僕に花のメランコリー 86話　13巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

2019年10月19日マーガレット, 僕に花のメランコリー

マーガレット22号の 僕に花のメランコリー、感想です

最新コミックス12巻 発売中！

ネタバレ配慮してなくて すみません

■ルカが働く店で 偶然 会った、ルカと花。今回は ずっと ルカの視点で進んでいくのかな？

内心 動揺してるはずなのに、当たり障りのない 世間話を始めようとする、穏やかで 優しくて 可愛らしくて、自分とは正反対の 花に対し、ルカは 遠回しに攻撃してしまってる・・・よね・・・ (´;ω;｀)

「「なんでこんな所で 会っちゃうんだろ」　　大丈夫　　私も思ってるから」

「――お邪魔して すみません　もう行きます」

（そうやって黙って飲み込んで　お利口さんぶる　あたしを悪者にするの 上手だよね

・・・わかってる　　あの子にこんな事しても しょうがないのに）

ルカの 花に対する “お利口さん” は、もう ただの嫉妬と嫌味にしか聞こえない。ルカのほうこそ、“あの子にも非はある” って 花を悪者にしてる感が あるような・・・。

でも、そうしないと 耐えられないんでしょうね。弓弦を失った 悲しみに。

結局は 花が 何をしても、今のルカは 不快にしか思わないだろうなあ (ノ_・。)

それら すべてを自覚した上で “わかってる” なんでしょうけど・・・。

■待ち合わせ場所で 花を待っている 弓弦を、たまたま見つけた ルカ。

そして、花が来て 優しく微笑む弓弦の表情を、ルカは 初めて見た。

（付き合ってるなんて 知ってたじゃん　　それぐらい なんてことないって）

（・・・あの２人が一緒にいる所 見るのっていつぶりだっけ）

（現実を 叩きつけられた　　あんな顔 知らない　　あれが恋してる顔だっていうの？）

「恋・・・　　あ・・・　　ちがう・・・」

まっ白な顔をして 具合が悪そうなルカを、顔見知りになったばかりの男性が 心配してくれる。

ルカが働くお店の、近くにある書店の 店員さん。ハリー ポ・・・似の 好青年。ルカは すんごい偏見を持って 大学生の彼のことを見てたけど、普通に 良い人そうだよね。

（はじめて出会った時から あたしとは違う子だって思った　　そして実際 それは間違ってなかった）

（あれ？ でも）　“私もそう思います・・・っ”　（あれは何だったっけ　　あの時言っていたのは・・・）

■貧血？ で倒れてしまったルカを、書店員の 本間くんが、バイト先の事務所に 運んでくれた。

シャツかけてくれたり、「俺と２人きりじゃないから 安心して！」とか言ってくれたり、本間さんは 気遣いができる 優しい人。ちょっとだけ、花に似てるかも・・・？？

■“運命の君” という本を見つけた ルカ。そして 思い出した。花と初めて会った時に「運命」の話をしたこと。花が「私もそう思います・・・っ」と 共感してくれたこと。

だけど 今のルカは「・・・自分だっていうの」と、また花に対して 負の感情を抱いてしまう・・・。

（そして あたしは　完全な邪魔者ね

あたしと弓弦だって　つらい事も痛みも 分かちあってきた　　その時救われたのは 現実で）

（でもはじめから 決まってたの？　最後は全部 あの子が持っていくって）

（じゃあ何の為に あたしはもう一度 弓弦と出会ったの？　意味はないの？　　あの子と　変わっていく弓弦を見る為）

（眩しい光の中へ　あたしを置いて）

「私だって 好きなの・・・」

（けど さっきの弓弦の表情は　　あれは間違いなく あの子と一緒にいるから出来る事で　そんな事はもう わかってる　　それから

今こんなに胸が痛いのは　　２人が一緒にいる所を見たから　互いが恋してる姿を 見たからだと　　そう思ってた」

（・・・違う）

（あの時　　あたしが感じてしまったのは）

（弓弦と 一緒にいた時の　「あたしが」　　ちゃんと笑えていたっけって　気づいてしまった事に　胸が痛んだ）

（あの弓弦の様に　　あたしも　　ちがう　　ちゃんと好きなの

この気持ちは　間違ってなんかいない）

（・・・・・・でも）

運命とか 出会った意味とか、勝ちとか 負けとか、そういう感情を すべて取っ払って、ただ目の前にいる人を “好き” だと思う気持ち、まだルカは 知らないんじゃないかなあ・・・。

弓弦を好きでいることは 悪いことじゃない。でも、“笑えていたっけ” って気づいて 泣いてしまうなんて、それは果たして 恋なのか・・・？

□■読みながら書いてるから 感想グダグダで すみませんでした！■□

ルカ パシャリ・・・　　傷つけて 傷ついて、それでも「運命」を信じることを 自分の存在意義にしてしまうのは、ダメだと思う (´;ω;｀)