コレットは死ぬことにした 120話 20巻の収録だと思うのでネタバレに気をつけてください

花とゆめ, コレットは死ぬことにした

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第120話 | 20巻

「ゼウス様・・・」

「何ですか この寄り道」

「なんでこんな  ――――後ろ髪引かれるようなもの 見せるんですか」

「後ろ髪を引きに来たからだよ」

「え?」

「昔ぼくはコレットに提案をしたね  “神格を与えたい”って」

「君は断って 人として死ぬことにした」

「だからそれが成された今日」

「もう一度 お誘いに来たんだよ コレット」

「どうか神さまになっておくれ」

「――――・・・」

「も  もう一度」

   神さまに・・・? 

コレットは死ぬことにした120話 花とゆめ2021年20号

■あらすじメモ

■年月が経ち 病にかかったコレットさんは、若くして――――――――・・・・・・

コレットさんが旅立ったことを知っているのは 冥府の住人だけ。

妻の手を握り続ける ハデス様だけじゃなく、ガイコツたちやコツメくんも 悲しみにくれた・・・

■人生を終え、影になった コレットさん

みんな そうするように、裁判所へ向かうため 冥府の中を歩き始め――――ようとしたのだが、光と共に現れたゼウス様に 呼び止められる。

「ゼウス様 どうして  というか ここは」

「今ここは ヘルメスくんが作ってくれた 道の中だよ 

 コレットも何度か 通ったことがあるでしょう?」

「裁判に行く前に ちょっと寄り道しようと思ってさ」

「寄り道?」

「いいでしょ?  付き合ってよ」

「・・・別に いいですけど」

■頑張って生きてきたコレットさんに 悔いはない。

終わるのが早かったことも「こればっかりは しょうがない」こととして 受け入れている。

何も心残りはない・・・と 思っている。

そんなコレットさんゼウス様が見せたものは――――

「あっ コレット そこ!  窓があるよ!」

「窓?  うわっ   どういうこと?」

「覗いてごらんよ」

不思議な力によって、ガイコツたちやコツメくんの姿が見えた。

毎日 大勢の死者と相対しているにも関わらず、コレットさんの死を受け入れられない ガイコツ。

コレットは ただの人間じゃない、家族だと、嫌なものは 嫌だと、泣き崩れる ハリー。

ガイコツが語る コレットさんとの楽しかった思い出話を、静かに涙を流して聞いている コツメくん。

「コレットは そういう奴じゃ   徹頭徹尾 薬師であった」

「あくまで 人間の薬師として」

「患者や仲間に接することが・・・っ」

「あの頃のコレットにとっては   冥府と同じくらい 大切だったのじゃ・・・!」

■なぜ こんな後ろ髪を引かせるようなものを わざわざ見せるのか、コレットさんは ゼウス様に尋ねる。

もう一度 “神さまになってほしい” と、誘うためだと答えた ゼウス様

でも これって ズルイのでは? そう感じて 乗り気ではないコレットさんに対して、何がダメなのかと 畳みかける!

「特別扱いは  不公平です・・・」

「“扱い”じゃなくて  “特別”なんだけど?」

「!?」

「だって コレットは  冥府の家族なんでしょう?」

「冥府の神にとって 唯一無二の存在なんでしょう?  そんな人間 他にいる?」

「それは  ・・・」

「ん  いや 待てよ」

「ぼくたちは 永遠だから  この先どんな出会いがあるかは わからないよね」

コレットさんの心に “心残り” を芽生えさせよう、自覚させようとして、あえて 意地悪な発言。

すると ゼウス様の狙いどおり、コレットさんの気持ちに 迷いが出始めた。

   わたしが いなくなったって   冥府は 続いていく 

   それはもう納得してるよ 

   なら誰かが わたしの代わりになることも   納得 

   納得・・・ 

「コレット」

「!」

「私の妻は お前の他にいない」

「あの窓・・・」

さっきとは違う窓から、ハデス様が見える。

動かなくなってしまったコレットさんを見つめながら 優しい表情で語りかける、ハデス様の姿が。

「永遠に お前だけだ」

「お前に会いに行く度に  愛していると言おう」

「お前が消えたあとも  眠る前に言おう」

「お前の体は 故郷の両親の墓のそばへ  代わりに薬箱は 私の閨へ」

「青服も 贈った飾りも 何もかも」

「お前の気配は 決して消えぬ」

「ハデス様   か  顔 見えない」

「私の妻は コレットひとり」

「私の薬師も コレット   お前だけだ」

「私の」

顔は見ない―――― だけど、ハデス様が流した涙は 見えた。

「コレット・・・」

   あ   どうしよう 

心残りはない なんて言えなくなったし、後ろ髪どころじゃなくなった コレットさん。

ゼウス様は 改めて、コレットさんへ お願いする。

「・・・兄上はああだから  永遠に愛してると言うよ」

「そばにいてやってよ」

「受け取ってよ コレット」

「生涯走り続けた 愛しい親友(きみ)への」

「神々(ぼくたち)からの 祝福を」

   ああ 

   帰りたい 

「・・・はい」

   冥府に 

「冥府に・・・  帰りたい」

「冥府の皆と 一緒にいたい・・・っ」

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