なまいきざかり。 132話 23巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
詳しく感想を書く余裕が なくなってしまったので、できるかぎりで ちょっとでも販売促進・・・!!!
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第132話 | 23巻
「由希センパイは?」
「ん?」
「何で 由希ちゃん ってゆーの?」
呼び捨てより 違和感すごいな ちゃん付け
「ねぇ 何で」
「お・・・」
「おばあちゃんが つけてくれたんだよ
自由に希望を持って育つように って・・・」
「すごく悩んでた ってお母さんは言ってたけど・・・」
“「由希」”
“「大丈夫?」”
私が我慢してると いつも気にかけてくれてた
おばあちゃんらしい 名付け―――
「ほらな」
「悩んだ分 いい名前じゃん」
「センパイだって そんだけ必死で 気持ち込めてんだから
小粒は どんな名前でも 大事にするよ」
小粒ちゃん(仮)・・・
どうか元気に すくすくと育って
この態度のでかい叔父を 困らせるくらい わがままを言って
そして
ご両親の愛を たくさん浴びて―――――
花とゆめ2021年18号
■あらすじメモ
■春 4月、新年度が始まり 新学期、由希は いよいよ3年生になった。
そして 同じく その日、2年生になれた 成瀬から、瞳さんが無事 女の子を出産したと 嬉しい報告が・・・!!!
桜が舞い散る中、ひとつの人生も スタートしたのだった――――――――
■後日、退院した瞳さんに呼ばれて お家へお邪魔することになった 由希。
成瀬が言うには なにやら、瞳さんは 由希に “話したいこと” があるらしく・・・?
■母子ともに健康! 瞳さんとアレックスと 生まれたばかりの小さなお姫様が、由希を迎えてくれた。
(・・・瞳さんが あんな風に笑うの 初めて見た・・・)
あったかい笑顔・・・
「あ、 そーだ 翔ちょっと かわってね」
修理を終えて すっかり元どおりになった スノードームを、由希に渡してくれる アレックス。
もう直らないと思っていた由希は もちろん感激。
「あの・・・ 修理代を・・・」
「いいよ そんなの――」
「で・・・では 何かお礼を・・・」
「それなんだけどね」
「その子の 名付け親になってくれないかなって」
さすがに そんな大役は引き受けられないと、大慌てで断る 由希。
しかし、瞳さんは どうしても名前が決まらなくて困っている、と言って 引き下がらない。
「ねぇ お願い」
「初めて会った時から 「ああこのコは絶対 特別なコになる」って 確信してた」
「私にとって 由希ちゃんはもう 大切な妹なの」
成瀬がツッコミを入れるほどの やたら重い発言・・・
結局、由希は 瞳さんのお願いを断れず、その日から 大いに悩むことに――――
■引き受けたからには 全身全霊、本を読み込み 名前について調べ、とにかく考える 由希。
すると 由希の様子がおかしいことに気づいてくれた、宇佐見さんが ヒントをくれた。
「ん―― 名前か――― やっぱそれぞれ 由来ってもんがあるし」
「まずはどんな想いを込めるか じゃない?」
(なるほど・・・ 由来か・・・)
もっと参考が必要だ
由希は 友人たちに 手当たり次第、その人の名前の由来を 聞いて回る。
ところが 三者三様すぎて さらに迷宮入り・・・しかけるも、袴田くんの言葉からヒントを得て 冷静に。
気負いすぎる由希を心配していた 成瀬の優しさのおかげもあって、ついに 名前が決まった!!!
■瞳さんとアレックスと 成瀬の前で、数日間 全身全霊をかけて考え 決めてきた名前を、緊張気味に発表する 由希。
「咲茉里(えまり)ちゃん ・・・は どうでしょうか・・・?」
「この前・・・ お邪魔した時」
「赤ちゃんを見る お二人の笑顔が 何というか・・・
花が咲いたみたいだったのを思い出して・・・」
「お花のように すくすく育ってほしいなって・・・」
「「茉」の字には 瞳さんの好きな ジャスミンのイメージもあるそうで」
「花の季節も 春です」
「・・・・・・い・・・ いかがで・・・」
「しょうか・・・・・・」
瞳さんは 微笑み、それこそ 花が咲いたような 美しい笑顔で、「大すき!」「ありがとう 由希ちゃん」と 言ってくれたのだった――――――――
「よかった 気に入ってもらえて」
「姉ちゃんたちに?」
「そうだよ」
「赤ちゃんはまだ何も わかんないでしょ」
「・・・そーいえば あんたは 何で「翔」なの?」
「俺? 俺はー・・・」
「・・・」
「由希センパイが困ってる時すぐ 翔んでいけるように じゃね?」