アナグラアメリ 69話　12巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2019年6月6日マーガレット, アナグラアメリ

マーガレット13号の アナグラアメリ、感想です

最新コミックス11巻 発売中！

ネタバレ配慮してなくて すみません

■創立記念日で 学校お休みだった 世堂くん。あめりは、平日だから 世堂くんと会うことはないと思ってたんだな・・・。会いたくなかったんだな・・・。

「だからって なんでここに・・・・・・」

「・・・・・・・・・　よく一人で来てるよ　あの日以来・・・　来てんだよ なんとなく・・・　二人で一緒に見ようって言ったトンネルだから」

逃げるように その場を後にする あめり。様子が おかしいから、何かあったことを すぐに世堂くんは気づいた。

「・・・・・・もしかして　帝斗くんと――・・・っ」

「・・・・・・こないで　　近づかないで」

（・・・・・・息　　うまくできない・・・・・・　　こわい）

あめり、ストレスのせいで過呼吸！？？　タクシーに乗せて、あめりを病院に連れて行こうとする 世堂くん。

「あんたが なんと言おうと　　絶対 おくってくから！」

息ができないわけじゃないから 大ごとにしたくない、という あめりの意志を 世堂くんは尊重して、病院には行かず あめりの家へ向かった。

タクシーの中で、あめりに 息を吐かせるため 歌をうたうように言った世堂くん、すごいなあ。落ち着いてるし、正しい判断だった。

あめりが うたった歌が「幸せなら手をたたこう」だったのは、なにか理由とか あるのかな。

■帝斗に誤解されたくないから、家の前では止まらず 次の道でタクシーを降りた あめり。

一緒に降りた 世堂くんに、しっかり お金を返す。

「――息 楽になった・・・・・・　ありがとう　・・・・・・でも　世堂とは もう二度と会わない」

「・・・そうやって　逃げ続ければいいよ　俺は勝手に追いかけるから・・・！」

あめりが 帝斗と別れたことも、あめりが 世堂くんのこと 好きってことも、世堂くんは もう確信してるんでしょうね。

それなのに、あめりを諦めるとか できるわけない・・・と思う。

世堂くんにとっても 苦しい展開になってるけど、世堂くんだけは ブレないでいてほしいなあ。

■あめりが家に帰ると、のりちゃんと もなちゃんが 来ていた。泣き崩れる あめり・・・。

のりちゃん・もなちゃんは 話を聞いてあげることしか できないけど、それでも 今の あめりにとって、２人の存在は すごく支えになってると思う。

「うん・・・・・・　帝斗にフラれた　全部・・・私のせい」

「・・・・・・私が　たぶん世堂を好きになってしまったから」

でも あめりは、世堂くんと付き合うことなんて できない、と断言。

「なんで！　帝斗は “心変わりは しかたない事”って言ってくれたんでしょ？」

「でも 私は そうは思わない　裏切りなんだと思う」

（大切な・・・・・・　あんな大切な人を 裏切った・・・・・・・・・・・・）

「・・・・・・たぶん このまま　もう　このままでいい・・・・・・・・・」

「私には 幸せになる権利がない　だから・・・・・・一生このまま　ひとりでいい」

その後、あめりの体調を心配して 世堂くんが連絡をくれるけど、あめりは 返信しない。

世堂とは もう会わない、連絡も取らない、と決めてしまった。

（最低限の　生活を　こなす）（恋なんて知らなかった　あの頃のように　もう傷つけるのも　傷つくのも　嫌だから）

（恋愛のない世界に戻る）

一生ひとりいい、なんて言う あめりが 自分に厳しすぎるのは、それだけ人生かけた初恋だったから 仕方ない、としても、心変わりは罪だと考えるのは やめて・・・ (´;ω;｀)

恋愛に疲れたから ひとりでいたい、と思うのは 別に良い。そういう気持ちになっても、時間が解決してくれることが 多々あると思うから。

でも、心変わりが罪だって考えに囚われていたら、この先 いつになっても 本当に救われないじゃん・・・。

ヘタしたら、帝斗が次の恋を見つけたとき あめりの心は崩壊しちゃうんじゃないの、なんて想像してしまう。

帝斗は 心変わりは仕方ない、って言ってくれてる。なのに あめりが それを否定することで、いつまでも 初恋に執着してしまうことになって、この先の帝斗の幸せすら 奪ってしまいそうで、怖い・・・。

あめりが 世堂くんと くっついて 幸せになれるか どうか、という期待感よりも、あめりが 帝斗への執着を なくせるか どうか、っていう不安感がスゴイ (ノ_・。)

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした！■□

世堂くん パシャリ！　クライマックス目前、ということは あと２、３回で 完結かなあ・・・。どんな結末になるんだろ・・・