高嶺と花 95話 17巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
花とゆめ6号の 高嶺と花、感想です
最新コミックス16巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくて すみません
■会長さんに 高嶺さんとの交際を認めてもらえて、ほや~~っとしてる 花ちゃん。大変 穏やかな気持ちでいらっしゃる 野々村家。よかったねえ 平和だねえ (*´▽`*)
高嶺さんも ホッとしたらしく、ウキウキで「おい スキーに行くぞ」と 唐突なデートのお誘い。思い立ったが吉日、が 高嶺さんの好きな言葉なのだ。
「やり方はどうあれ じいさんが納得したのは お前の行動あってだからな 褒美にデートしてやると言ってるんだ」
ちなみに スキーを選んだのは、滑るのが 得意だからでしょうか? かっこいいとこ 花に見せたかったからでしょうか? スゴイですからね、花とお喋りしてるときの 滑りっぷりも! ( ゚∀゚ )
■少々 過激な発言もあったが(笑)、なんだかんだ ふたりで、楽しいデートを過ごしている 花と高嶺さん。
特に 花は、心からの喜びを 改めて感じている様子。
「本当に良かったです」
「ああ これからはお前も 安心して「会長さんは ちゃんと見てたんですよ」
「高嶺さんが鷹羽で認めてもらえるように どれだけ努力してるかとか いつか自分から本当の事を打ち明けてくれるだろうとか」
「高嶺さんの本質を 誰よりも見抜いて 信用していたってことですよね」
「会長さんは やっぱり 高嶺さんの味方だったんです」
「それが わかったから よかったなって」
花―!!! めっちゃ いい子!!! 笑顔が かわいい!!! (*´Д`*)
高嶺さん 惚れ直しちゃったね? そりゃ 抱きしめたくなっちゃうよね。しかし、電話に邪魔される かわいそうな男。それが 高嶺さん。
■高嶺さんにかかってきた 電話は、会長から。おじいちゃん スパッと用件だけ言うなあ。
「おお 高嶺 昨日の婚姻届だがな」「これから役所に持って行くが いいな?」
昨日、会長に「認めるも 認めないもない 2人がそう決めたのなら それがお前達の道だ」と言われた直後、気が抜けたあまり 少しの間 放心状態だった 花と高嶺さんは、その時 会長が婚姻届を ぺいっ したこと、今の今まで 忘れていた。
「待て待て待て!! あの婚姻届は ただの演出で・・・」
「演出?」
うわあ 会長さま、勝手に婚姻届 持ってきてる時点で “演出” だってこと 見抜いてたわけでしょ? お孫さんを もにょにょ にさせちゃって、人が悪いわ~ ( ^ω^;)
でも、きちんと 高嶺さんたちの意志を確認してから 役所に出そうとしている。会長だって 本当は急かしたくなんかないだろうけど、これからのことを考えたら 早くしたほうがいい。会長さんは ぜんぶ、孫のために 動いてくれてるんだなあ。
「籍を入れてしまえば 花さんとの関係で 足をすくわれる事もない 儂も味方をしてやりやすくなる どうせ出すつもりなら 先伸ばしにする理由もないじゃろう?」
「そんなのは こっちの都合 こいつは」
(たしかに あたしは あれを書くとき 本当に覚悟を決めて 署名をした)
(結局 籍を入れる事になっても 構わないって)
(まあホラ 一応 大人にも相談いてたし・・・ 一応)
「・・・・・・・・・ 私は構いません 出してもらっても」
「よし!」
花のOKが聞こえた瞬間、電話を切る おじいちゃん。あれれ? お孫さんの意見は無視? ( ゚▽゚ )
高嶺さんが 電話をかけ直しても、見事に 無視。まあ、高嶺さんが結婚を嫌がってるわけじゃない ってこと、ちゃんとお見通しだから 代わりにパッパッと決断してくれてるんでしょうね!
