僕に花のメランコリー 番外編 コミックス未収録だと思うので ネタバレに気をつけてください
マーガレット5号の 僕に花のメランコリー、感想です
完結コミックス13巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくて すみません
■花と弓弦の その後を描いた カラー32P 番外編! 嬉しいですねー! 待ってました! (*^▽^*)
(3月 東京では きっと春だけど 雪の残る道 白い息 春が来るのは まだ先のこの町で 今日から俺達は 一緒に暮らす)
(2DK 築10年のアパートの角部屋 2人で探して選んだ)
(花は無事国家試験に合格し 大学を卒業した 4月から 5駅先の病院に 看護師として勤務する)
(俺は4月から 大学5年になる)
(花は俺のいるこの町に 就職をした 親も友達も近くにいない 知らない場所に 俺と暮らす為に)
(今日から これが 俺達の日常になる)
弓弦が 地元の国立大に進学したから 離ればなれになっていた ふたりだけど、遠距離恋愛を無事に乗り越え 同棲を始めたのか!!!
うわあ よかったね、これからは たくさん 一緒にいられるね 。゚(゚ノω`゚*)゚。
親元を離れて 東京から田舎へ引っ越し、社会人としての新しい人生が始まる 期待と不安が入り交じる節目の時。でも 花は、弓弦がいるから 不安よりも 期待でいっぱいなんだろうなあ。
大人になった花が めっちゃ幸せそうで、本当に よかった。本当に 嬉しい (*゚´▽`゚)
そして 相変わらず、弓弦くんのこと 若干お母さん目線で見てることに ほっこりした~!
弓弦にお友達ができたのか 気にする花さん あのね、ゆじゅるくんは もう 22歳だよ(笑)
■もちろん 弓弦も、花と一緒の日常が始まり 今までの人生で一番 と言っていいほどの幸せを感じてるはず。
しかし だけど、春休みに入る直前 大学の友人たちに 彼女と同棲することを話したときの、友人らの反応を思い出すと モヤモヤした気持ちになっちゃうっぽい・・・ (´・ω・`;)
「いいなー これから お世話してもらえるんだー」
「社会人と学生だから 弓弦くんは 彼女に養ってもらうんだねー」
(は?)
「学生じゃ 自分の生活費稼ぐのだって無理じゃん」「大学もあと2年あるし」
「その後だって 研修医から始まって 自分ひとりで充分稼げるの まだまだ先だしな」
「その間を 彼女に稼いでもらって 勉強に専念か!」「彼女看護師なら フツーの会社員より稼げるし」
「エライ彼女!! さすが弓弦くんの選んだ子!」「浮気しちゃダメだよ!」
(養ってもらう? えらい? あいつが生活費 稼ぎ為の要員だと? なんだそれ)
なぜか、うぇーい!な感じの 陽キャに好かれる男・弓弦。とりあえず まず、普通に お友達いて 安心した! 花さん、ゆじゅるくん お友達3人も いるよー! (*^∀^*)
田舎の国立医学部生としては 珍しいタイプの 友人たちだけど、でも きっと 良い子たちなんだろうな。弓弦が 友人関係を築いている子たちなのだから 悪い子であるはずがない。
言ってることも べつに間違ってはいないんでしょうね。医学生、そりゃ大変でしょうし 研修医になったら もっと大変らしいし。支えてくれる人がいるなら ちゃんと頼ったほうがいい。
ただ 弓弦は、たとえ言葉の綾だとしても “養ってもらう” “稼いでもらう” というワードは 不服でしかない。弓弦の過去を考えれば 当然ですよね・・・
■弓弦の想いを 知る由もない花は、短期のバイトが見つかったことを 嬉しそうに報告した。
もちろん 花は なんにも悪くない! 引っ越しでお金 使っちゃったから 今のうちに少しでも貯めておきたい、という考え とても立派! えらい!
