菜の花の彼 -ナノカノカレ- 80話 14巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください
マーガレット14号の菜の花の彼 -ナノカノカレ-、感想です
最新コミックス13巻 発売中!
ネタバレ配慮してなくてすみません
菜乃花の記憶が“戻った”わけではなかったか・・・、鍵は隼太の声って言ってたんだから、まあ そうですよね・・・
でも やっぱり、隼太の あの言葉が菜乃花の心を揺さぶったのは たしかで、記憶が“消える”なんてことは あり得ないんだなあと思った
消えてしまった方が楽だよな・・・と思ってしまうほど菜乃花が苦しんでるの見るのはツラいけど、消えてないってことに安心もする
「記憶ってさ あるけど戻らないの? それとも もう消えたの? どっちなんだろ? なんかよく わかんないな 今のあの人に会ったわけじゃないし 私が知ってるのは 隼太にむかって 汗だくで走ってきた あの人だけだから その印象が強すぎて あの「綾瀬さん」は どこいっちゃったんだろう?って ・・・・・・もし もしまだ どっかに残ってるなら 隼太といた間の あの人ってさ 隼太に無くしていいよ なんて言われて 今 どんな気分なのかな」
マネージャーの子も めちゃめちゃ大人になったなあ・・・、隼太の元カノの子、名前 出てましたっけ・・・? (@_@;)
いま洋と付き合ってるって言うところが相変わらず意地悪っぽい感じだけど、別に隼太のこと吹っ切ってないとかじゃなくて そう言った方が隼太も気を使わないと思ってるんじゃないかな?
すごい美人になってて頭も良さそうだから、洋は いい意味で大変そうだー!がんばれ! (*^▽^*)
隼太の元カノっていう立場として 隼太の良いところも悪いところも分かってて、彼女の意見は とても新鮮だった
というか、ズバッと言ってくれたなあ、と・・・
隼太の全部を理解して ここまでズバッと言ってくれる人は他にいない気がする、“まっすぐ”な嘘って“酷い”んだよって、優しい嘘をついた隼太に面と向かって言える人って なかなかいないでしょ?
菜乃花が隼太と付き合っていた時、鷹人と付き合っていた経験から菜乃花が成長した面も多かったと思う、鷹人の時に嫌な思いを沢山したからこそ
反対に、隼太はマネージャーと付き合ってたことを“隼太の成長”にできた場面って少なかったんじゃないかなって気がしてた
だけど今ここで、元カノだからこそ分かること、言えることを言ってもらえて、隼太とマネージャーが付き合ってたことだって無しにはならないし 意味はあったんだって思えた、時間はかかったけど
菜乃花の記憶は消えてないし、そもそも隼太が覚えてる以上「無し」にはできないのに、優しくて まっすぐな隼太が本気で思った「心にもない大嘘」を「酷い」って言ったマネージャーの言葉って すごく大きいと思うんだよなあ・・・
前回で隼太は鷹人に向かっては強気なことを言ってたけど、結局は菜乃花のこと諦めてたんでしょ??それが菜乃花のためだからって
今回のマネージャーの言葉で隼太の気持ちは変わるんだろうか・・・?
鷹人は鷹人で、隼太の宣言を気にしないようにしてたけど、ここから「綾瀬さんを幸せにするのは 俺だ」を何度も思い返して苦しむことになる気がする (´・ω・`;)
「・・・隼太くんに会った時 言われたの もし まだ昔の彼氏に わだかまりがあるなら 俺のことを それほどまでには好きになれなかったんだって そう思えばいいって」
「そう言ってもらえて 私 心底 嬉しかったの 目の前がパッと開けたみたいになって そうだよねって あの言葉 思い出す度に 気持ちが軽くなった」
「でも それと同じだけ 幸せなきもちの裏側が焦げるの なんなのか わからないの 焦げついて まっ黒になって ジクジク燃えて痛い 叫び出したいのに喉がつまったみたいに苦しくて」
「私 私 浮き立つみたいな幸せと同じだけ 怒り狂ってるみたい 私の中にまだ何か残ってる こんなのおかしい どうして邪魔されなきゃならないの? 私が鷹人くん好きになった きもち どうして私に怒られなきゃならないの?」
「・・・お願い・・・ キスして もう ぜんぶ 今 鷹人くんのものにして」
今の菜乃花は いっそ記憶が消えてしまったほうが楽だと思う、思うけど、鷹人のものになれば苦しくなくなるっていうのは幻想だと思うよ・・・
実際に鷹人のものになった時、“私”が もっと怒るか、それとも諦めて怒りが静まるか、どっちになるのかは分からないけど・・・
鷹人だって、今の菜乃花を自分のものにしたところで、隼太の言うとおり 苦痛に耐え続けてくことになるだけなんじゃないの??
ここで鷹人が何て答えるのか、すごく重要だと思う、ので早く次回・・・!!!
鷹人をパシャリ☆ 菜乃花を大事にする鷹人を見てると、大人になったなあって気持ちと、反応とか視線とかは子供みたいって思う気持ちの両方になってくるのが不思議