黒伯爵は星を愛でる 65話 12巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
花とゆめ3号の 黒伯爵は星を愛でる、感想です
最新コミックス10巻は1月19日 発売!
ネタバレ配慮してなくてすみません
モニカさん やっぱ“善意”のつもりでエスターを刺したんだな・・・、本気で これがエスターのためだと思ってるんだな、怖すぎ・・・
レオンが容赦なくなるのも当然だよね、むしろナイフを蹴り飛ばしただけって優しくない?
今はエスターの治療が優先で それどころじゃない、ってこともあるんだろうけど、でも尾行てたクリス様を すぐ呼ぶとこ、冷静で さすがスゴイなって思いました
サリンジャー博士は正直 エスターが刺されたことより、モニカさんが とんでもないことをしてしまった、ってことにショックを受けてたんだよね
だけどレオンの必死のお願いで、医者として冷静になってくれた、もしレオンがいなかったら 本当にエスターは死んでしまってたと思う
「サリンジャー博士 もと外科医である あなたの腕をお借りしたい 助けて欲しい」「エスターは 俺の命なんだ」
レオンの 冷静な中での必死さには、とにかくエスターの命を助けることしか頭にないんだなって伝わってきて、ちょっと感動してしまった 。゚(゚ノД`゚*)゚。
エスターへの愛を、こんな形で 改めて実感するってことは悲しいけど・・・
それはアルにも言えることで、エスターを助けるために奔走して、処置が終わるまでは エスターを助けることだけを考えたんだよね
でも 何もできることがなくなってしまったら、「あの女は ちゃんと始末したの?」ってクリス様に言うところが、本当はモニカさんへの怒りが収まらないこと分かって苦しくなった
そりゃアルが怒るのは当然で、始末するべきだって考えるのも分かる、しかしクリス様が対処に悩むのも仕方ないんだろうなあ・・・
「相手のためを思って殺せば それは罪にはならないって? どういう理屈だよ それ」
「そんな わけのわからないエゴイズム感情で 人を殺す吸血鬼と 生きるために 人を襲う吸血鬼 果たして どちらが吸血鬼としての道を外れているのか」
「よく考えてよ 王様 決断のときだよ」
アルが言いたいことは 本当によく分かるし、正しいと思うからこそ、人間と吸血鬼の共存って 想像以上に大変なんだな・・・と思った (´;ω;`)
エスターに媚薬だって言ってあげてた薬が「吸血鬼化を抑制する薬」だったのか、もう完成してるのにアルが自分に使わなかったことが謎だけど、1人分しか作れなかったからエスターに譲った、とか?
いつどうなるか分からないエスターの容態の中、その薬をエスターに打って欲しいと頼むアルは、レオン以上に心が強い人だなって思う
「・・・吸血鬼になったら エスターは愛する夫に首を刎ねられるか 自分を残して老いてゆく夫を看取るかの悲しい二択だ 僕はエスターに そんな不幸な道を歩んで欲しくはない」
「エスターには人として生きて そして死んで欲しいんだよ 吸血鬼になんてさせない そのために ずっと研究してきたんだ」
「僕に迷いは無いよ」
そうやって言い切ることができるアルも、覚悟なんてできないって言うレオンも、自分よりエスターが大事だってことが伝わってくるから2人とも かっこいい 。゚(゚ノД`゚*)゚。
「でも どんな形であれ生きて欲しいと願うのは 俺のエゴだ」
「エスターに もう二度と あんな顔はさせたくない」
覚悟はできないけど 自分のエゴは捨てて エスターのために決めた、そんなレオンにアルは感謝してるだろうし、「こいつが そう簡単に死ぬなんて思ってないし」って わざと軽く言って レオンのこと励ましてくれたんだよなあ、アル かっこよすぎるよ 君 (*゚´ω`゚)
あとは もう、薬を打って吸血鬼化は抑制されたエスターが 回復することを願うだけ・・・っていうのもツラいけど、エスターと生きることを諦めないレオンには心打たれました
レオンの夢が不吉な感じで、それが正夢になってしまいそうな状況に陥ってるけど、エスターは必ずレオンのところに戻ってくるって信じてる!!!
エスター パシャリ 天使さま 早くレオンを安心させてあげて・・・