しかし モヤモヤを抱えてる最中の弓弦は、“花ばかり働かせることになる” ような気がして 嫌なんだろうなあ・・・
「俺だって働くって 同棲始める時言っただろ」
「んーでも弓弦くんは今は やっぱり学業優先ですよ これから忙しいんですから」
「弓弦くんは学生でも 私は社会人ですよ まかせてください なんの為に 私がいると」
「・・・その為に一緒にいるんじゃない」
「え?」
「・・・俺も明日 朝イチでバイトあるから 先家出る」
(これじゃあいつらに言われた通りじゃねぇか)
“弓弦くんは学生でも 私は社会人ですよ まかせてください”
(あと2年・・・ そんな事 同棲する前から わかってた けど花 それじゃ なんの為に一緒に暮らすって思ってんだよ)
■バイトあがりの帰宅中 町を歩いていた 弓弦は、偶然 ティッシュ配りのバイト中の花と会った。
まだまだ寒い中 外仕事、ウケがいいと言われて 恥ずかしいけど ツインテール。そんな彼女を見て 何とも思わないわけないよね・・・。そりゃ 申し訳ないと思っちゃいますよね (´;ω;`)
(赤いほっぺた 白い息 一生懸命 働いてる ・・・でも俺は)
そして また偶然、少々 間の悪いことに、お友達3人とも 遭遇してしまった。
(なんでこいつらが・・・)
「あれ・・・てゆーか もしかして・・・ 弓弦くんの彼女さん!?」
「はっ はじめまして 雨宮花って言います」
「あれ? 彼女さん今 バイト中?」
「あっ ハイ よかったら どうぞ・・・」
「これから弓弦くんの夢 支えてあげるんでしょ?」
「あ・・・ハイ」
「めっちゃ健気― 弓弦くんの事 大好きなんだね」
「俺等は弓弦くんが浮気しない様 見張ってるから!」
「本当えらい・・・「おまえらもう帰れ」
「・・・花も仕事だろ 俺も帰るから」
「えっと・・・ ハイ・・・」
(花 俺はおまえに こんな事させる為に 一緒にいる訳じゃないんだ)
■先に帰宅して 勉強して、花が帰ってきたら すぐ食べられる様にと 夕食を作って、花の帰りを待つ 弓弦。
(俺は何の為にいるんだ 俺達は・・・)
(花が俺にする事と 俺が花にする事)
(ああ・・・ そうだった)
ひとりで ゆっくり考えることができたおかげで、大事なことを思い出した・・・?
■バイトを終えて 帰宅のバスから降りた花は、自分を待ってくれていた 弓弦の姿を見つける。
「どうしたんですか? 何かありました? いつからココに・・・」
「ただ俺が 迎えに来たかったから」
「・・・・・・ えっと・・・ じゃあ・・・ ただいま 弓弦くん・・・」
「おかえり 花」
弓弦に くっつく花の かわいさと、ただただ幸せそうな弓弦の 穏やかな表情、素晴らしすぎて こっちも “とくん” ですよ。ときめきまくりですよ。
お待ちかねの スーパー胸キュンタイム始まった・・・!!! (*´Д`*)
■ふたりの家に帰ってきた 花と弓弦。弓弦くんが問答無用で押しかけて 一緒にお風呂。わあ~ スケベタイムにも突入したぞー!(笑)
「・・・今日ごめんな バイトしてる時 見せたくないって思ったんだ 花が頑張っている事」
「俺と一緒にいる事で 花に苦労させてるとか 負担になってるとか 俺が頼りないって思いしらされて」
「自分が情けなくて カッコ悪いって つまんねぇプライドがあったんだ」
「プライド・・・ 弓弦くん・・・さっきのは そんな事だったんですか?」
「・・・は?」
「もっとこう・・・ 私が美人じゃないから・・・ そうじゃないから 皆に見せたくないって」
「え? なんだそれ」
「・・・思ってないんですか?」
「・・・だってさっきの私 バイト中で油断しまくりで メイクもくずれてたし 頭もあんな・・・ いつもああじゃないって 言ってくださいねっ 第一印象が・・・ もっとちゃんとした格好でいたかったのに」
「リベンジさせてください~~」
花にとって 弓弦の悩みは “そんな事”、弓弦にとっては 花の悩みが “そんな事”。
また 自分たちは すれ違っていたのだと分かって 弓弦は、「は・・・っ」と 笑った。
「変わんねぇな 俺等 また勝手に すれ違って」
「え?」
「おまえは俺の自慢だよ」
「わ・・・私も・・・ 弓弦くんは自慢ですよ」
「・・・へえ どこが?」
「ごはん作って 待っててくれたり・・・ 嬉しかったです」
「飯だけかよ」
「違いますよ」
「私の事 ちゃんと迎えにきてくれました」
“迎えに来るから 待ってて”
(俺が花にする事 花が俺にする事 それは全部 ただ好きだから それだけ だったな)
たくさんのツラいことを 一緒に乗り越え、これからも ずっと幸せな日常を、一緒に つくり、一緒に 過ごしていく 花と弓弦。
ふたりの愛は 本物だと、しみじみと感じさせてくれた 番外編。ありがとうございました ごちそうさまでした!!!
読者まで幸せな気持ちになっちゃう 最高のハッピーエンドでした・・・! (*゚´▽`゚)
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
花と弓弦 パシャリ☆ 最後に たっぷりラブラブ見せてくれて、本当に ありがとうー!!! (*゚ω゚*)