪魔をするな 緑龍」
「その者はこの国の 最重要秘事を握っている しかも南戒の中枢の人間だ」
「生かして帰す訳にはいかない」
花とゆめ2021年06号
■あらすじメモ
■共に 全てを手に入れよう、という メイニャンの誘いを、ハッキリと断る スウォン。
今さら 後に引けない メイニャンは、お前の痛みが分かるのは 私だけだと言い、なんとかスウォンと 協力関係になろうとするが・・・
「・・・・・・・・・ うんざりなんですよ」
「緋龍王という名に」
「そんなものに固執したって 何も齎(もたら)さない」
「四龍も 緋龍王の生まれ変わりも 何故 生まれたのか」
「いらないです」
スウォンの言葉を聞いている、ヨナの心臓が ドクンと脈打つ。
「痛みは 邪魔ですが」
「貴方が理不尽と感じている事と 私がおかしいと感じている事は 全く違う」
交渉は決裂。そうなると、スウォンの秘密を知っている メイニャンの存在は、高華国にとって 厄介でしかない。
■スウォンとメイニャンの前に、ヒューリとケイシュク参謀が現れた。
身の危険を察し すぐに逃げ出す メイニャンだが、ヒューリから逃れることは できない。
殺される・・・・・・ そのとき 助けてくれたのは、四龍のジェハと 憎き赤い髪の少女・ヨナだった。
「待って 待って ケイシュク・・・!」
「外出許可を出した覚えはありませんよ ヨナ姫」
「彼女を殺すの!?」
「妙な慈悲をかけるのは おやめ下さい 面倒です」
ヨナは スウォンに訴えようとするが、ヨナのほうを見もしない スウォンは 無表情で、「あなたには 関わりのない事です」と。
「こっち向いて!!」
「私の事が いらなくても うんざりでも 目を見て話して!」
「――だから あなたには 関わりがない」
スウォンが ヨナの目を 真っ直ぐに見て、感情を露わにしている。
一瞬ビックリした顔の ヨナ。だが 怯まず、スウォンと言い合った。
「どちらにしろ 戦となれば 殺す事になります」
「でも この人の痛みは・・・」
「ヨンヒ様のようで・・・」
ヨナの言葉で 今度はスウォンが驚き、激しく動揺しているのか 沈黙となり・・・
その隙に 再び逃げ出す メイニャンだけど、結局ヒューリの手によって 捕らえられてしまう。
■しかし、牢屋に囚われたものの 殺されはしなかった メイニャン。
スウォンが ケイシュク参謀に、使節団には “メイニャン殿は 先にお戻りになられた” と伝えるよう、命じる。
■一方、ヨナは 事のあらましを、ゼノたちに 話していた。
メイニャンが 緋龍王の血筋であること。現在 投獄されてしまっていること。
「うん・・・ すぐに殺すのは止められたんだけど」
「彼女・・・スウォンと同じ病で・・・ 苦しんでた」
“どこの馬の骨お姫様が全部 持ってんの? ずるくない?”
「私は緋龍王の生まれ変わりらしいけど その痛みは わからない・・・」
「逆に 娘さんの痛みは ニャンニャンにも わからんよ」
「人は知らない事は 考えられないから」
(今まで ただヨナとして歩いてきた でも 緋龍王は)
(なぜ 今 生まれ変わって来たのだろう)
■己の美貌を生かす メイニャン、食事を持ってきた兵士を 色仕掛けで誘い、殴り倒して 牢から脱出。
将軍だった彼女は 剣の腕も立つため、見張りの兵士を 自力で倒す。
だけど、相手の数が多いし ヒューリに痛めつけられてたせいもあって、メイニャンの体は ボロボロ・・・
(あの男・・・ すげえ力だったな)
(もしかして あれが雷獣・・・?)
(あの女が止めなきゃ 死んでた)
“彼女を殺すの?”
「何のつもりだよ・・・」
体の痛みと 心の悔しさで 苦しむ中、メイニャンが 偶然にも出会ったのは、本物の 雷獣で――――――――!??