菜の花の彼 -ナノカノカレ- 83話 14巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
マーガレット17号の 菜の花の彼 -ナノカノカレ-、感想です
最終コミックス14巻は9月25日 発売!
ネタバレ配慮してなくてすみません
最終回まで あと2回、いよいよ次号で最終回
もう結末が気になりすぎて いいから最終回を早く載っけてー!とか思って本当に ごめんなさい。
だめだ、だめだった、今回は今回で予想外すぎて見逃していいとこなんか一つもなかった・・・!!! (゚Д゚ノ)ノ
そういうことだったのか・・・、鷹人の行動は全部、菜乃花の記憶を取り戻すためだったんだ、予想していたことと真逆だった、正直かなり びっくりした
「似た声を聞かせれば思い出すと思ったんだ? こうやって脅してでも俺に口にさせたいのは 桐山隼太が菜乃花ちゃんに言いそうな言葉?」
菜乃花は この場にいないだけで、聞いていたのか・・・、通話中になってる電話の音声で 2人の会話を、桜治の声を
脅すことで桜治に言わせようとした、隼太が菜乃花に言いそうな言葉って何だろう??
でも言ったところで、桜治の考えのとおり きっと無駄だったんだろうなあ・・・、もし思い出すなら何か一言でも聞いたら思い出したと思う、だけど そうか、菜乃花は 桜治と隼太の声は“違う”って気づいてたんだっけ
「無駄なのに 君は知らないだろうけど 菜乃花ちゃんには区別がついてた 俺と 桐山隼太の声 俺の声で記憶が戻るとは思えないな ねぇ? 菜乃花ちゃん?」
桜治の なにもかも分かってます、みたいな感じが不気味なんだけど、「もっと単純に考えられない? 「記憶を失った時と同じように もう一度 飛び降りたら記憶が戻るかもしれない」って」なんていう誘導に引っかかってしまうくらい、一瞬で菜乃花の心を不安定にさせてしまうってことが もっと不気味すぎる (´;ω;`)
ふつうに考えれば、そんなリスクが大きすぎることを試すべきではないって分かる、・・・いや まあマンガの世界では 記憶を取り戻す手段・入れ替わった人格を戻す手段としてオーソドックスだけれども(笑)
だけど菜乃花は本気で“もう これしかない”と思って上の階に向かって走って行ったんだろうし、これは本気でマズイ事態だと思う・・・ (ノ_・。)
菜乃花と鷹人は“結ばれた”ってことだったけど、やっぱり実は 思い留まってたんだ!!!
鷹人が好きだからいいって言う菜乃花の泣き顔は、鷹人が思い出してたばかりの“隼太が見る筈のものだった菜乃花の表情”と同じだ・・・
「助けて 鷹人くん 今の私だけ見て いいの このまま消してしまって 鷹人くんを好きじゃなかった私なんて 殺して」
今の菜乃花は「いい」って言うし「殺して」とまで言わせた、だけど もう同じことを繰り返す鷹人じゃないんだなあ、“隼太が見る筈のものだった菜乃花の表情”を とってやったと思う鷹人は、もういないんですね (´。・ω・。`)
「好きだから 出来ない 出来なかった 文化祭の時も でも それだけが 最低最悪な自分自身への救いだった 執着する程 ムキになって駄目な選択ばかりする お前もだな 菜乃花 俺たちは似てる でも 最後の最後に こうして思い留まれる」
「好きだよ 菜乃花 今のお前も 俺に見向きもしなかった お前も」
「・・・何とかする お前の記憶を戻してやる 一つになって 欠けた自分に怯えたり恐れたりしなくて済むようになって それでも俺を好きだった事を覚えていてくれるなら――――」
もちろん、その時は本当の意味で ようやく両想いになれたってことなんだと思う
だけど鷹人、飛び降りようとする菜乃花を追う役目を、隼太に譲ったんだよなあ・・・
(なんで こいつが 今 ここにいるんだ とまどってる暇なんかない 菜乃花を追わなきゃ 落ちてしまう 落ちる菜乃花の手を 今度こそ 今度こそ 俺が 俺が 菜乃花を)
心では そう思ってたのに、鷹人は隼太に「さっさと行け!」と言った
それって結局、菜乃花を助けられるのは隼太しかいないって、鷹人が心の奥底では ずっと思ってたってことなのかも・・・?
分からないけど・・・、菜乃花の記憶を取り戻そうと決めた鷹人、隼太に譲った鷹人、かっこよすぎて涙が出てくるよ ( ;∀;)
やっぱり第二部の主役は鷹人だった!第二部は鷹人の成長の軌跡だった!第二部があって良かった!
菜乃花を追いかけて助けるのは隼太だとしても、記憶が戻って 一つになった菜乃花が選ぶのは、鷹人だっていいと思う、鷹人なんじゃないかな・・・?という気さえする
ついに完結の次号は表紙&巻頭カラーで42Pですって!?!見逃せるわけがない!!!
隼太と鷹人をパシャリ ここで隼太と鷹人が向かい合うことになったのも運命的な話だな・・・