■しかし、高嶺さんは 困る。すごく 困る。心の中で悲鳴を上げ、危なかろうが何だろうが 立ち止まってしまう。
「これだと プロポーズする前に 籍が入ってしまうぞ!! 順序が あべこべだ!!」
「た・・・たしかに! 二度も告白されたり 指輪もらったりして すでにプロポーズされた感覚になっていました! そういえば そうですね!!」
「ばかもの!!」
「では今・・・ 結婚しましょう」
「お前が言うな」
イケメン花による 逆プロポーズを、良しとしない 高嶺さん。プロポーズのこだわり 強そうだなあ、とは思っていたが、想像以上に 強かったな。エベレスト級に 強かったな(笑)
とんでもないプロポーズ計画を 未然に防ぐことができて、花としては ラッキーだったが・・・、すっかり落ち込んでしまった 高嶺さんを見て さすがに申し訳なくなり、気まずくなって 一旦 高嶺さんから離れる 花。
(悪いことをしてしまった・・・)
(そか・・・ 男の人としては 見せ場・・・というか 高嶺さんの性格だから 気合い入れたいっていうのは あったよね・・・)
(ごめんなさい 高嶺さん・・・)
■一方 高嶺さんは、ひとり 落ち着いて考える時間ができたおかげで、持ち前のポジティブさを発揮し、心を回復。
(いや待て 花は 今すぐ 俺の妻になりたくて 辛抱たまらん 高嶺さん好き好き という気持ちを 素直に吐露したにすぎん)
(責めるのは 筋違いというもの・・・)
(俺としたことが また大人げない態度を とってしまったな)
相も変わらず、恐ろしいほどの ポジティブシンキング・・・!!! あと、一応 大人げない態度を取ってる自覚があって よかった(笑)
プロポーズのことは もう どうしようもないから 一旦 忘れ、花を探す 高嶺さん。
目がデカくて 頭が丸い女子、の説明で見つかる 花って、すごくない? ( ´艸`)
■お互い 謝ろうとした 花と高嶺さんだが、とんでもない不運に見舞われるー!!!
他のスキー客に 衝突された 花さん、ザザザザザ ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!! 丸いから 止まらないー!!!
「ガケ注意」の看板が見え 死を覚悟する 花だったが、幸い ガケの直前で ピタ。
事なきを得た・・・はずだったのに、花を助けるため 追いかけてきたくれた 高嶺さん、止まることができず ガケからダイブ!??
「うわあああ!! 助けてくれェェ!!」
嘘だろ 高嶺さん・・・。大ピンチのところ 本当に申し訳ないが、面白すぎるんですけど!!!(笑)
なんとか ガケから落ちないように、腕でしがみついている 状況。花が引き上げようとしても、当然 体重差があるため 上げられない・・・。30㎏痩せてたら 死んでるから! 高嶺さん しっかり! (@_@;)
(何ということだ ここまで何度も 九死に一生を得てきたのに 俺は・・・ 俺は こんなひょんな事で 死ぬのか)
(盛大な演出どころか プロポーズの機会そのものさえなく 砕け散るなど 死んでも死にきれん!!!)
「花!!!」
「!? ハイ!!」
(思い立ったが 吉日!!!)
「俺と 結婚しろ!!!」
(!?)
「妻になれ――!!!」
(ちょ)
盛大なプロポーズを果たした瞬間、力尽きて ガケから落ちる 高嶺さん。しかし その直後、地面に着地する 高嶺さん。要するに、めっちゃ低いガケだった。嘘すぎるでしょ 面白すぎるでしょ ( ´艸`)
「何を大声で 公衆の面前で・・・!! こんな低いガケで 死ぬわけでもなし」
他のスキー客のみなさんに 注目されてしまい、大変 恥ずかしい思いをする 花だけど、花以上に恥ずかしいのは 高嶺さんである。彼は決して “公開” が好きなわけではないからである。
「盛大に準備して・・・とか言ってたと思えば 今度はこんな急に・・・ なんでも極端なんですから」
「・・・うるさい もう死ぬと思ったら 細かい事が どうでもよくなったんだ」
「も――――」
高嶺さんとしては なんとも残念な結果となってしまったが、花は “エベレストで見る花火よりも 熱烈なプロポーズ” として受け止め、うひひひひ。嬉しそうで なにより (*^ω^*)
花が 嬉しそうだから、高嶺さんも “まあ いいか” って気持ちかな? 自己中なプロポーズ、高嶺さんらしくて ステキでしたよ☆
「ところで まだ返事を聞いてないな?」
「! もちろん 「ハイ」です」
プロポーズも 無事に済み、そして 会長さんが 役所に婚姻届を提出したため、花と高嶺さんは 本当に夫婦になった。
ふたりらしく ドタバタなプロポーズだったし、これまで 色々ありすぎたせいか、あまり “感慨深いなあ” とか感じないのが 不思議だ(笑)
でも、夫婦になって 堂々とイチャイチャできるようになったわけだから、今後 どれだけキュンキュンさせてくれるのか 楽しみにしてるよー!!! (*´∀`*)
□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした!■□
高さ2.5メートルほどの ガケにて、愛しの花へ エベレストで見る花火よりも 熱烈なプロポーズをする高嶺さん、パシャリ☆ ロマンチックさは 0点だけど、面白さは 100点満点 (`・ω・´)b